阪神ジュベナイルフィリーズ2020予想 「ソダシvsメイケイエール」仁義なきノーザンF生産馬の近親対決!

お待たせしました!

今回は2歳女王決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1、阪神芝1600m)を取り上げさせてください。

 

何と言っても今年の注目は、2頭とも現在3連勝中!

 

「ソダシvsメイケイエール」

 

『仁義なきノーザンF生産馬の近親対決』でしょう。

 

毎週末馬券と格闘している読書諸兄には説明不要だと思いますけど、ソダシの母母(祖母)とメイケイエールの母母母(曾祖母)は、サンデーサイレンス産駒の白毛馬シラユキヒメになります。

しかし、ソダシ(馬主:金子真人HD)は「母母シラユキヒメ→母ブチコ」と3代に渡る白毛に対して、メイケイエール(馬主:名古屋競馬)の毛色は父ミッキーアイルと同じく鹿毛……。レースでも父譲りの気難しい面を垣間見せるなど、2頭は遠い血縁なのに全く似ていません(苦笑)。

仮にメイケイエールが白毛なら「3連勝中の白毛対決」という、競馬マンガでもありそうでない設定だったんですけどね。色んな意味で残念!?

毛色のせいで何かと損をしているメイケイエールですけど、馬主が異なるように母シロインジャーは金子真人オーナーの預託生産馬ではありません。2019年1歳セレクトセールに上場されて、現馬主である名古屋競馬が2808万円で落札しています。

余談として同馬の1つ下の弟シロインジャーの19(父ジャスタウェイ)は、ノーザンF傘下のシルクレーシングで募集。このことから察するにシロインジャーは、【ノーザンF所有の繁殖牝馬】と判断して間違いないでしょう。

そうでなければミッキーアイルは種付けしないでしょうし、いまごろ金子真人HDの関係者は所有権利を手放して後悔しているかも……?

12/13(日)阪神11R 阪神ジュベナイルF(G1)

芝1600m 馬齢 フルゲート18頭

馬番馬名性齢馬主生産者
1ウインアグライア牝2ウインコスモヴューファーム
2ルクシオン牝2ノルマンディーTRストームFC
3ジェラルディーナ牝2サンデーレーシングノーザンファーム
4リンゴアメ牝2ビッグレッドファームビッグレッドファーム
5サルビア牝2岡浩二ノーザンファーム
6ソダシ牝2金子真人HDノーザンファーム
7サトノレイナス牝2サトミホースカンパニーノーザンファーム
8ヨカヨカ牝2岡浩二本田土寿
9ナムラメーテル牝2奈村睦弘八田ファーム
10シゲルピンクルビー牝2森中蕃天羽牧場
11ユーバーレーベン牝2ラフィアンビッグレッドファーム
12オパールムーン牝2NICKS前野牧場
13アオイゴールド牝2鈴木照雄市川フアーム
14ポールネイロン牝2前田幸治ノースヒルズ
15エイシンヒテン牝2栄進堂栄進牧場
16インフィナイト牝2サンデーレーシングノーザンファーム
17フラリオナ牝2大冨智弘社台ファーム
18メイケイエール牝2名古屋競馬ノーザンファーム

【12/7(月)更新】ノースヒルズ軍団の韋駄天娘ポールネイロンに注目する理由

お待たせしました!

本日は絶好調ノースヒルズ軍団の韋駄天娘、ポールネイロン(馬主:前田幸治)を取り上げさてください。

新馬戦は単勝12.1倍(4人気)の低評価をあざ笑う逃走劇で、2着以下に8馬身差をつける大楽勝!

その後は関係各所に最大限配慮して【期間限定記事】で後述する裏事情などあり、ききょうS(OP、中京芝1400m)をレコード勝ち。デビュー2戦2勝で阪神ジュベナイルFに参戦します。

その割にヨシオのオッズ操作(!?)で話題を集めた某ネットな競馬では、相当ナメられた評価のようですけど……

確かにデビュー2戦とも左回りの中京芝1400mでしたし、前向き過ぎる気性からも距離延長がプラスとは言えません。

鞍上の藤岡佑騎手が何もしなくても前につけられる。言葉を変えれば勝手に逃げてしまうほどのスピードタイプですからね?

今回も間違いなくピンかパーだと思いますけど……。【期間限定記事】で紹介する衝撃の事実(!?)を知れば、絶対に買いたくなりますよ!

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※大人の事情により近日中に削除します

旧ブログからご覧の読者諸兄には説明不要ですけど、ポールネイロンはノースヒルズ軍団の鉄板勝負パターン、「法人→個人」名義変更馬になります。

 

「」内は→はデビュー当時の馬主から名義変更

・コントレイル 牡3 「馬主:ノースヒルズ→前田晋二」

牡馬クラシック3冠、ホープフルS(G1)、神戸新聞杯(G2)、東京スポーツ杯2歳S(G3)

・コルテジア 牡3 「馬主:ノースヒルズ→前田幸治」

きさらぎ賞(G3)、シンザン記念(G3)3着

・クリンチャー 牡5 「馬主:ノースヒルズ→前田幸治」

みやこS(G3)、マーチS(G3)2着など

・スカーレットカラー 牝5 「馬主:ノースヒルズ→前田幸治」

府中牝馬S(G2)、阪神牝馬S(G2)2着、クイーンS(G3)2着、マーメイドS(G3)3着

・カデナ 牡6 「馬主:ノースヒルズ→前田幸治」

小倉大賞典(G3)、小倉記念(G3)2着、新潟記念(G3)3着

・アングライフェン 牡8 「馬主:ノースヒルズ→前田幸治」

名古屋GP(Jpn2)2着、名古屋大賞典(Jpn3) 2着

・ジャンダルム 牡5 「馬主:ノースヒルズ→前田幸治」

ニューイヤーS(L)、京成杯オータムハンデ(G3)3着

・チェーンオブラブ 牝3 「馬主:ノースヒルズ→前田幸治」

フェアリーS(G3)2着

 

注目はノースヒルズ軍団を率いる前田幸治オーナーだけでなく、実弟でキズナの登録上オーナーである前田晋二オーナーに名義変更されたコントレイルの存在でしょう。ちなみに新馬戦当時の馬主名義はノースヒルズ。東スポ杯2歳Sから前田晋二オーナーになります。

 

そして!

 

ポールネイロンも例に漏れず、「新馬戦(馬主:ノースヒルズ)→ききょうS(馬主:前田幸治)」に名義変更。とても分かりやすいですし、非常に好感が持てます(笑)。

競馬歴の長いファンほどポールネイロンは、芝1600mへの距離延長と阪神替わりで嫌いたい1頭でしょう。

正直、私もピンかパーだと思いますけど、仮に今回ダメでも過去の傾向から追いかけて損はありませんよ!

【12/8(火)更新】O・S的にシゲルピンクルビーが狙える理由

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本日は阪神馬主協会の重鎮、森中蕃オーナーの期待馬シゲルピンクルビーを取り上げさせてください。

改めて説明は不要ですけど、2つ上の姉は桜花賞2着、秋華賞3着など大レースで好走歴があるシゲルピンクダイヤ(父ダイワメジャー)になります。

それだけに森中蕃オーナーの期待値は尋常ではなく、詳しくは大人の事情により【期間限定記事】で公開しますけど、19年セレクションセールでは牝馬最高額となる3024万で落札されました。

また馬名も今年のシゲル軍団は役職シリーズにも関わらず、同馬だけ半姉を連想させるピンクルビーという、何から何まで異例尽くめの扱いです。

新馬1戦1勝でG1に使うくらいですし、馬主関係者の期待度は出走馬中1、2位を争う存在と表現しても、決して大げさではないでしょう。

またオーナー・サイダー的に森中蕃オーナーは阪神馬主協会の元会長であり、本業は地元兵庫の有力者です。

阪神ジュベナイルFでキャリア1戦は過去10年で[1-0-1-13]。2011年1着ジョワドヴィーヴル、12年3着レッドセシリアしか馬券に絡んでいませんけど、O・S的には枠順次第で心の本命馬に抜擢も……?

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旧ブログからご覧になられている読者諸兄はよ~くご存知のように、私は商売柄(!?)もあって、競馬関係者の新聞に載らない『裏の顔』まで把握しています。

特に馬主絡みの話は色んな意味で強烈なので表現方法が難しいですけど、シゲルピンクダイヤが3歳牝馬クラシック参戦時に森中蕃オーナーがスポーツ各紙の取材を受けて以降、明らかに雰囲気が変わりましたね。

それまでのシゲル軍団はサラブレッドは経済動物を地で行く、“使い込む系オーナー”の代表格として活動されていました。少々言葉は悪いですけど、安馬を大量に走らせ出走手当等で利益を生み出すスタイルです。

しかし、シゲル軍団では高馬の部類に入るシゲルピンクダイヤ(1728万)の活躍により、2~3歳世代からセリ落札額3000万超えの馬を多数購入しています。

 

参考までに、現時点での競走成績はご覧のとおり。

 

シゲルカイチョウ  牡2  2戦0勝 3834万

シゲルチキュウ   牡3  4戦1勝 3240万

シゲルピンクルビー 牝2  1戦1勝 3024万

【参考】

シゲルダイナミック 牡2 未出走 3240万

(半兄はマーチS2着バスタータイプ)

 

落札額&馬名の期待度と成績がピンクルビー以外……(自主規制)。

 

まぁ、奥手のタイプかもしれませんし(震え声)、シゲル軍団はウン百頭と所有しているのにオープンまで出世した馬は両手で余る程度という事実を伝えて、この場を締めたいと思います!

【12/9(水)更新】インフィナイトの調教後馬体重に要注目!?

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本日は先週の惨劇により厩舎の雰囲気最悪(!?)、音無厩舎の期待馬インフィナイト(馬主:サンデーR、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

チャンピオンズCで断然人気を裏切ったクリソベリルの件は、大人の事情により【期間限定記事】で紹介するとして……。

毎日欠かさずブログをご覧になられている読者諸兄には説明不要ですけど、インフィナイトは登録上オーナーが異なるだけで、ノーザンF関連の有力馬になります。

外厩もクリソベリルと同じくノーザンFしがらきですし、この時期の2歳牝馬で500キロに迫る雄大な馬体も魅力です。

 

あ、ちなみに私は基本方針として

 

【ポイント】

「クラブ近況で公開=出資者(ファン)に伝えても問題ない情報」

 

という認識ですのでバラしますけど、インフィナイトも大型馬の例に漏れず太くなりやすい体質です。

8/9に新潟の新馬戦を490キロで快勝後、ノーザンFしがらきに移動。9/16近況の馬体重では517キロ(外厩計測)と、驚愕の成長(!?)を遂げます。

この時点で出走予定の10/10サウジアラビアロイヤルCまで1ヶ月足らず。最終的には追い切り3本と東京までの長距離輸送により、何とかダイエットに成功(!?)して30キロ減となる488キロで2着に好走しました。

しかし、今回は寒い冬場。さらに輸送距離が比較的短い阪神ですからね?

11/18ノーザンFしがらき計測の馬体重は502キロ。さすがに先週のクリソベリルほど強烈ではありませんし、調教でも動いているので問題ないでしょう。デビュー2戦とも不良馬場を嫌われて4~5人気に落ち着きそうなので、馬券的に狙い目かもしれません。

ただ、明日12/10(木)に発表される『調教後の馬体重』によっては、先週の惨劇が繰り返される可能性も……?

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【チャンピオンズC】ダート界の絶対王者クリソベリルに『異変』あり!?で詳しく紹介したとおり、クリソベリルは中間の調整段階からヤバイ感じが漂っていました。

 

またレース後に断然人気を裏切った川田騎手の

 

「今の具合でよくここまで来たと思います」

 

という責任回避的な敗戦の弁も加わり、ネット上では袋叩きにされていますね。

 

ただ……。川田騎手は最終追い後の公式会見、キャロットF近況で繰り返し「本来のデキではない」と言った趣旨のコメントを繰り返しています。

だからこそ厩舎サイドは、木曜に調教後の馬体重で562キロという衝撃の数字が発表された後、4(金)だけでなくレース前日の5(土)も坂路入り。最終的に554キロと前走から12キロ増に留めた(!?)ものの、数字上だけでなく中身もともなっていなかったようです。

巷では隣枠のヨシオ(16着)に邪魔をされたなんて話もあるようですけど、第三者の厳しい目で見ても川田騎手の乗り方に問題はなく責められません。

某競馬の予想TVで音無厩舎と懇意のI内さんは、スタッフに配慮して言葉を濁していましたけど(お付き合いのある関係者の管理馬をディスるのはご法度。既存メディアではあれが限界)、チャンピオンズCの敗因は誰がどう見ても『調整ミス』でしょう。

しかし、本当の敗因は馬に聞いてみなければ分かりません。

風の噂では美浦の小手川厩舎に馬と話せる厩務員がいるらしいですし、共通の知人(爆)を介してクリソベリルに聞いてみるよう頼んでみますか笑(小宮注。ブログ上の演出です。中京2歳Sニシノアジャストの関係者情報も期待しています!)

【12/10(木)更新】サトノレイナスはアーモンドアイの再来!?

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今回は阪神ジュベナイルフィリーズでソダシ、メイケイエールと“3強”を形成(!?)、サトノレイナス(馬主:サトミホースカンパニー、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

詳しくは関係各所に最大限配慮して【期間限定記事】で紹介しますけど、12/8東スポ記事で国枝師が語った話のスケールが大きすぎて、別の意味で注目を集めていますね。

詳しくは読者各自でググっていただくとして(無断転載はダメ、ゼッタイ)、私の方で記事の一部を要約すると

 

「個人的には東京スポーツ杯(G3、東京芝1800m)に使いたかった。馬体は2000m向き」

「ただ、オーナー(サトミホースカンパニー)が牝馬のG1を勝ったことがないので、まずはここ(阪神JF)へ」

「(距離適性を考慮して)牡馬路線に行きたい気持ちもあった。牝馬で、しかも無敗で皐月賞からダービー、さらには(3歳秋に)凱旋門賞ってことになれば、あの馬(アーモンドアイ)を超えるわけだ」

「まあ、アーモンドアイだって出ていればダービーを勝っていただろう。最近は世界的に見てもトップクラスは牝馬が強いからな」

 

とあらかじめ「冗談みたいな話になるけど」と前置きしているとはいえ、色んな意味でこんなこと言って本当にいいんでしょうか?

 

参考までにサトノレイナスは登録上オーナーが異なるだけに、外厩はノーザンF天栄です。毎日欠かさずチェックしている読者諸兄は、この時点で発言の真意が何となく分かりますよね苦笑。

でも、今回は里見治オーナーの方針という『錦の御旗』があります。真の所有者や影のトレーナーも、表向きの調教師の強い意向を邪険には扱えません

仮に、仮にですよ。サトノレイナスが3連勝で阪神ジュベナイルフィリーズを圧勝することがあれば、暴走モード(!?)に突入した国枝師だけに……?

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旧ブログからご覧になられている読者諸兄には説明不要ですけど、国枝師は各種メディア媒体を使って、競馬ファンの世論に訴えることを繰り返してきました。

アーモンドアイのダービー参戦を熱望した際は、同郷(国枝師は岐阜県の出身)の岐阜新聞記者を動かし、登録上オーナーと影のトレーナーに「決断」を迫ったほど。

その他にも4歳秋のジャパンC、香港遠征ズル休み疑惑(!?)の有馬記念。そして今年のジャパンCと、某中の国なら政府(馬主)批判と民衆扇動罪で投獄されていますね(個人の感想です)。

それほどまでに真の所有者と影のトレーナーによる、表向きの調教師への『統制』が苛烈な裏返しでもありますが……。

アーモンドアイの場合、馬主のシルクRはノーザンF傘下のクラブ馬。代表を務める米本昌史氏は吉田勝己氏の娘婿ですし、登録上オーナーに決定権はありません(キッパリ)。

 

だからこそ岐阜新聞の記事では

 

「牧場やオーナーサイドの理解を得て、ここは思い切って日本ダービーに挑戦してもらいたい」

 

と事実上、真の所有者を名指してダービー参戦を訴えた過去があります。

 

その答えはチャイナドール(ってサンデーRの馬が昔いた)と同じく『NO』。アーモンドアイは“予定どおり”オークスに使いブッチ切り。その後は牝馬3冠を制し芝G1・9勝の大記録を打ち立てて引退しました。メデタシメデタシ(by小田切さん)。

【12/11(金)更新】白毛一族の異端児メイケイエール『最愛の恋人』

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今回はシラユキヒメから連なる白毛一族の異端児、メイケイエール(馬主:名古屋競馬、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

阪神ジュベナイルフィリーズでソダシ、サトノレイナスと“3強”を形成するなかにあって、色んな意味で危険な香りが漂う馬と言っていいでしょう。

よく言えば燃えすぎるタイプ、悪く言えば制御不能の掛かる気性です。前走のファンタジーSは3F34秒1と芝1200m並みのペースにも関わらず、スピードの違いで押し切った形ですからね?

あの競馬を振り返ると1600mへ距離延長は、お世辞にも歓迎とは言えません。また前走の阪神芝1400mは直線の短い内回り。今回は474mと長い外回りコースに替わりますし、前に壁を作れない大外枠に入ったのも懸念材料です。

2020 ファンタジーステークス

⑩メイケイエール(1着)

馬券妙味を考慮すると思い切って“消し”もアリですけど、ここに来て何かと気難しい彼女を上手くエスコートできるであろう、『最高の恋人』が現れました。

その恋人こそ世界のユタカ……ではなく、名字は同じでもメイケイエールを管理する武英智調教師です。

ご存知の方も多いと思いますが武英智師は元ジョッキー。武豊騎手とは“はとこ”の関係にあたる親戚になります。

騎手としては66勝と活躍することができませんでしたけど、騎乗技術は関係者の間でも評判で調教名人と呼ばれていたほど。

具体例を挙げれば東海S、みやこSなどを勝ったテイエムジンソクは、武英智師が木原厩舎の助手時代にオープン馬まで育て上げた活躍馬になります。

しかし、武英智師が調教師試験に合格。開業準備のため調教に乗れなくなった前後に、突如として大スランプに突入。その後は全盛期の輝きを取り戻すことなく、屈腱炎を発症して引退を余儀なくされました。

それほど(調教技術に関しては)凄腕の武英智師がですよ。これまで若手の富田騎手やスタッフに任せていたメイケイエールの調教に1週前、最終追いと自ら騎乗。テンションを上がり過ぎないよう加減しながらも適度に負荷をかける、文字どおり勝負仕上げを施してきました。

事情通(!?)が見たら、この事実だけで狙う価値あり。道中で折り合いがつけば天性のスピードで押し切る場面があっても驚けませんよ?

【12/12(土)更新】ソダシはJRAの興行的に最も勝ってほしい馬!

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本日は文句なしに今年の阪神ジュベナイルフィリーズ主演女優、白毛のヒロイン候補ソダシ(馬主:金子真人HD、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

結論から先に書くと、【JRAの興行的に最も勝ってほしい馬】になります!(個人の感想です)。

仮に、仮にですよ。デビューから無傷の4戦勝で阪神ジュベナイルフィリーズを制せば、世界的にも珍しい白毛馬ということもあり、

 

【ポイント】

一般メディアでも大々的に報じられる

のは間違いありません。

 

今秋の競馬界はコロナ禍により、テレビCMや新聞で大々的な広告を展開しづらい状況が続いています。

馬券発売はネットが中心。G1レースがあるからと知り合いを誘って競馬場に行っても、抽選で指定席に当選者以外は入場できません。

余談として先日、大井町に住んでいる知人夫婦から「地方版CLUB KEIBA」のお誘いを受けましたけど(例が古い!?)、大井競馬場が入場規制中とは知らなかったようです。大きなレースしか馬券を買わないライト競馬ファンへの浸透具合はこんなモンですよ?

CLUB KEIBA TV-CM 『有馬記念 編』

しかし、何事も“絶対”はありません。

一部有識者の間では事前に勝ち馬が決まっていると噂されるG1レースであっても、競馬は筋書きがないドラマですからね?

上記CLUB KEIBAの言葉を借りれば「未来はわからないから面白い」のであって、必ずしも主催者が勝ってほしい馬が1着になるとは限りません。

ソダシは3戦3勝のレース内容及び臨戦過程ともに、正直ケチのつけようがありません。あえて重箱の隅を突けば母ブチコはダートの条件馬。近親もユキチャン、ハヤヤッコなど砂志向の馬が目立ち、芝での活躍馬は白毛一族の異端児メイケイエールくらいです。

課題の瞬発力勝負も前走のアルテミスSでは先行して上がり33秒9と、1発回答で結果を出しています。不安要素があるとすればキャリアの浅い2歳牝馬だけに、初めての競馬場に替わり当日のテンション次第といったところでしょうか。

ここを勝てば3冠牝馬デアリングタクトに続くニューヒロインが誕生しますし、アーモンドアイの後継は国枝厩舎のサトノレイナスではなく、話題性込みでソダシを勝手に応援しています!(個人の感想です)。

【12/13(日)更新】阪神ジュベナイルFの最終結論!

お待たせしました!

ソダシ(馬主:金子真人HD、生産:ノーザンF)

今年の阪神ジュベナイルFは⑭ポールネイロン、⑮エイシンヒテンの先手争いに、⑱メイケイエールが加わるか否かで展開がガラっと変わります。

基本的に競馬界のレジェンド武豊騎手に作戦の指示(命令)はできません

過去には某重賞レースで年齢が近く、かつての飲み仲間だった須貝師の「前に壁を作り末脚を引き出す競馬をしてくれ」という指示をガン無視(マジ)。ハナを切るほどの勢いで押して先行させ「控えろと言ったのにスタートから仕掛けていくバカがいるか!」と激怒させた武勇伝があるほど(苦笑)

“はとこ”の関係である武英智師でも同様ですし、世界のユタカに乗り方に指示するのは、前田幸治オーナー級の大物馬主でないと難しいでしょうね(個人の感想です)。

 

話が豪快に脱線しましたけど、トレセン内の噂によると、メイケイエールが前に壁を作れず折り合いを欠いたら

 

「無理に抑え込んでケンカするくらいなら、(前に)行かせちゃってもいいです」

 

という、“ぶっ放し”のお墨付きを与えられているらしいんですよ?

 

一瞬、エリザベス女王杯で横山典騎手が突如ハナを切り、2番人気で16着に大敗したノームコアが脳裏を……。私は勝手に大敗してファンから袋叩きにされるリスクを考慮すれば、『逃げ』は絶対ないと思っていましたけど、ユタカさんなら本気でやりかねません!?

ノースヒルズ軍団の韋駄天娘ポールネイロンと、心の本命馬で後述する渡辺厩舎“前門の虎”エイシンヒテンの先手争いに、白毛一族の異端児が加わると……。レースが壊れるレベルの結末も予想されます。

熟慮の末、最終的にオーナー・サイダー的な思考でJRAが最も勝ってほしいソダシに◎を打ちましたけど、全てはメイケイエール……というかユタカさん次第。ポールネイロンは武豊騎手と懇意の前田幸治オーナーの期待馬ですし、制御不能に陥る以外にガリ競りはしないと判断しての結論です!

 

心の本命馬シゲルピンクルビー(馬主:森中蕃、生産:天羽牧場)

詳しくは12/8(火)更新分の記事をご覧いただくとして、オーナー・サイダー的には◎に大抜擢も検討したほど。

ここだけの話、土曜の中日新聞杯で2着に激走した半姉シゲルピンクダイヤ(9人気)より、この馬の方が色気アリらしいんですよ?

阪神ジュベナイルFで苦戦傾向のキャリア1戦、芝1600mへの距離延長など条件は楽ではありませんけど、今回は渡辺厩舎で同じ釜の飯を食うエイシンヒテン(馬主:栄進堂)と、“前門の虎、後門の狼チームプレー”の布陣になります。

もちろん森中蕃オーナーと栄進堂は全く別系統の馬主なので、先行担当のエイシンヒテンも残る大前提。事実上のペースメーカーとしてポールネイロンとやり合うのは陣営も望んでいません。いや、本当、マジで!

エイシンの二代目馬主も怒らせるとシャレにならないお方ですし(苦笑)、スプリント志向が強いポールネイロンが掛かり気味にハナを切れば、無理に競らず控えると思うんですけどね~。


ちなみに私(小宮)と同じく、先週のチャンピオンズCで◎チュウワウィザードから2着ゴールドドリーム(3人気)の馬単1万1170円を仕留めたのが暴露王のサイトです。

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小宮城

1978年千葉県出身。17歳のときに悪友に連れられ競馬と出会って以降、その半生をかけて没頭。「馬主にとって競馬とはあくまで『経済活動』である」という見地に立ち、厩舎・牧場との関係性に着目した「オーナー・サイダー馬主馬券術」を完成。月刊誌「競馬の天才」で長期連載中。

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