【アイビスサマーダッシュ2020予想】藤田菜七子ラブカンプーの激裏話

今回は夏の新潟開幕週を告げる名物重賞、アイビスサマーダッシ(G3、直線芝1000m)を取り上げたいと思います。

出走予定馬を見渡すと19年の覇者ライオンボス(馬主:和田牧場)を筆頭に、新潟直線1000mで好成績を残している馬が目立ちます。

その中でも注目はCBC賞で劇的復活を遂げた、藤田菜騎手に乗り替わるラブカンプー(馬主:増田陽一)でしょう。

18年のアイビスSD2着馬で同年スプリンターズS2着、セントウルS2着など、実績は出走馬中ナンバーワン!

2走前の韋駄天Sから装着したブリンカー効果なのか、前走は4~5歳春時の大スランプは何だったのかと思わせる激走でした。

今回はハンデ戦から賞金別定に替わり斤量が増えますけど、新潟直線1000mで有利な外枠を引いてハナを切る形なら侮れないでしょう。

参考までに藤田菜騎手は通算109勝中、3分の1以上の41勝を新潟でマーク。そのうち8勝が新潟芝1000mという直線競馬大好きジョッキーなのをご存知ですか?

[8-4-2-52]勝率12.1%、連対率18.2%、複勝率21.2%は新潟ダ1200mに次ぐ好成績ですし、得意舞台でラブカンプーの手綱捌きにも要注目です!

7/26(日)新潟11R アイビスサマーダッシュ(G3)

芝1000m(直線) 別定

1ノーワン54福 永
2ラブカンプー56藤田菜
3ワンアフター56和田竜
4カッパツハッチ54丸 山
5ナランフレグ56丸 田
6ナインテイルズ56松 山
7レジーナフォルテ54三 浦
8ダイメイプリンセス56秋山真
9ジョーカナチャン54菱 田
10イベリス54浜 中
11アユツリオヤジ56柴田大
12ビリーバー54杉 原
13ライオンボス57鮫島駿
14ゴールドクイーン56古川吉
15モンペルデュ54西 田
16クールティアラ54石橋脩
17メイショウカズヒメ54西村淳
18ミキノドラマー56菊 沢

【7/22(水)更新】イベリス(馬主:前田幸治)が狙える理由

お待たせしました!

本日は魅惑の穴馬候補(!?)、イベリス(馬主:前田幸治)を取り上げたいと思います。

新潟直線1000mは初めてになりますけど、半姉に2015、16年にアイビスサマーダッシュを連覇したベルカントがいます。父ロードカナロアは同舞台で[5-3-3-22]勝率15.2%、連対率24.2%、複勝率33.3%と好成績をマークしており、血統的に向く可能性大です!

今回はCBC賞で復帰予定が除外となりスライド出走も、気性的に久々は苦にしないでしょう。休養明けで余分に乗り込めた分だけ、逆に良かったかもしれません。

何より私が強調したいのは中京記念で◎に抜擢したエントシャイデン(単勝28.9倍9人気3着!)と同じく、前田幸治オーナーの期待馬必勝パターン「法人→個人」名義変更馬であること。

ここだけの話、イベリスは2歳時にさざんか賞(1勝クラス)を勝ち上がった際の馬主名義は、法人のノースヒルズでした。3歳春のフィリーズレビュー(4着)から前田幸治オーナーの個人名義となり、19年アーリントンCを制しています。

同様のケースにおける直近例だと、前田幸治オーナー名義で今年のきさらぎ賞を勝ったコルテジアも、前走のシンザン記念3着時まではノースヒルズ名義でした。

参考までにイベリスのアーリントンCは12番人気、コルテジアは8頭立ての少頭数で7番人気での激走でした。このように「ノースヒルズ→前田幸治」名義変更馬は例外なく、馬主関係者が期待している証明。人気の有無を問わず狙って損はありません。

近3走は二桁着順と結果が出ていないイベリスですけど、姉ベルカントと同じく寒い時期が良くないタイプなのかもしれません。血統的に“夏女”かもしれませんし、枠順次第ではエントシャイデンに続いて◎……?

 

【7/23(木)更新】ビリーバー(馬主:ミルF)が狙える理由

お待たせしました!

本日は新潟直線1000m最多勝利オーナーが送り込む穴馬、ビリーバー(馬主:ミルファーム)を取り上げたいと思います。

愚書オーナー・サイダー~平成最後の馬主戦争~で詳しく解説しましたけど、ミルファームにとって直線競馬はレース賞金を稼ぐ絶好の儲け所!

基本的に新潟直線1000mは大手牧場やリーディング上位厩舎の管理馬ほど、強い馬を出走させてこない傾向があります。

日本で唯一の直線コースという特殊性だけでなく、1度でも1000mに使ってしまうと掛かり癖がついてしまい、1200m以上のレースでは苦戦を強いられてしまうからです。

今年のアイビスSDで断然人気が予想されるライオンボスのように、千直専門ホースと化してしまうことも少なくありません。

論より証拠。過去5年(2015~20年5/24)に行われた新潟直線1000m馬主トップ15を見ても、中央主場や他のレースとは一線を画すオーナーが上位に名を連ねています。

順位馬主(レース時)着別度数勝率連対率複勝率
1ミルファーム9- 11- 10-145/1755.1%11.4%17.1%
2ヒダカ・B・U7- 2- 4- 30/ 4316.3%20.9%30.2%
3和田牧場6- 1- 0- 12/ 1931.6%36.8%36.8%
4ノルマンディーTR4- 5- 2- 34/ 458.9%20.0%24.4%
5玉腰勇吉4- 2- 1- 12/ 1921.1%31.6%36.8%
6谷口久和3- 2- 3- 10/ 1816.7%27.8%44.4%
7飯田良枝3- 2- 0- 3/ 837.5%62.5%62.5%
8大澤繁昌3- 1- 0- 17/ 2114.3%19.0%19.0%
9宮本孝一3- 0- 1- 1/ 560.0%60.0%80.0%
10東京ホースR2- 3- 3- 15/ 238.7%21.7%34.8%
11西山茂行2- 3- 3- 13/ 219.5%23.8%38.1%
12スピードファーム2- 2- 4- 31/ 395.1%10.3%20.5%
13グリーンファーム2- 2- 2- 17/ 238.7%17.4%26.1%
14浅川皓司2- 2- 2- 8/ 1414.3%28.6%42.9%
15東豊物産2- 2- 1- 5/ 1020.0%40.0%50.0%
      
41清水敏1- 1- 1- 17/ 205.0%10.0%15.0%

その中でも1位ミルファームの出走頭数は異常レベルですし、どの馬主よりも新潟千直を狙いすましているのがお分かりいただけるでしょう。

2018年8/4新潟2Rではフルゲート18頭中、清水敏オーナー名義アーガイルを含めて半分の9頭をミルファーム関連名義が埋め尽くし、1・3・4・5着と掲示板を独占したほど。

ビリーバーは関連馬との使い分けやローテの関係で直線競馬に出走経験こそありませんけど、新潟芝1200mでは2戦2連対のコース巧者になります。

あまり時計が速くなると厳しいかもしれませんが、渋った馬場は苦にしないタイプ。週末の天気次第では大駆けがあっても驚けませんよ?

 2018年8月4日 新潟2R 2歳未勝利 クロムウェル  

【7/24(金)更新】菜七子ラブカンプーの新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

本日は当初の予定を変更してアイビスサマーダッシュの真打ち登場(!?)、ラブカンプー(馬主:増田陽一)で行かせてください!

世間では前走のCBC賞を13番人気で逃げ切った斎藤新騎手ではなく、藤田菜騎手へ乗り替わりに疑問の声が上がっています。

これに関しては申し訳ありませんけど、“大人の事情”という表現以外に説明できません。

今週末は延期された東京五輪の変則日程により例年の小倉は8/15(土)までお休み。新潟と札幌の2場開催になります。斎藤新騎手も26(日)は新潟で騎乗しますし……汗

また一部スポーツ紙でラブカンプーを管理する森田師が語った

 

「CBC賞も(藤田菜騎手に)依頼したが、乗れなくて斎藤に」

 

という発言も、ファンに余計な誤解を生んでしまいました。

 

この字面だと人によっては「ハンデ51キロは体重的に乗れない!?」とも受け取れますよね?

女性に体重の話をするのは気が引けますけど、安心してください。藤田菜騎手は51キロなら問題なく乗れます(はず)

JRAホームページで発表されている体重は45.6キロ。さすがに現在は公式より体重は増えていると推測されますけど(個人の感想です)、過去にはハンデ48キロの馬にも騎乗経験がありますし、CBC賞当日の福島でも斤量50キロの馬に乗っていました。

すなわち、森田師の発言が事実とすれば藤田菜騎手か、19年秋より新エージェントに就任した久光匡治氏が『(勝ち目が薄いから)CBC賞の騎乗依頼を断った』と、なってしまいます。

それなのに今回は手のひら返し(!?)ですし、大人の事情が絡んでいるとはいえ、ちょっと節操がない感じがしちゃいますよね~。

本日午前中に確定した枠順も新潟直線芝1000mで不利と言われる1枠に入るなど、「51→56キロ」の斤量増や乗り替わりの舞台裏を加味すると、今回は苦戦必至かもしれません。

アイビスSDの1枠は過去10年で[0-0-0-17]と馬券に絡んだ馬はいませんし、18年の勝ち馬で昨年2番人気を裏切ったダイメイプリンセス(6着)の結果を振り返ると……?

【7/25(土)更新】ライオンボスの新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

本日は土曜の前売り時点で1番人気、ライオンボス(馬主:和田牧場)の新聞に載らない激裏話を紹介したいと思います。

その前に読者諸兄は予備知識としてトレセン内外で物議を醸している(!?)、下記の22(水)ライオンボス最終追い切り動画をご覧ください。

 

2020 アイビスサマーダッシュ 最終追い切り   

14:12~5F76秒1-4F59秒7-3F43秒8-1F13秒2(馬なり) 

 

美浦P(ポリトラック)コースというのもツッコミ所ですけど、競馬歴の長いファンであれば「これが最終追い?????」と、誰もがクビを傾げたくなる時計ですよね~。

1週前に美浦ウッドで追われた4F52秒5-1F12秒1(馬なり)が実質的な最終追いとしても、短距離G3に使う有力馬としては故障を疑うレベルの軽め調整でしょう。

ここだけの話、馬主の中には「こんなヌルい内容で重賞を勝てるか!」と稽古で速い時計を出すよう、調教師にお願い(限りなく命令)する方も少なくありません。

どの馬とは言いませんが馬主の指示に従い最終追いで猛時計を叩き出すも、レースでは疲労困憊で大敗……なんてトホホな事例もあったりします。

しかし、安心してください。ライオンボスの中間調整は十中八九、“予定どおり”です。

ここから先はあくまで個人の感想です。15-15に毛が生えた最終調整はオーナーサイドの意向と推測されます。

順を追って説明すると、馬主の和田牧場はライオンボスを管理する和田正一郎調教師の実父・和田正道元調教師が事実上の陣頭指揮を執っています。

これは一部スポーツ紙の取材で公になっている事実ですので、気になる方は各自ググってみてください(無断転載はダメ、ゼッタイ)

そして現役時に6F75秒台の調整方法を実践していのが和田道元調教師でした。

和田道厩舎が晩年に送り出した活躍馬アースサウンドは調教コースこそ異なるものの、12年に浦和オーバルスプリントを制した際の最終追いは、美浦坂路で

 

4F68秒6-3F42秒5-2F24秒0-1F12秒3(末強め)

 

という、驚愕の変則調教で交流ダート重賞を制しています。

 

あまり大きな声では言えませんけど、定年を迎えたご隠居の元調教師における“院政”が問題になったこともありました。

栗東のA厩舎(仮名)では現役時に名伯楽として何度も大レースを制した先代調教師が、厩舎を引き継いだ息子の調教師を差し置き、自ら育て上げたスタッフに直接指示を出すなんてことも?

参考までに和田郎厩舎ではライオンボス以外、独特すぎる調整方法は確認できません。

現役の代表馬オジュウチョウサンは毎回ウッドで猛時計を出しますし、この事実から推測するにアイビスSDの最終調整を馬主サイド(和田道元調教師)の意向と考えるのは、実態はどうあれ遠からず近からず……と言ったところでしょうか?

【7/26(日)更新】アイビスサマーダッシュ最終結論!

お待たせしました!

ライオンボス(馬主:和田牧場、生産:対馬正)

過去10年で1番人気馬は7勝・2着1回。7年連続連対中のアイビスサマーダッシュ。夏競馬に入り大波乱決着が続いている重賞戦線ですけど、このレースに限っては当てはまらない……と判断しました。

前走は57.5キロを背負い2番手からの競馬で押し切りましたし、韋駄天S組で斤量が軽くなるのは同馬のみ。不利な内枠を引けば思い切って蹴飛ばす手とあったとはいえ、7枠13番なら出遅れない限り大崩れはないでしょう。

 

心の本命馬イベリス(馬主:前田幸治、生産:土居牧場)

除外されたCBC賞に使えて復調気配を示していたのであれば、この馬に◎を打っていました。何故なら前田幸治オーナーはアイビスサマーダッシュで[2-1-2-5](ノースヒルズ名義を含む)。複勝率5割を誇る同レース最多馬券率オーナーだからです。

ここだけの話、馬主関係者及び厩舎サイドはイベリスでサマースプリントシリーズ制覇の青写真を描いています。当初は「CBC賞→アイビスSD→セントウルS」の予定でしたし、ぶっつけ本番になり馬券妙味は増しましたけど、◎で心中まではできませんでした。

3歳秋のセントウルSでは阪神芝1200mで1分7秒3の速い時計があります。レースまで天候がもつ前提での高速決着にも対応可能でしょう。スピード自慢の逃げ先行馬が揃い番手から競馬ができるのも強調材料ですし、穴で狙うには面白い1頭だと思いますよ!

小宮城

1978年千葉県出身。17歳のときに悪友に連れられ競馬と出会って以降、その半生をかけて没頭。「馬主にとって競馬とはあくまで『経済活動』である」という見地に立ち、厩舎・牧場との関係性に着目した「オーナー・サイダー馬主馬券術」を完成。月刊誌「競馬の天才」で長期連載中。

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