【CBC賞2020予想】有力馬&ワケアリ穴馬の新聞に載らない激裏話

こんにちは!オーナー・サイダー予想家、小宮城です。

いよいよ今週から本格的な夏競馬シーズンに突入!

福島では3歳限定のハンデ重賞ラジオNIKKEI賞が行われますが、個人的には京都競馬場の改修工事にともなう関係により、今年は阪神で行われるCBC賞(G3、ハンデ芝1200m)に注目しています。

何といっても今年は“幻のG1馬”クリノガウディーが参戦!高松宮記念では1位入線も他馬の進路を妨害して4位降着となったものの、初の芝1200m戦でモズスーパーフレアやグランアレグリアに先着した実績は高く評価できます。

またオーナー・サイダー的に栗本博晴オーナーは阪神ご当地馬主ですし、地元開催で行われる重賞に凱旋出走となるのも見逃せません。

2018年には中京ご当地馬主、長良レーシングクラブの勝負馬ナガラフラワー(9人気)が2着に激走。勝ったアレスバローズと◎―〇大本線で仕留めたレースでもありますし、ご期待ください!


CBC賞 (GⅢ)
2020年7月4日(日) 阪神芝1200m(内)


馬番馬名性齢斤量騎手
1ナインテイルズ牡953中井
2レッドアンシェル牡657福永
3ラブカンプー牝551斎藤新
4グランドロワ牡655和田
5エイシンデネブ牝553
6アンヴァル牝554岩田望
7クリノガウディー牡458横山典
8ロケット牝552酒井学
9タイセイアベニール牡556松山
10ショウナンアンセム牡756鮫島駿
11アウィルアウェイ牝455.5川田
12ダイシンバルカン牡852国分
13ミッキースピリット牡454松若
14ディメンシオン牝653松田
15ノーワン牝453浜中
16ジョイフル牡656川又

【7/1(水)更新】レッドアンシェルの新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

本日は某競馬ポータルサイトの想定オッズでは意外と人気(!?)、レッドアンシェル(馬主:東京ホースレーシング、生産:ノーザンF)を取り上げたいと思います。

不良馬場で行われた昨年のCBC賞で悲願の初重賞制覇。2走前まで7戦連続1番人気に支持された実力馬でもあります。

しかし、好事魔多し。レース後に脚部不安を発症して約7ヶ月の長期休養を強いられました。

その影響は深刻で復帰戦のシルクロードSではゲートのタイミングが合わなかったとはいえ、鞍上のフォーリー騎手が東京HRクラブ公式で

 

「追い出してからも違和感があったためダメージを残さないよう無理はしませんでした」(原文ママ)

 

と語るほど、勝ち馬から5秒2も離された18着最下位に沈みました。

これは競馬用語でいうヤラズ。夏競馬も毎週末馬券と格闘しているファンであれば、Y騎手(仮名)の得意技として広く知られていますね(苦笑)

ただ、Y騎手と違いフォーリー騎手は短期免許で来日している外国人ジョッキー。彼らは日本へ出稼ぎに来ていますし、しかも重賞で1番人気馬に騎乗して「無理をしなかった=ヤラズ」は明らかに異常です。

ここから先は私の勝手な想像になりますけど、乗った感触として「本気で追ったらパンク(故障)するかも……」と思ったのではないでしょうか?

シルクロードSは直線半ばでヤラズ

あまり大きな声では言えませんが、リーディング上位騎手ほどヤバイ馬には乗りたがりません。万が一、レース中に脚部不安を発症して落馬したら、人馬とも長期休養を余儀なくされます。

レッドアンシェルが長く休んでいた理由は表向き屈腱炎の前兆(公式HPより)ですけど、ひと叩きした京王杯SC11着の結果を振り返っても、完全復調には時間が必要かもしれません。

叩き3戦目となる今回は6/25(木)の1週前追いで、自己ベストとなる4F50秒4の好タイムをマーク。これは同日の栗東坂路2番時計ですし、馬場の良い朝イチに追われたことを考慮しても上積みは見込めそうです。

7/1(水)の最終追いは馬場も悪かったので4F54秒4と無理をしなかった印象ですけど、昨年と比べると物足りなさは否めず、個人的にはハンデ57キロも加味して△評価。オッズ次第によってはバッサリ切っても……?

次回更新は7/2(木)を予定しています。阪神芝1200mで無類の強さを誇る短距離大好きオーナーのワケアリ穴馬にご期待ください!

【7/2(木)更新】穴はゴドルフィン2頭出し前門の虎、後門の狼!?

お待たせしました!

本日はCBC賞にジョイフル、ロケットの2頭出し、ゴドルフィンにスポットを当てたいと思います。

私の愚書オーナー・サイダー~平成最後の馬主戦争~でも詳しく取り上げたように、短距離戦に限定すればノーザンF関連名義を凌駕するダーレー軍団!

論より証拠。阪神芝1200mの馬主別成績でゴドルフィン(H.H.シェイク・モハメド名義を含む)は、過去5年で[10-4-5-19]勝率26.3%、連対率36.8%、複勝率50%と、2回に1回は3着以内に好走しているほど。

阪神芝1200m馬主別成績(過去5年)

4走前に阪神芝1200mのオープン特別タンザナイトSでナックビーナス以下を抑えて勝利したジョイフルは、距離短縮でガラリ一変が見込める1頭になります。

近2走続けて二桁着順に敗れているのにハンデ56キロは背負わされた印象も、それだけハンデキャッパーに実力を認められた証拠でしょう。

3ヶ月半の休養明けで実績の無い芝1600mを叩いた上積みが見込めますし、前崩れの流れになれば大駆けがあっても驚けません。

またジョイフルがダーレー軍団2頭出し“後門の狼”なら、オーナー・サイダー的に“前門の虎”ロケットの出方にも要注目です。

同馬は芝1200m戦が初めてで、重賞の速いペースに対応できるのか不安は募ります。

しかし、日曜の阪神は週中に降った雨の影響でパンパンの良馬場は望み薄。得意の道悪になれば無類の強さを発揮するだけに、良馬場で行われた前走と3走前はノーカウントしてもいいくらいです。

軽ハンデのダーレー牝馬に酒井学騎手は先日のマーメイドSを快勝したサマーセントを彷彿とさせますし、当日の馬場状態によっては本命抜擢まで検討している魅惑の穴馬ですよ!

【7/3(金)更新】アウィルアウェイの新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

本日はCBC賞で上位人気が予想される有力馬の1頭、アウィルアウェイ(馬主:吉田勝己、生産:ノーザンF)にスポットを当てたいと思います。

同馬は登録上の名義こそ吉田勝己氏ですけど、その実態は個人馬主向け共有出資システム社台グループオーナーズ所属馬になります。

これは吉田三兄弟が各牧場の生産馬を持ち寄り「吉田照哉=社台F」、「吉田勝己=ノーザンF」、「吉田晴哉=追分F」と名義に分別。ノーザンF生産の社台オーナーズ募集馬は、原則として吉田勝己オーナー名義で走っています。

ただ、現在は“大人の事情”により表向き競馬界から撤退を余儀なくされた(!?)、元KTオーナーズ名義のアルジャンナ、エカテリンブルク、スーパーフェザーなども含まれています。

同一名義に事実上の●●貸しに等しい個人所有馬(!?)と、共有馬が混在しているのでご注意ください。

アウィルアウェイに関しては父ジャスタウェイを所有していた大和屋暁オーナーは、公式の場で共有オーナーと認めていますね(詳しくは競馬ラボに掲載されている直筆コラムをご覧ください)。

社台グループオーナーズ公式HPより

この場ではとりあえず、競走馬の所有形態は第二次大戦時の欧州情勢に匹敵するほど複雑怪奇……と覚えていただくとして(苦笑)、今回のアウィルアウェイはノーザンF生産馬が十八番とする外厩で7~8分まで仕上げて、入厩約10日での出走となります。

その影響か、1週前に撮影されたフォトパドック画像を見る限り、気持ち腹回りに余裕があるように感じますね。

詳しくは競馬ラボ馬体FOCUSをご覧ください(無断転載はダメ、ゼッタイ)

参考までにシルクロードS1着時はレースの約1ヶ月前に帰厩。3週連続坂路で一杯に追われ、前走時から+4の478キロで勝利しています。

猿も木から落ちる、弘法も筆の誤り、泣く子も黙るノーザンFしがらきにも見込み違いはあります。

先週の宝塚記念でもラッキーライラックが約1ヶ月で30キロ減となる急激なダイエットを敢行するも、レースでは524キロ(+4)と過去最高体重で出走。見せ場なく6着に敗れました。

もちろん余裕残し以外にも馬場適性など別の敗因が考えられるとはいえ、今回のアウィルアウェイはレース当日の馬体重に注目した方がいいかもしれませんよ?

【7/4(土)更新】クリノガウディー&横山典騎手の新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

本日は2020年のCBC賞で文句なしの主役、クリノガウディー(馬主:栗本博晴)にスポットを当てたいと思います。

記事冒頭でも紹介したように、栗本博晴オーナーは阪神馬主協会に所属するご当地馬主になります。

京都競馬場の改修工事により例年の中京ではなく阪神で開催される今年は、オーナー地元開催で行われる重賞となるわけです。

そんな背景もあり今回は「主な勝ち鞍:2歳新馬」にも関わらず、前走の高松宮記念1位降着を事実上の“みなしG1勝利”とされて、1勝馬では前代未聞となるハンデ58キロでも強行出走(!?)してきました。

馬主(プレイヤー)が直前でも出走レースを変更できる某国民的競馬ゲームであれば、間違いなく出走を回避している斤量ですよね(苦笑)

参考までにクリノガウディーの収得賞金は2600万。サマーシリーズ第1戦で賞金別定の函館スプリントS(G3)であれば、斤量増なしの56キロで出走可能でした。CBC賞に参戦がどれだけ異例尽くめか、お分かりいただけたでしょう。

事実、この中間は調教で好時計を連発。1週前追いでは栗東坂路の自己ベストとなる4F50秒4を叩き出すなど、G1仕様の目イチ仕上げを施されています。

馬主お膝元に出走する勝負馬を狙い撃つのがオーナー・サイダー馬券術ですし、理不尽なハンデ58キロでも本命にせざるを得ない……。正直、そんな感じですね。

ただ、“大人の事情”によりG1好走の殊勲者である和田竜騎手を降ろし、横山典騎手に勝負の手綱を託したのは、個人的に少々いただけません。

あまり大きな声では言えませんけど、横山典騎手に限らずベテラン騎手は馬場が悪いとヤ〇ズが目立つんですよね~。

論より証拠。横山典騎手は重~不良時の芝レース成績は勝率ひと桁まで悪化!?

それに対して和田竜騎手はどんなに馬場が悪くても、最後まで諦めず追ってくれます。不良馬場で複勝率50%と現役屈指の道悪巧者であり、土曜に降った雨の影響が残りそうな今回に限って陣営の選択は……?

馬場状態(芝レース)別成績

クリノガウディーの取捨及びCBC賞の最終結論は、7/5(日)12時30分頃更新の記事で公開を予定しています。◎はまだ登場していない有力馬か。人馬とも重馬場の鬼、和田竜騎手に乗り替わるグランドロワか!?

【7/5(日)更新】CBC賞の最終結論!

お待たせしました!

ロケット(馬主:ゴドルフィン、生産:ダーレーJ・F)

2(木)更新の記事で詳しく紹介したように、阪神芝1200mの馬主別成績で[10-4-5-19]勝率26.3%、連対率36.8%、複勝率50%と、2回に1回は3着以内に好走しているゴドルフィン(H.H.シェイク・モハメド名義を含む)。

今回は同馬主2頭出し“前門の虎、後門の狼チームプレー”の布陣。ぶっちゃけ過剰人気ですが(苦笑)、注目しないわけにはいかないでしょう。それだけ多くの方が狙っている裏返しですし、ここは初志貫徹◎で行かせてください!

心の本命馬ジョイフル(ゴドルフィン、生産:ダーレーJ・F)

前門の虎ロケットだけでなく、後門の狼ジョイフルの存在も忘れてもらっては困ります。前走の1600m戦を叩いてCBC賞に使うのは予定の行動。着順は度外視できますし、4走前にナックビーナス以下を豪快に差し切った阪神芝1200m替わりでガラリ一変が見込めます。

ここだけの話、ジョイフルは揉まれ弱く1枠1番に入った近2走の二桁着順はノーカウント。今回は一転して願ってもない大外枠を引き当てましたし、道中のペース次第によっては4走前の再現も可能でしょう。阪神芝1200mのゴドルフィンは単勝をベタ買いしても儲かるほど激アツ。どんな形であれ馬券を押さえておいて損はありませんよ?

小宮城

1978年千葉県出身。17歳のときに悪友に連れられ競馬と出会って以降、その半生をかけて没頭。「馬主にとって競馬とはあくまで『経済活動』である」という見地に立ち、厩舎・牧場との関係性に着目した「オーナー・サイダー馬主馬券術」を完成。月刊誌「競馬の天才」で長期連載中。

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