【エリザベス女王杯2020予想】ノーザンF『ルメール最優先』の舞台裏

お待たせしました!

今年は京都競馬場の改修工事により、阪神で行われるエリザベス女王杯(G1、芝2200m)を取り上げさせてください。

注目は大挙11頭が登録しているノーザンF生産馬の筆頭、昨年に続いて連覇がかかるラッキーライラック(馬主:サンデーR)でしょう。

詳しくは後述しますけど、今回は“大人の事情”により、ルメール騎手が騎乗予定です。

参考までに今秋G1のルメール騎手は

 

G1レース名馬名着順(人気)馬主生産者
スプリンターズSグランアレグリア1着(1人気)サンデーRノーザンF
秋華賞サンクテュエール16着(8人気)キャロットFノーザンF
菊花賞アリストテレス2着(4人気)近藤英子ノーザンF
天皇賞・秋アーモンドアイ1着(1人気)シルクRノーザンF
エリザベス女王杯ラッキーライラック?着(1人気?)サンデーRノーザンF
マイルCSグランアレグリア?着(1人気?)サンデーRノーザンF
ジャパンCアーモンドアイ?着(1人気?)シルクRノーザンF

※秋華賞サンクテュエール は騎乗を予定していたレイパパレが除外のためスライド

 

とコロナ禍により短期免許で来日できない外国人ジョッキーの“代役”として、F1に置き換えるとノーザンFファーストドライバーの地位を得ています。

 

すなわち、

 

【ポイント】前任者のM.デムーロ騎手は事実上の降板です

 

サンデーR公式HPでラッキーライラックがルメール騎手と発表されたのは10/7。この時点でラウズオンリーユーが出走した府中牝馬S(5着)が行われる10/17より前ですし、先約の絡みとかではありません。

ちなみに……。2019年のエリザベス女王杯1着時もラッキーライラックはスミヨン騎手に乗り替わり、“真の所有者”の期待に応えて見事勝利しています。

余談として同馬は3着に敗れた府中牝馬Sのレース前時点で、本番はスミヨン騎手に内定していました。多くのファンが忘れていると思いますけど、当時の主戦ジョッキーは石橋脩騎手ですからね?

エリ女の馬券取捨に大きく影響を及ぼすラッキーライラックのジョッキー激裏話は、アクセスが少ない月~木の【期間限定記事】で公開するとして……。

 

今年は舞台が「京都→阪神」となることで、例年にも増して波乱含みの様相です。宝塚記念で2015年ゴールドシップ(15着)、16年サトノダイヤモンド(6着)、17年キタサンブラック(9着)と数々の名馬が馬郡に沈んだ、“魔物”が住んでいる芝2200m(内回り)コースですよ?

今年も1番人気サートゥルナーリアが4着に敗れたのは記憶に新しいところでしょう。人気ほどラッキーライラックは絶対的な存在とは言えませんし、今年の宝塚記念で3着に激走したモズベッロ(単勝106.1倍12人気)のような爆穴馬の台頭があっても驚けませんよ!

11/15(日)阪神11R エリザベス女王杯(G1)

芝2200m 定量 フルゲート18頭

馬番馬名性齢馬主生産者
1シャドウディーヴァ牝4スリーエイチレーシングノーザンファーム
2サムシングジャスト牝4グリーンファーム那須野牧場
3リュヌルージュ牝5窪田芳郎坂東牧場
4ソフトフルート牝3ゴドルフィンダーレー・J・F
5リアアメリア牝3シルクレーシングノーザンファーム
6ノームコア牝5池谷誠一ノーザンファーム
7ロサグラウカ牝5サンデーレーシングノーザンファーム
8センテリュオ牝5キャロットファームノーザンファーム
9ウインマイティー牝3ウインコスモヴューファーム
10カーロバンビーナ牝5社台レースホース社台ファーム
11ラヴズオンリーユー牝4DMMドリームクラブノーザンファーム
12ウインマリリン牝3ウインコスモヴューファーム
13サラキア牝5シルクレーシングノーザンファーム
14サトノガーネット牝5サトミホースカンパニー社台C白老ファーム
15ウラヌスチャーム牝5G1レーシングノーザンファーム
16ミスニューヨーク牝3高昭牧場高昭牧場
17エスポワール牝4近藤英子ノーザンファーム
18ラッキーライラック牝5サンデーレーシングノーザンファーム

【11/9(月)更新】ラッキーライラックのジョッキー激裏話その1は『期間限定記事』で公開!

お待たせしました!

本日は登録上オーナーだとリアアメリアと2頭出し、サラキア(馬主:シルクR)を取り上げさせてください。

最初に断っておきますけど、この馬を月曜に選んだのは【期間限定記事】で蔵出し公開するラッキーライラックの元主戦、石橋脩騎手が過去に乗ったことがあるからです(オイっ!?)。

今回は4戦3勝・2着1回と相性抜群の北村友騎手ですけど、この馬は関係者も頭を抱えるほどのムラ駆けですからね~。

デビュー当初はゲートが安定せず出世が遅れるも、調教で古馬顔負けの好時計を連発。3歳秋には能力の違いでオープンまで駆け上がりローズS2着、秋華賞4着と大レースでも好走しています。

しかし、その後は好走と凡走の繰り返し。19年エプソムCではハナを切り2着に粘ったと思ったら、次走の関屋記念では中団に控えて5着。石橋脩騎手に乗り替わったオクトーバーSでは再度逃げて3着と、2歳下の半弟サリオスとは似ても似つかぬ競馬ぶり……。

前走の府中牝馬Sでは苦手と言われていた重馬場で3馬身差の大楽勝ですし、予想屋さん泣かせの馬ですよ!

 

中間も相変わらず調教では素晴らしい動きを披露していますけど、シルクR公式に掲載された出資者向けリップサービス(!?)とは裏腹に、関係者の本音は

 

「今回は実績がない芝2200mだし、いままでとは相手が違うので……」

 

と、半信半疑と言ったところでしょうか?(個人の感想です)。

 

昨年のエリザベス女王杯では直線平坦な京都でも6着に敗れていますし、連勝中を評価されて人気になるなら嫌いたい1頭です!(こんな時に限って来そうな予感が……汗)。

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【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】

【11/10(火)更新】ラッキーライラックのジョッキー激裏話その2は『期間限定記事』で公開中!

お待たせしました!

本日は月曜記事から話の流れで、シルクR2頭出しと片割れリアアメリアを取り上げさせてください。

某競馬ポータルサイトの想定オッズでは4番人気になっていますけど……。現時点で馬券は1枚も買わない予定でいます。

その根拠となるのが2番人気で13着に大敗した、秋華賞(G1)の結果です。

過去10年だと該当馬が4頭しかいなかったため、2000年から過去20年の成績を洗ってみたところ、秋華賞で10着以下に敗れた3歳馬のエリザベス女王杯成績は[0-0-0-16]。1頭も3着以内に来ていません。

この中には2000年5着シルクプリマドンナ、07年11着ローブデコルテ、2010年5着サンテミリオン、11年エリンコートと、4頭のG1オークス馬が含まれているのもポイントでしょう。

実績で劣るリアアメリアがエリ女で巻き返すには、相当な根拠が必要となります。

一応、シルクR公式で秋華賞の敗因は馬場とされていますけど、本当にそれだけでしょうか?

 

トラックバイアス(馬場傾向)や展開が向かなかったことは事実だとしても、私には

 

【ポイント】表沙汰になっていない“弱点”

があると見ています。

 

競馬ファンの間で広く流布されている『右回り苦手説』も、有力な根拠の1つでしょう。

重賞を勝ったローズS(今年は中京芝1800m)、アルテミスSは左回りの競馬場ですし、オークスでも4着と見せ場を作っていますからね?

でも、本当に右回りがダメであれば、エリ女に参戦する真意を測りかねます。

もしくは深読みすると、ノーザンFお得意の“使い分け”により、厩舎サイドでは左回りの方が良いと思っていても、大人の事情により右回りのレースに使わざるを得ない!?

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【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】

【11/11(水)更新】2019年エリ女でルメールがセンテリュオに乗っていた舞台裏

お待たせしました!

本日は広い意味でラッキーライラック、サラキア、リアアメリアの仲間(!?)、センテリュオ(馬主:キャロットF、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

上記4頭は登録上オーナーがノーザンF系列クラブ(サンデーR、シルクR、キャロットF)、外厩がノーザンFしがらき(西軍)という共通点があります。

しがらき調整馬は他にも出走していますけど、センテリュオは昨年のエリザベス女王杯ではルメール騎手に乗り替わり4着に激走!?

秋華賞馬で後に宝塚記念を6馬身差で圧勝する、クロノジェネシスに先着しています。

2019 エリザベス女王杯

⑫センテリュオ(4着)

 

ただ、素朴な疑問として昨年のエリザベス女王杯は

 

【ポイント】

ラッキーライラック=ルメール

センテリュオ=スミヨン

 

でも良かったはずですよね?

 

当時センテリュオは重賞未勝利。オープンで馬券に絡んだことは1度もありません。

しかし、実際のレースではラッキーライラックに短期免許で来日したスミヨン。ルメール騎手は実績で大幅に見劣るセンテリュオに乗っています。

この件に関しては関係各所に最大限配慮して、水・木の【期間限定記事】で紹介しますけど、昨秋のルメール騎手はノーザンFが呼び寄せたスミヨン、マーフィー、ムーアなど外国人ジョッキーの割を食う形で、騎乗馬の質が大幅に低下していました

全ては出走ローテやジョッキーの決定権を握っている影のトレーナー(真の所有者?)の判断とはいえ、騎手の差配から判断するに、センテリュオは現在もノーザンFしがらき調整馬では2番手扱いでしょう(個人の感想です)。

今年はコロナ禍の影響により短期免許で来日する超A級外国人ジョッキーがいないから、ラッキーライラックはルメール騎手になっただけ。本人は口が裂けても言わないでしょうけど、内心は「コロナ、サイコウデス~」と思っているかもしれませんよ?

【2019年秋G1】ルメール騎手の騎乗馬及び成績 

G1レース名馬名着順(人気)馬主生産者
スプリンターズSタワーオブロンドン1着(2人気)ゴドルフィンダーレー
秋華賞コントラチェック15着(5人気)キャロットFノーザンF
菊花賞ニシノデイジー9着(2人気)西山茂行谷川牧場
天皇賞・秋アーモンドアイ1着(1人気)シルクRノーザンF
エリザベス女王杯センテリュオ4着(5人気)キャロットFノーザンF
マイルCSレイエンダ15着(8人気)キャロットFノーザンF
ジャパンCムイトオブリガード8着(7人気)市川義美HDノーザンF
チャンピオンズCゴールドドリーム2着(1人気)吉田勝己ノーザンF
朝日杯FSラウダシオン8着(6人気)シルクR社台C白老F
有馬記念アーモンドアイ9着(1人気)シルクRノーザンF
ホープフルSワーケア3着(2人気)落合幸弘ノーザンF

※阪神ジュベナイルFは香港遠征のため騎乗せず。ラウダシオンは社台C白老F生産馬でも外厩はノーザンFしがらき

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【ここから先は期間限定記事】

※大人の事情により近日中に削除します

先日、某ギャンブルなジャーナルのインタビュー記事で西山茂行オーナー自ら、昨秋の菊花賞でニシノデイジーがルメール騎手に決まった、表向きの舞台裏(!?)を語っていましたけど……。

 

個人的にツッコミどころ満載のインタビュー記事から発言を引用すると、

 

「まずは豊に聞こう」と。それで断られてから考えようと、武豊のマネージャーに連絡を取ったわけです。そしたら「豊は乗れませんけど、ルメールなら乗れますよ」と

 

私の方でかみ砕いて説明すると、当初は武豊騎手(菊花賞ではワールドプレミアに騎乗して1着)に頼むつもりだったけど、詳しくは木曜の期間限定記事で暴露する大人ならぬ“ノーザンFの事情”により、ルメールが空いていたんですよね~。

 

基本的にルメール騎手は短期免許で来日する外国人ジョッキーと同じく、ノーザンFお抱え騎手です(キッパリ)。

事実、2019年の秋G1ではスプリンターズSと菊花賞を除き、馬質はともかく(ジャパンCムイトオブリガードって……汗)、ノーザンF関連馬に騎乗しています。

それが菊花賞では全く関係ない、ニシノデイジーに乗る時点で推して知るべし。

2019年の菊花賞にはワールドプレミア(3人気)以外にも、人気順だとヴェロックス(1人気)、ヒシゲッコウ(4人気)、ホウオウサーベル(5人気)、サトノルークス(8人気)、カリボール(9人気)、カウディーリョ(13人気)とノーザンF生産馬が出走したんですけどね~。

【11/12(木)更新】見逃し厳禁!『ノーザンFジョッキー裏事情』

お待たせしました!

本日は当初の予定では【期間限定記事】で公開を予定していた、『ノーザンFジョッキー裏事情』を、説明が長くなったので通常公開(!?)として取り上げさせてください。

11/11(水)更新の記事では昨秋、ルメール騎手の騎乗馬レベルが大幅に低下していたと指摘しました。

大前提として短期免許で呼び寄せる超A級の外国人ジョッキーは、身元引受馬主が大レースで有力馬を用意しなければならない“契約”を結んでいます。

それが明確になったのが当ブログで何度か紹介している、菊花賞のニシノデイジー(馬主:西山茂行)でしょう。

 

2019年の菊花賞には勝利したワールドプレミア(3人気)以外にも、人気順だと

 

馬名着順(人気)馬主生産者
ヴェロックス3着(1人気)金子真人HDノーザンF
ヒシゲッコウ10着(4人気)阿部雅英ノーザンF
ホウオウサーベル11着(5人気)小笹芳央ノーザンF
サトノルークス2着(8人気)サトミHCノーザンF
カリボール18着(9人気)大和屋暁ノーザンF
カウディーリョ8着(13人気)キャロットFノーザンF

 

とノーザンF生産馬が多数出走していました。

 

基本的にルメール騎手はノーザンFお抱え騎手なので、この中から騎乗馬を選ぶのが筋です。

しかし、ワールドプレミアはルメール騎手とエージェントが同じ武豊騎手で決まり。ヴェロックスは馬主が所有権利を全持ちしている金子真人HDですし、若駒Sではサトノウィザード(2着)に騎乗しているので無理があります。

現実的な選択肢は阿寒湖特別1着で騎乗経験があるヒシゲッコウも、大人の事情(契約)よりスミヨンが乗ることが内定していたため実現せず(小宮注。あのルメールに「だか断る」って……汗)。

仕方なく今度はホウオウサーベルに矛先を向けるも……。結論は強奪(!?)に失敗。当時は蛯名騎手で連勝中ですし、登録上オーナーや調教師の意向もありますからね~。

水面下で菊花賞の騎乗馬獲得ミッションが繰り広げられていた矢先、ニシノデイジーが主戦の勝浦騎手を降ろすと発表します。

あとは皆さんよ~くご承知のとおり。レースでは9着に敗れ、その気になれば乗れたサトノルークス(8人気)は2着に激走。ルメール騎手(正確にはエージェント)、やっちまった!?

補足としてルメール騎手はサトノルークスに騎乗経験(新馬2着)があり、福永騎手で菊花賞に向かうと発表されたのは10/2。対して西山茂行オーナーのブログでニシノデイジーにルメール騎手がアナウンスされたのは9/19です。

 

ただ、一応フォローしておくと、昨秋のルメール騎手はセカンドどころか、スミヨン、マーフィー、ムーア等に次ぐ事実上のノーザンF4番手騎手でした。

マーフィーとムーアが来日していない菊花賞ですらこの有様ですし、上記の超A級3人にビュイックと、契約馬主が社台Fのデットーリが加わった2019年のジャパンCでは、ルメール騎手の騎乗馬はムイトオブリガード(7人気8着)ですよ?

それが今年はコロナ禍の影響で手の平返しですし、勝負の世界とはいえ真の所有者さん、ちょっと節操なさすぎませんかね~(個人の感想です)。

【11/13(金)更新】ノームコアの秋天回避も使い分け!?

お待たせしました!

本日は札幌記念1着時の記事で心の本命馬として激裏話を紹介した、ノームコア(馬主:池谷誠一、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

 

本題に入る前の予備知識に

 

【札幌記念】ワケアリ参戦ノームコアの新聞に載らない激裏話

札幌記念の最終結論(当初ノームコアにルメール騎手が乗る話があった!?)

 

をご覧いただくとして、今回は記事構成に悩みました。

 

旧ブログから毎日ガン見している読者諸兄には説明不要ですけど、私は某局の朝ワイドショーに出演しているコメンテーターT氏(仮名)に勝るとも劣らないほど、過去に色々あって(察してください)、多くの競馬関係者からチェック(監視)されている身です

札幌記念では池谷誠一オーナーがnetkeiba掲示板のハンドルネーム、『くりげ君』として、リアル馬主の生発言を紹介しました。

 

それに補足する形とはいえ、

 

【ポイント】

私の方で馬主(くりげ君)が語っていない激裏話を暴露する

 

という、関係者が見たら結構ヤバイことをやっていたんですよ?

 

結果、くりげ君さん(池谷誠一オーナー)がnetkeibaに降臨しなくなりました(大汗)。

 

11/13(昼)時点の話ですけど、

 

「エリザベス女王杯に出走予定です。一瞬の脚が速い馬ですから、直線が短い方が決まりやすいという判断です」(「」内のコメントは20年9/4くりげ君の投稿まま)

 

の投稿を最後に、現時点まで沈黙を貫いています。どうしてこうなった……。

 

個人的にはベスト条件の天皇賞・秋を回避して、2018年にルメール騎手が乗って5着に敗れたエリザベス女王杯に参戦する『本当の理由』を、馬主サイドの立場から説明してほしかったんですけどね~。

補足として秋天を勝ったアーモンドアイとノームコアは、どちらも外厩はノーザンF天栄を使用しています。

見方によっては影のトレーナー主導による『使い分け』と誤解を受けかねませんし、某国首相が国会質問で滑った言葉を借りれば、“全集中の呼吸”で答弁を期待していただけに残念!?(小宮注。鬼滅の刃は未読です。るろうに剣心の二重の極み的な感じ?)

 

【お知らせ】

全国書店、コンビニで絶賛発売中。小宮城が連載している「競馬の天才!12月号」では、エリザベス女王杯で上位人気が予想されるラヴズオンリーユー(馬主:DMMドリームクラブ、生産:ノーザンF)にスポットを当てています。

最終的な取捨は11/15(日)12時30分頃に公開予定の最終結論をお待ちいただくとして、雑誌的には本命級として狙わなければならない流れです(苦笑)。

◎候補の根拠となる馬主(DMMバヌーシー)の激裏話を書かせてもらっているので、是非チェックしてください!

競馬の天才12月号より

【11/14(土)更新】大外枠より気になるラッキーライラックの不安要素!?

お待たせしました!

本日はエリザベス女王杯の真打ち登場!8枠18番に入ったラッキーライラック(馬主:サンデーR、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

時期によってトラックバイアス(馬場傾向)が異なりますけど、基本的に阪神芝2200mはコース形態の関係により大外枠は不利ではありません

 

枠順以上に気がかりなのは宝塚記念(6着)、札幌記念(3着)時にもブログで指摘した

 

【ポイント】太目残り疑惑

 

でしょう。

 

今回も11/12(木)に発表された調教後の馬体重は、札幌記念から8キロ増となる532キロ

クロノジェネシスに先着して勝利した大阪杯の520キロがベスト体重と仮定すれば、レース3日前時点で12キロほど重いことになります。

昨年のエリザベス女王杯を勝った時が518キロですから、良く言えば5歳を迎えた今季も成長中(!?)ということでしょうか(個人の感想です)。

2020 宝塚記念

⑪ラッキーライラック(6着)

2020 札幌記念

⑥ラッキーライラック(3着)

ラッキーライラックの取捨は11/15(日)12時30分頃に公開予定の最終結論をお待ちいただくとして、「M.デムーロ→ルメール」乗り替わりの経緯からも、ノーザンFは間違いなく勝ちに来ています。

ただ、エリザベス女王杯は2011年スノーフェアリーを最後に、1番人気馬が8連敗中ですからね~

今秋のG1はスプリンターズS、秋華賞、菊花賞、天皇賞・秋と1番人気馬が勝利しているとはいえ、レースの性質的に今回は飛びそうな予感も……?

【11/15(日)更新】エリザベス女王杯の最終結論!

お待たせしました!

ラヴズオンリーユー(馬主:DMMドリームクラブ、生産:ノーザンF)

狙える理由は全国書店、コンビニで絶賛発売中。小宮城が連載している「競馬の天才!12月号」をご覧いただくとして(立ち読みはダメ、ゼッタイ)、この場を借りて月刊誌の宿命により、雑誌の掲載できなかったマル秘ネタを蔵出し公開させてください。

ここだけの話、一部ネットメディアでは「M.デムーロはラッキーライラックではなく、ラヴズオンリーユーを選んだって聞いたんですけど……」という、怪情報(!?)が出回っています。

これは競馬界でよくある“立場の違いによる意見の相違”であり、私が勝手にM.デムーロ陣営の言葉を代弁すると、

 

今回が引退レースのラッキーライラックより、負けても乗せ続けてくれるラヴズオンリーユーの方が魅力的に映った

 

と言うところでしょうか?(個人の感想です)。

 

記事冒頭で紹介した時系列的にやや無理筋の主張とはいえ、ノーザンF関連馬はこの手の話が本当に多い!

結局、ノームコアもベスト条件の天皇賞・秋を回避した『本当の理由』を、本日昼時点まで池谷誠一オーナー(くりげ君)から説明はありませんでした。

まぁ、netkeiba掲示板の書き込みとはいえ、過去に

 

「自分の持ち馬のレース選択に、牧場側が何か口を出すことなどできるわけがありません」(「」内のコメントは19年11/6くりげ君の投稿まま)

 

と断言してしまった以上、真相はどうあれ今回のエリ女参戦は具合が悪いですよね~。

ラヴズオンリーユーの件も同じ。“大人の事情”を察して上げてください。。。

 

心の本命馬ソフトフルート(馬主:ゴドルフィン、生産:ダーレー・J・F)

秋華賞の最終結論!でも心の本命馬に抜擢。単勝54.7倍(9人気)で3着に激走した、ダーレー軍団の秘密兵器になります。

しかし、レースでは痛恨の出遅れ。ペースが速くなり結果オーライも、スタート五分に出ていれば2着はあったでしょう。

本来はもっと前で競馬できる馬ですし、今回は同厩舎②サムシングジャスト(馬主:グリーンF、生産:那須野牧場)と“前門の虎、後門の狼チームプレー”の布陣で挑みます。

繰り返しになりますが2頭を管理する松田国厩舎は2021年2月末で定年。今秋のG1が厩舎として最後の挑戦であり、数々の活躍馬をターフに送り出した名伯楽マツニク先生の渾身仕上げで、二匹目のドジョウに期待です!

今週も最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。

すでに公開している【マイルCS】グランアレグリアvsサリオス『ノーザンF東西外厩』ガチンコ対決!の記事も毎日更新。アクセスが少ない月・火・水・木は【期間限定記事】にて、新聞に載らない激裏話をコッソリ暴露しますのでお楽しみに!


話の流れで今回の記事内では触れられませんでしたけど、2017~19年のエリザベス女王杯を3年続けて2着に激走したクロコスミア(馬主:大塚亮一)に、注目していた現役記者さんがいるらしいですよ?

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小宮城

1978年千葉県出身。17歳のときに悪友に連れられ競馬と出会って以降、その半生をかけて没頭。「馬主にとって競馬とはあくまで『経済活動』である」という見地に立ち、厩舎・牧場との関係性に着目した「オーナー・サイダー馬主馬券術」を完成。月刊誌「競馬の天才」で長期連載中。

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