有馬記念2020予想 サンデーレーシング3頭出し『ノーザンF大運動会』

お待たせしました!

今回は師走のグランプリ、有馬記念(G1、中山芝2500m)を取り上げさせてください。

年間で最も馬券が売れる名物レースであり、普段は競馬に興味がない方も年末ジャンボ宝くじと同じく一攫千金を求めるG1レースになります。

いきなり話が脱線しますけど私が20代の頃、職場の仲間に馬券購入を依頼されたことがありました。当時は現在のようにネット投票が普及しておらず、競馬場やウインズに行く友人知人に頼むのが当たり前の時代です。

あれは忘れもしない2002年の有馬記念。先日、天に召された⑧シンボリクリスエス(2人気)が勝利。2着①タップダンスシチー(13人気)、3着②コイントス(8人気)で決まり、3連複1-2-8で4万570円の大荒れになりました(当時は3連単の発売はなし)。

後にジャパンCを圧勝。宝塚記念を連覇するタップダンスシチーは、2002年時点ではG3重賞1勝の平凡なオープン馬。直近の京阪杯(当時は芝1800m)でも5着に敗れており、単勝86.3倍のブービー人気です。

普通に予想していたらまず買えない馬ですけど……。職場仲間の1人である英二(えいじ。漢字は多分合っているはず?)は名前の語呂合わせで、3連複「1-2-8」を1万円購入!?

毎週末馬券と格闘している競馬ジャンキーであれば、実質カネをドブに捨てるに等しい馬券です。

2002/12/22 第47回 有馬記念(G1)

⑧シンボリクリスエス(1着)、①タップダンスシチー(2着)、②コイントス(3着)

リアルな話、馬券を購入せずピー(自主規制)しようかと真剣に考えましたけど……。辛うじて良心の方が勝り(苦笑)、依頼どおり馬券を購入したワケですよ?

そしたら本当に「え(8)・い(1)・じ(2)」で決まり、「1-2-8」3連複4万570円ですから払い戻しは一撃帯封の400万オーバー!

競馬は儲かった奴がゴチするのが鉄則。その後のブログで書けない酒池肉林祭りはさておき(苦笑)、馬券●●でたらガチでヤバかった……大汗

改めて競馬は筋書きのないドラマと思ったのと同時に、全国の競馬ファンの皆さま。ネット投票に加入していない知り合いから馬券購入を頼まれても、買い目は前金(←超重要!!)で本人の指示どおり買いましょう。いや、本当、マジで!!

お酒と同じく飲む、飲まないは自己責任(!?)ですけど、配当次第によってはシャレにならないことになりますよ?

12/27(日)中山11R 有馬記念(G1)

芝2500m 定量 フルゲート16頭

馬番馬名性齢馬主生産者
1バビット牡3宮田直也大北牧場
2ブラストワンピース牡5シルクレーシングノーザンファーム
3クレッシェンドラヴ牡6広尾レース木村秀則
4ラヴズオンリーユー牝4DMMドリームクラブノーザンファーム
5ワールドプレミア牡4大塚亮一ノーザンファーム
6キセキ牡6石川達絵下河辺牧場
7ラッキーライラック牝5サンデーレーシングノーザンファーム
8ペルシアンナイト牡6G1レーシング追分ファーム
9クロノジェネシス牝4サンデーレーシングノーザンファーム
10カレンブーケドール牝4鈴木隆司社台ファーム
11モズベッロ牡4キャピタル・システム村田牧場
12オーソリティ牡3シルクレーシングノーザンファーム
13フィエールマン牡5サンデーレーシングノーザンファーム
14サラキア牝5シルクレーシングノーザンファーム
15オセアグレイト牡4IHR下屋敷牧場
16ユーキャンスマイル牡5金子真人HDノーザンファーム

【12/20(日)更新】ラッキーライラックは『ワケアリ』参戦!?

お待たせしました!

本日は有馬記念の前夜祭と題してクロノジェネシス、フィエールマンと並ぶサンデーレーシング3頭出しの1頭、ラッキーライラックを取り上げさせてください。

いきなり身もふたもないことを言ってしまうと、今回は“大人の事情によるワケアリ参戦”になります(個人の感想です)。

 

順を追って説明すると、エリザベス女王杯レース前の公式会見で松永幹師

 

「今回が最後のレースになるかもしれません」(11/12スポニチより引用)

 

と繁殖入りを示唆していました。

 

しかし、ルメール騎手の華麗な手綱捌きに導かれエリザベス女王杯を快勝。引退レースを有終の美で飾った……と思った直後、レース後にサンデーR代表の吉田俊介氏

 

「馬の様子を見ながらになるけど、有馬記念(12月27日、中山)に行きたい」(11/15スポニチより引用)

 

と前言撤回(!?)。後日、クラブ公式でも「有馬記念でラストラン」と発表されています。

 

大前提として調教師1人の判断で競走馬の引退は決められません。ましてや泣く子も黙るノーザンF生産馬ですからね?

上記のスポニチ報道を整理すると、ラッキーライラック陣営にはエリザベス女王杯で引退するプランがあったのは、松永幹師の発言から動かしようがない事実でしょう。

それが少々言葉は悪いですけど、大外枠の不利を克服しての勝利に気を良くした真の所有者は予定を変更。表向き登録上オーナー(吉田俊介氏はノーザンF副代表を兼務)の意向という形で、もう一丁とばかり緊急参戦に踏み切った……と推測します。

どこからどう見てもエリザベス女王杯が勝負でしたし、好走するには状態面がカギを握っています。今秋は1戦のみしか使っていないとはいえ、惰性で出走は有馬の危険パターンですからね?

ただ、個人的には世論の声に配慮して、ノーザンFグループ内の使い分けを無視した予定変更は、イチ競馬ファンとしては好感が持てます。まぁ、某国総理と同様、場当たり的な感じは否めませんけど(ひと言多い!?)。

スターホースの出走は馬券売上の観点からも大歓迎ですし、ラッキーライラックは参戦の経緯がワケアリであれ、有馬記念は引退繁殖入りするサンデーRの名牝が活躍しています

2014年1着ジェンティルドンナ(馬主:サンデーR、生産:ノーザンF)に続く、引退レースで有終の美を飾れるか要注目です!

2014 有馬記念

④ジェンティルドンナ(1着)

【12/21(月)更新】オーソリティの新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

本日は当初の予定を変更。カレンブーケドール(馬主:鈴木隆司、生産:社台F)に代わり、オーソリティ(馬主:シルクレーシング、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

【期間限定記事】で池添騎手に乗り替わる舞台裏を暴露しようかと思ったんですけど……。旧ブログからご覧の読者諸兄はよ~くご存知のとおり、私は過去にカレン軍団の馬主関係者と“因縁”があります

自称イチ応援団のはずなのにオークスで津村騎手に、先行策を指示できる立場のお方が激おこぷんぷん丸(死語)になっても面倒なので、ここはカレンにブラックスルー(!?)させてください(苦笑)。

ぶっちゃけ今回のオーソリティは代役になるワケですけど、これはこれで結構ヤバイ系です。重賞連勝中と勢いのある3歳馬も気性的に中山芝2500mで不利な外枠を引き当てたら、馬券は1枚も買わない予定でいます(詳しくは【期間限定記事】を参照)。

 

さらに!

 

極めつけは競馬週刊誌に掲載されたフォトパドックで、見逃せない“変化”が確認できたからにほかなりません。

詳しくは読者各自で競馬ラボ馬体FOCUS オーソリティをチェックしてください。誰でも無料で閲覧可能ですし、過去の立ち絵と比較すれば違いは一目瞭然ですよ!

具体的には前走時のアルゼンチン共和国杯では確認できなかったのに、今回は両前脚にエクイロックス(接着蹄鉄)を使用しています。

補足として弥生賞3着時も同様の処置を施していましたし、全くダメなワケではありません。

ただ、前走はルメール騎手の神業もあったとはいえ、エクイロックスを使わず快勝ですからね。状況から推測するに、爪に何かあったと考えるのが自然でしょうね~。

2020 アルゼンチン共和国杯

⑱オーソリティ(1着)

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【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】

【12/22(火)更新】有馬記念で穴馬候補バビットに注目する理由

お待たせしました!

本日はオーナー・サイダー的に有馬記念で要注目の穴馬候補、バビット(馬主:宮田直也、生産:大北牧場)を取り上げさせてください。

【セントライト記念】バビット(馬主:宮田直也)に注目する理由の繰り返しになりますけど、バビットの父ナカヤマフェスタは2009年のセントライト記念勝ち馬。馬主の和泉信一オーナー(故人)は、中山馬主協会の会長を長く勤められた超重鎮です。

血統的(!?)に狙えるのはもちろんのこと、バビットの宮田直也オーナーも中山馬主協会に所属しています。

すなわち、2走前に4番人気で逃げ切ったセントライト記念(G2、中山芝2200m)は、オーナー地元開催での重賞勝利でした。

2020 セントライト記念

⑥バビット(1着)

しかし、前走は【10/20(火)更新】菊花賞でバビットを絶対に買ってはいけない理由で詳しく解説したとおり、コントレイルを筆頭とするノースヒルズ軍団の馬主組織戦に巻き込まれたこともあり、デビュー以来初めてとなる3番人気で10着と馬券外に敗れます。

しかし、有馬記念の舞台は重賞勝ちの実績がある中山。厳しい流れに巻き込まれた前走は参考外ですし、宮田直也オーナー地元開催替わりです。

馬主と縁の深い競馬場で出走する勝負馬を狙い撃つのがオーナー・サイダー馬券術。これだけでバビットに注目する理由となりますし、尾花栗毛(たてがみと尻尾が金色)の補正込みとはいえ、個人的にトウショウファルコを彷彿とさせるので好きな馬の1頭だったりします。

それだけに前走は泣いて馬謖ならぬバビットを斬る形になりましたけど……。個性派ホースとして頑張ってほしいですし、有馬記念は菊花賞組が過去10年で[4-1-2-3]勝率40%、連対率50%、複勝率70%と大活躍!

22(火)時点で菊花賞組のディープボンド、ブラックホールは除外対象。唯一の該当馬となるバビットの走りに要注目です。

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【ここから先は期間限定記事】

※大人の事情により近日中に削除します

この場を借りて今回は、【10/20(火)更新】菊花賞でバビットを絶対に買ってはいけない理由の補足説明をさせてください。

実際のレースでは記事で指摘したとおり、ノースヒルズ軍団のペースメーカー担当(!?)、キメラヴェリテが何が何でもハナを切る構えを見せます。

それはバビット陣営とて百も承知。事前の打ち合わせどおり内田博騎手は不毛な先手争いを避けて離れた2番手を追走これも私の読み通り……というか、ほかに有効な作戦が無かったと表現するのが適切でしょう。

ただでさえ馬体や血統的に距離不安があるバビットです。これまで結果を残している先行策で、道中どれだけスタミナを温存できるか。理論上、後方に控えて直線勝負という奇策も可能とはいえ、初めての3000mで1度もやったことがない競馬は現実的ではないでしょう。

結果、キメラヴェリテは4コーナー手前でお役御免。800m過ぎから押して先頭に立ったバビットは直線半ばでガス欠を起こし、二ケタ着順に大敗しました。

内田博騎手も意識的に仕掛けを早めた感じですし、結果論になりますが自ら勝ちに動かなければ、もう少し着順が上がったかもしれません。

ただ、どう乗ってもキメラヴェリテが逃げる以上、勝つチャンスは限りなくゼロだったと思いますけどね~。

2020 菊花賞

⑪バビット(10着) ⑰キメラヴェリテ(18着)

【12/23(水)更新】爆穴候補ミッキースワローが狙える理由(※追い切り後に脚部不安を発症して回避しました)

お待たせしました!

本日はオーナー・サイダー的の爆穴候補の1頭、ミッキースワロー(馬主:野田みづき、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

有馬記念と同舞台の日経賞(G2、中山芝2500m)勝ち馬も、某ネット競馬の想定オッズだと12番人気ですか。みんな大好きヨシオの時に手動操作で介入して物議を醸した算出方法とはいえ、少々ナメられ過ぎじゃないですかね?

中山では重賞2勝を含む[3-2-0-4]連対率55.6%を誇るコース巧者ですし、オーナー・サイダー的に要注目は

 

【ポイント】

野田みづきオーナーは中山馬主協会に所属しているご当地馬主

 

なのも見逃せません。

 

夫でダノックス代表・野田順弘オーナーも中山の所属ですけど、2020年の春開催では中山記念ダノンキングリー。オーシャンSダノンスマッシュ、日経賞ミッキースワローと、ご夫妻で重賞3勝をマーク!

中山馬主協会ホームページ愛馬の記録ぬいぐるみ贈呈者では、オーナー夫妻の姿が確認できますので是非チェックしてください(日経賞ミッキースワローはコロナウイルス第一波と時期が被り口取り撮影はなし。仕方ないね)。

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【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】

【12/24(木)更新】昨年3着ワールドプレミアは買えるor買えない?

お待たせしました!

本日は聖夜の夜に水着美女が降臨(!?)、ワールドプレミア(馬主:大塚亮一、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

全国の健全な読者諸兄がお待ちかねの『お宝映像』は、大人の事情により【期間限定記事】で公開するとして……。

ここだけの話、世間の評価ほど今回のワールドプレミアは、感触的に何とも言えない感じだったりします。

もちろん昨年の3着馬ですし、ジャパンC6着も約11ヶ月の久々を考慮すれば、内容は悪くありません。

ただ……。長期休養明けを使われた割には、中間の動きがいまいちパっとしないんですよ?

藤岡康騎手が騎乗した1週前追い切りの時計も平凡そのもの。私が愛用している専門紙Bの調教短評では「完調には今ひと息」と酷評されています。関係者からのクレームを避ける意味合いで無難な表現が目立つ新聞では、かなり思い切った表現です。しかも有力馬で!

 

挙句の果てに最終追い切りに騎乗した武豊騎手は、23(水)更新の直筆コラムで

 

「ワールドプレミアは、4歳になってもまだ子供っぽいところが残っています。稽古で目立たないのは、それも以前から変わらないことなので気にしませんが、この強力なメンバーでどんな競馬になるかは、乗っているほうも想像がつきません。器の大きさに期待です」(武豊オフィシャルサイトの原文ママ)

 

馬主関係者に配慮して言葉を濁していますけど……。お世辞にも良くはないでしょう。

 

それでいて推定5番人気ですし、当日の気配次第とはいえ馬券的には消して妙味あり!?(私は大塚亮一オーナーと相性が悪いですし、こんな時に限って来るんですけどね~)。

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【ここから先は期間限定記事】

※大人の事情により近日中に削除します

ジャパンC出走時は絶対に来ないと確信していたので(オイっ!?)、意図的に触れませんでしたけど……。当時スポーツ各紙で大々的に取り上げられたように、大塚亮一オーナー(牡46)は俳優・おりも政夫さんの長女・おりもりお(牝29)さんと婚約を発表!?

一部報道では父・おりも政夫氏と同じく、クリスマスの12/25(金)に結婚するとのこと。有馬記念の2日前ですよ、奥さん!

当然、有馬記念のワールドプレミアは勝負と思いきや……。休養明けのジャパンCで走り過ぎた反動か、思ったより中間の気配が上がって来ないんですよね~。

1週前、最終追いを含めて馬主関係者が馬券をハメるため、俗に言う“引っ張り”(意図的に弱気コメントを出して人気を下げること)なら、かなり強引ですけどツジツマは合います。

ただ、大塚亮一オーナーは17歳年下の女優と結婚できるほどの資産家。カネは有り余っていますし、武豊騎手まで巻き込んで(!?)、人気を下げる理由が見当たりません。

まぁ、純粋にサイン馬券(!?)として狙うなら先日、「JRAのCMキャラクターを務める松坂桃李さんと戸田恵梨香さんが電撃婚=結婚つながりでワールドプレミア?」という、力技も可能ではあります。自分で書いている時点で相当苦しいですし、やっぱり無いな(苦笑)。

個人的に「おりも政夫=水泳大会」のイメージ。気合いで探してきたお宝YouTube動画のように冬にも開催がありましたけど、有馬記念で激走はちょっと違うかも?

寒中水泳大会 西城秀樹 郷ひろみ

<総合司会>おりも政夫

【12/25(金)更新】フィエールマンも『ワケアリ』参戦!?

お待たせしました!

本日はノーザンF大運動会で主役級の1頭、フィエールマン(馬主:サンデーR、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

いきなり核心部分から書きますけど、この馬も【12/20(日)更新記事】で紹介したラッキーライラック(馬主:サンデーR、生産:ノーザンF)と同様に、参戦経緯がワケアリだったりします。

 

順を追って説明すると、当初フィエールマンは

 

【ポイント】

「9/27オールカマー(G2、中山芝2200m)→11/29ジャパンC(G1、東京芝2400m)」

 

という予定を組んでいました(詳細は【11/1(日)更新】天皇賞・秋の最終結論!の過去記事を要チェック)。

 

しかし、【天皇賞・秋】フィエールマンとグランアレグリアの共通点で詳しく説明したとおり、オールカマーはズル休みではない熱発により回避。「天皇賞・秋→有馬記念」のローテに変更を余儀なくされます。

 

ちなみに……。手前ミソで恐縮ですけど、上記の件は12/21に掲載されたサンデーR代表・吉田俊介氏のインタビュー記事で

 

「今春は目標だった天皇賞を連覇できましたが、やはり長距離戦はダメージが大きい。ゆっくり休ませて秋はオールカマーからジャパンCの予定でしたが、熱発の影響で天皇賞から有馬に目標を切り替えました」(12/21スポニチの原文ママ)

 

と公式(!?)に裏が取れています。

 

要は“真の所有者”が同じアーモンドアイ(馬主:シルクR、生産:ノーザンF)と、少々言葉は悪いですが使い分ける予定だったんですよ?(吉田俊介氏はノーザンF副代表を兼務)。

フィエールマンは中山で勝利経験があるとはいえ、単勝1倍台で2着に取りこぼした19年アメリカJCC。昨年の有馬記念も勝ったリスグラシューから1秒以上も離された4着ですし、お世辞にもベスト条件とは言えない舞台です。

G1競走3勝も全て直線に坂が無い京都の天皇賞・春、菊花賞で挙げたもの。本質的に小回りでゴール前に心臓破りの急坂が待ち受ける、中山コースは合っていない可能性があります。

だからこそ陣営は当初オールカマーを事実上の叩き台にして、ジャパンCを目標に調整していたワケで……。

しかも今回は中山芝2500mで不利な外目の枠に入りましたし、鞍上がルメール騎手で無ければ買いたくないですよね~(先週の朝日杯FSで暴走した10着モントライゼでも同じことを言っていたのは気のせい?)

2019 アメリカJCC

④フィエールマン(2着)

2019 有馬記念

⑤フィエールマン(4着)

【12/26(土)更新】クロノジェネシス、お前もか!?

お待たせしました!

本日は有馬記念ファン投票1位、クロノジェネシス(馬主:サンデーF、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

いきなり結論から書くと、この馬もラッキーライラック、フィエールマンと同じく、『出走経緯がワケアリ』です。クロノジェネシス、お前もか!?

 

ご存知の方を多いと思いますけど、天皇賞・秋3着後に陣営は

 

【ポイント①】

12/13(日)香港カップ(芝2000m)の招待を受託

 

しています。

2020 天皇賞・秋

⑦クロノジェネシス(3着)

ここは競馬ファンの皆さんが誤解しやすい箇所なので、少々長くなりますが補足説明をさせてください。

大前提として香港国際競走に出走するには、事前に予備登録が必要です。

余談として登録料は無料なので、あまり大きな声では言えませんけど、一部陣営は「本当に出る気あるの?」という馬も少なくありません。

それはさておき、最終的には主催者である香港側が競走成績などを吟味。実績のある馬順に招待状を送り、陣営が正式に受託することで出走可能です。

すなわち、予備登録は売名行為を兼ねた“冷やかし”であっても、「招待を受託=出走する意思がある」ということになり、意味合いが全く異なります。

 

重要なことなのでもう1度言いますよ。クロノジェネシスは予備登録だけに留まらず、香港カップの招待を受託した時点で

 

【ポイント②】

当初の目標は有馬記念では無かった

 

ということ。

 

今年はコロナ禍により海外遠征には様々な制約があるとはいえ、「正式に招待を受託→やっぱり止めます」ですからね。関係者の隔離処置などは予備登録の時点で重々承知していたはずですし、主催者である香港側もいい迷惑ですよ?

話をまとめると、サンデーレーシング3頭出しクロノジェネシス、フィエールマン、ラッキーライラックは、いずれも当初の目標は有馬記念ではありません!

三者三様ならぬ三頭三様の事情がありますけど、臨戦過程を振り返ると世間の評価ほど絶対的な存在とは言えないでしょう(個人の感想です)。

 

サンデーRワケアリ3頭出しの取捨は?

◎は絶好枠を引き当てた伏兵候補を抜擢!?

【衝撃】心の本命馬はブログ未登場の隠し玉!?

 

大注目の有馬記念(G1)最終結論は、12/27(日)12時30分頃更新の記事で公開します!

【12/27(日)更新】有馬記念の最終結論!

お待たせしました!

クロノジェネシス(馬主:サンデーR、生産:ノーザンF)

ここだけの話、当初は◎バビット―〇クロノジェネシスの予定でした。

有馬記念で[4-1-2-3]勝率40%、連対率50%、複勝率70%と相性抜群の菊花賞組。逃げ馬には絶好の1枠1番を引き当て、さらに同型馬キセキ(馬主:石川達絵、生産:下河辺牧場)は控える見込み……という、マル秘情報(笑)が入っていたからです。

今回からキセキは制御力が強い『クロス鼻皮』という特殊馬具を装着。これはジャパンCでヨシオのテレビ馬(死語)に等しい無謀な競り合いもあったとはいえ、エキサイトして暴走逃げになったのを避ける目的があります(個人の感想です)。

この時点で「できれば行きたくない……」という意思表示に等しいですし、バビットの単騎逃げならワンチャンあるかなと?

 

ただ……。オフレコ(非公式)ですけど、キセキ陣営の一部からは

 

「(クロス鼻皮で)制御できればいいけど、無理に抑え込んでも良い馬ではないので……」

 

と折り合いを欠いて掛かったら“ぶっ放しOK(!?)”とも受け取れる、ヤバイ話が漏れ伝わってきたんですよ~。

 

キセキに絡まれる形になれば、バビットは勝利どころか3着以内も難しくなります。そこで馬券は心中を避けて▲単穴評価に。対抗予定だったクロノジェネシスを◎に昇格させた次第です。

勝負の手綱を託された北村友騎手は有馬記念に初騎乗。出遅れた前走の天皇賞・秋では枠内でガタガタする素振りが見られただけに、ゲート後入れ偶数枠(5枠9番は先入れ)が希望していたなどなど、不安要素が無いわけではありません。

それでも早い段階で目標を香港から有馬記念に切り替えたお陰で、状態に関してはサンデーR3頭出しで1番と断言できます!

登録上オーナーのサンデーレーシングも、年間最多G1勝利馬主記録となる前人未到の9勝目がかかっています。いい加減、黒、赤十字襷、袖黄縦縞の赤×勝負服も見飽きましたけど(苦笑)、オーナー・サイダー的には収まりがいいのかなと。お願い許して!

〇対抗 ※心の本命馬カレンブーケドール(馬主:鈴木隆司、生産:社台F) 

12/21(月)更新記事の冒頭及び【期間限定記事】で限定公開しましたけど、今回のカレンブーケドールは絶対に買わなければならない1頭です。

それは津村騎手から池添騎手に鞍上が強化されたとか、そんな単純な理由ではありません。

秘密のバイト先で使った原稿の流用(オイっ!?)になりますけど、近2走はコロナ禍により現地入りしてトンボ帰りを余儀なくされたドバイ遠征の影響が尾を引き、良い頃のデキにはほど遠い状態でした。

2着に取りこぼしたオールカマーはせいぜい5~6分。あの競馬を津村騎手のせいにはできません。逆にあれだけ酷いデキで大接戦を演じたのは、地力の裏返しにほかならないからです。

アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトに迫ったジャパンCですら、私の見立てでは7~8分程度。今秋3戦目の今回は調教でも好調時の(良い意味で)掛かる素振りが戻ってきましたし、3強を物差しにすれば有馬記念でも勝ち負け可能でしょう!

泣く泣く手綱を譲った(!?)、津村騎手の立場で代弁すれば「ようやく状態が上向いてきたのに……。池添さん、(折り合いを欠いて)ヘグらないかな~」と思っているかもしれませんよ?(小宮注。「」内のコメントは個人の妄想です)。


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小宮城

1978年千葉県出身。17歳のときに悪友に連れられ競馬と出会って以降、その半生をかけて没頭。「馬主にとって競馬とはあくまで『経済活動』である」という見地に立ち、厩舎・牧場との関係性に着目した「オーナー・サイダー馬主馬券術」を完成。月刊誌「競馬の天才」で長期連載中。

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