【京都大賞典2020予想】大物馬主&ワケアリ穴馬の新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

今回は、秋のG1を見すえる重要な一戦、京都大賞典(G2、京都芝2400m)を取り上げさせてください。

本来であれば東京開幕週の名物レース毎日王冠(G2、東京芝1800m)ですけど……。今年は3歳馬サリオスが断然人気に支持されそうですからね~。

また今年は出走馬が揃わず、レース10日前の段階で出走予定馬は7~8頭しかいませんでした。スプリンターズSやポートアイランドSを除外された馬達が回ってきても、ギリギリ10頭立てに届くかどうか?

そこでワケアリ(!?)G1馬が2頭参戦。個性豊かなメンバーが集まった京都大賞典に、スポットを当てたいと思います。

詳しくは週末の記事で紹介しますけど、現時点でのイチ押しは香港ヴァーズ(G1)馬グローリーヴェイズです。

今季は出走を予定していたドバイ国際競走が現地入り後に中止。再調整を強いられた宝塚記念は勝ち馬クロノジェネシスから5秒以上も離された17着大敗後になります。

 

いくら何でも負けすぎも……。だが、それがいい!

 

前走時のグローリーヴェイズは最終追い切りで併せた障害馬の鞍上に気を使われて“先着させてもらう”など、明らかに本調子を欠いていました。

YouTubeに当時の映像が残っていましたので、お手すきの読者諸兄は是非チェックしてください。

余談として今回紹介したマル秘ネタを秘密のバイト先で使ったら、結構な反響がありました。先方にご迷惑がかかるのでサイト名は非公開とさせてもらいますけど、1番人気で6着に敗れた昨年と同じく8枠でも引かない限り、今回は巻き返し必至ですよ!

全馬の調教追切り「宝塚記念(G1)」 1:10~グローリーヴェイズ

3頭併せの真ん中がグローリーヴェイズ。内の障害馬鞍上の動きに注目!

10/11(日)京都11R 京都大賞典(G2)

芝2400m 別定

馬番馬名性齢馬主生産者
1ダンビュライトセ6サンデーレーシングノーザンファーム
2キセキ牡6石川達絵下河辺牧場
3シルヴァンシャー牡5サンデーレーシングノーザンファーム
4タイセイトレイル牡5田中成奉ノーザンファーム
5ノーブルマーズ牡7吉木伸彦タガミファーム
6ステイフーリッシュ牡5社台レースホース社台ファーム
7リッジマン牡7辻牧場辻牧場
8カセドラルベル牝4吉田勝己ノーザンファーム
9モンドインテロ牡8シルクレーシングノーザンファーム
10アルバート牡9林正道ノーザンファーム
11バイオスパーク牡5宮田直也小島牧場
12ドゥオーモ牡7広尾レース藤原牧場
13グローリーヴェイズ牡5シルクレーシングレイクヴィラファーム
14アイスバブル牡5金子真人HDノーザンファーム
15パフォーマプロミス牡8サンデーレーシングノーザンファーム
16ミスマンマミーア牝5吉田勝利新生ファーム
17キングオブコージ牡4増田和啓社台C白老ファーム

【10/5(月)更新】爆穴候補ミスマンマミーア(馬主:吉田勝利)に注目する理由

お待たせしました!

本日は適性を考慮して強豪牡馬相手に意欲の参戦、ミスマンマミーア(馬主:吉田勝利)を取り上げさせてください。

近2走はハンデ52キロで8・5着という成績ですし、別定G2で54キロの今回は間違いなく後ろから数えた方が早い人気薄です。

しかし、ちょっと待ってください。4走前の烏丸S(3勝クラス、京都芝2400m)では京都大賞典と同舞台で勝ち上がっていますし、近2走は適切な表現が難しいですけど、関係者視点で見ると“もったいない”競馬をしているのをご存知ですか?

市井の民によってYouTubeに函館記念のパトロール動画がアップされていましたので、お手すきの読者は是非チェックしてみてください。不利が重なった結果とはいえ池添騎手、壮絶にヘグってます。。。

前走のケフェウスSも直線で内を突いて前が壁になる場面がありましたし、競馬にタラ・レバは禁物ですけど、どちらもスムーズなら際どい勝負になっていたでしょう。

それは誰よりもミスマンマミーアのレースを見ている、関係者が最も分かっていること。「勝利経験がある舞台で展開が噛み合えば……」と、陣営は秘かに1発を狙っているのかもしれません。

函館記念 2020 パトロールビデオ

③ミスマンマミーア(8着)

また今回は吉田勝利オーナーがTwitterで参戦を匂わせていた新潟牝馬S(OP、新潟芝2200m)ではなく、京都大賞典に矛先を変更したのもポイントでしょう。

これには参戦理由が出走するだけで着順を問わず100万円が貰える()、指定G2だからって可能性もありますけど……(JRAホームページ特別出走奨励金を参照)。

参戦の経緯は健全な読者諸兄が吉田勝利オーナーのTwitterに、言葉を選んで質問してみてください(苦笑)

もちろん、私は違うと信じていますし、得意舞台で自慢の末脚炸裂に期待しています!

【10/6(火)更新】特別出走奨励金とは?

お待たせしました!

本日は予定を変更して、10/5(月)の記事で間接的に触れた特別出走奨励金の補足説明をさせてください。

新ブログに引っ越し後はGoogle検索でも上位に表示されるようになり、これまで私のことを知らなかった読者が急増しています。

特別出走奨励金は旧ブログで詳しく取り上げたので軽く流してしまいましたけど、競馬歴の長いファンでも意外と知らないルールですからね?

これを把握していれば芝1800m以上のG2で余計な馬券を買わなくて済みますし、それでは解説にレッツラゴー!(死語)。

 

【ポイント】特別出走奨励金とは?

 

特別出走奨励金とは芝1800m以上の古馬G2出走した、11着以下の馬に対し交付されます。

JRAホームページの表現だと上記のようになるんですけど、これだと画期的なシステムが伝わりませんよね?

私なりに特別出走奨励金をかみ砕いて説明すると、大前提として競馬は頭数が揃わないと馬券が売れません。仕方ないね。

そこで主に少頭数になりやすいレースへ出走を促す目的で、JRAが指定するG2では着順を問わずオープン馬なら100万円が貰えます(←ここがポイント)。

具体例を挙げれば先日の札幌記念でシンガリ負けに敗れたルミナスウォリアー。芝1800mの古馬G2のため、12着大敗でも100万円GETだぜ!

現在のルミナスウォリアーは御年9歳。JRAで馬券に絡んだのは3年前ですし、1度は成績不振により高知競馬に移籍しています。定量戦の古馬G2では天地がひっくり返っても、上位好走は難しかったでしょう。

それは関係者の認識も同じだと思いますし、100人の諭吉さんニンジン目当てに、札幌記念に参戦したと推測されます(個人の感想です)。

当然、この手の馬は最初から勝つ気はありません(キッパリ)。命の次に大切なお金をドブに捨てるに等しい行為なので、馬券は買うだけ無駄です。

画像はJRAホームページ「賞金のしくみ」より

しかし、一応フォローしておくと、どんなに成績がズタボロな馬であっても、馬券を購入するファンは少なからず存在します!

競馬に絶対はありません。過去には4コーナーで2番手を走っていた馬が故障して落馬。後続各馬が巻き込まれ、先頭を走っていた馬と、ドンケツを追走していた馬のワンツーで決まったこともありました。

もちろん、繰り返しになりますが10/5(月)更新記事で取り上げたミスマンマミーアは、特別出走奨励金が目的での参戦ではありません。これだけはハッキリと真実を伝えたかった!?

【10/7(水)更新】サンデーR3頭出しのイチ押し馬!

お待たせしました!

本日はサンデーレーシング3頭出しシルヴァンシャー、ダンビュライト、パフォーマプロミスを取り上げさせてください。

ノーザンF系クラブの複数頭使いは珍しくありませんけど、大抵は出走ローテを決定している東西外厩(関東ノーザンF天栄、関西ノーザンしがらき)が異なる場合がほとんど。

しかし、今回のケースは揃って関西馬なので、“影のトレーナー”は同じになります。いずれも京都芝2400mで実績を残しているだけに、適性重視の3頭出しには好感が持てますね。

 

シルヴァンシャー   19年京都大賞典3着

ダンビュライト     19年京都大賞典2着

パフォーマプロミス 18年日経新春杯1着

 

ただ、2019年の2、3着馬は1年の間に色々あっただけに、馬券の取捨には注意が必要になります。

シルヴァンシャーは昨年の京都大賞典3着後にステイヤーズSを目指すも、脚部不安により回避。復帰戦の天皇賞・春では勝ったフィエールマンから8秒4も離された、大差シンガリ負けに沈みました。

久々で初めての3200m戦で距離が長かったとしても内容が全くありませんし、再度の休養明けとなる今回は中身がともなっているか未知数です。

またダンビュライトも昨年の京都大賞典2着後、ジャパンCでブービー14着に大敗。気性難のため去勢手術が施され、現在はセン馬になっています。

基本的に去勢明けは走らないのが競馬界の定説ですので、天皇賞・春、宝塚記念9着の結果は度外視していいでしょう。現時点で手術の効果は何とも言えませんけど、馬券圏内にはもう少し時間がかかるかもしれませんね。

京都大賞典 2019 ⑭ダンビュライト(2着) ⑥シルヴァンシャー(3着)

前置きが長くなりましたけど、サンデーR3頭出しで私のイチ押しはパフォーマプロミスです。御年8歳を迎えた今季は長期休養明けの鳴尾記念で激走!?

その後は反動を考慮して宝塚記念には向かわず、京都大賞典を目標に調整されています。

福永騎手が騎乗した1週前追い切りでは坂路の自己ベストを更新するなど、老いて益々盛んといった印象。昨年の京都大賞典で2着に逃げ粘ったダンビュライトがレースを引っ張る流れも向きそうですし、年齢を嫌われて人気にならないのであれば上位候補に抜擢も……?

【10/8(木)更新】キセキの新聞に載らない激裏話

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本日は京都大賞典で馬券の鍵を握るワケアリG1馬(!?)、キセキ(馬主:石川達絵)の新聞に載らない激裏話を紹介させてください。

旧ブログからご覧になられている読者諸兄には説明不要ですけど、これだけ競馬週刊誌に掲載されるフォトパドックで、毎回マル秘ネタを提供してくれる馬も珍しいでしょう。

詳しくは【宝塚記念】キセキの新聞に載らない激裏話に譲りますけど、前々走の天皇賞・春6着時は左前脚の繋(つなぎ)部分が白いテーピングで保護されており、右前脚の蹄(ひづめ)にはエクイロックス(接着蹄鉄)を使用していました。

宝塚記念2着時はエクイロックスに代わり両前脚にテーピング。これは宝塚記念の最終結論を公開時に「脚に傷があるので……」と裏が取れたこともあり、心の本命馬に抜擢したのは記憶に新しいところ。

そんな経緯があるだけに今回は何が出るかな……と秘かに期待も、競馬ラボ京都大賞典のフォトパドックで接着蹄鉄やテーピングは確認できません。う~ん、残念!?

大人の事情により画像を一部加工しています

仕方ないので今回はキセキの気性面に絞って紹介しますけど、ご存知のとおり今回は武豊騎手が凱旋門賞に騎乗するため予定をドタキャン。浜中騎手と初コンビを組みます。

レースは生き物なので何とも言えませんけど、これは大幅な割引材料でしょう。

誤解しないでほしいのは浜中騎手が下手とか言っているのではなく、この馬を初騎乗で乗りこなすのは至難の業だからに他ありません。

キセキは過去に騎乗した歴戦の名手を翻弄(ほんろう)してきた、筋金入りの気性難です。

あまり大きな声では言えませんけど、某騎手は「もう乗りたくない」と、エージェントに打診したとか無いとか……。

事実、近走は「出遅れ→道中で行きたがり引っかかる→暴走気味に先頭」という、よく言えばダイナミック、悪く言えば雑な競馬を繰り返しています。

ジョッキー心理として馬を御しきれないのは騎乗技術を問われますし、チグハグな競馬で人気を裏切ればファンから叩かれますからね~。

これは私の勝手な想像ですけど、もしかすると武豊騎手(のエージェント)は「キセキで連続して好走は難しい……」と判断して、凱旋門賞の騎乗依頼を引き受けたのかも?(個人の感想です)

【10/9(金)更新】イチ押し馬グローリーヴェイズに危険信号!?

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本日は当初の予定を変更。読者諸兄から多数の質問が寄せられている、グローリーヴェイズ(馬主:シルクレーシング)を先出し公開させてください。

記事冒頭で10/4(日)時点でのイチ押しと書いてしまった手前(!?)、何らかの形で買うつもりではいますけど、週末の空模様と同じくらい暗雲が漂ってきました。。。

その理由は厩舎サイドがシルクR公式HPで不安要素として挙げた、宝塚記念の敗因とされているソフトな馬場ではありません。

最終追いで障害馬に“忖度”されて先着した当時の状態では、仮に良馬場でも着差が多少詰まっただけで、恐らく勝ち負けには程遠かったでしょう。

そんな経緯があるだけに10/7(水)の追い切りは個人的に注目していたんですけど……。ま~た調教パートナーに気を使われて“先着させてもらった”のは、正直いただけませんね~。

【最終追い切り】2020 第55回 京都大賞典

0:37~グローリーヴェイズ(3頭併せの真ん中)

ただ、フォローしておくと胸を貸したハーグリーブス(3頭併せ最内の芦毛)は、10/11(日)東京10RグリーンチャンネルC(L、ダ1400m)に出走を予定しているオープン馬です。

1週前追いではウッドの自己ベストに並ぶ好時計をマークしていますし、春以来の休養明けでも仕上がりは良さそうです。この馬、冗談抜きに狙えますよ!

それはさておき、相手はどうあれ国際G1馬が宝塚記念に続いて、最終追いで“忖度”された事実に変わりはありません。9/30(水)の追い切りでは復調気配を見せていただけに残念ですけど、どう贔屓目に見ても好調時の状態には及ばないでしょう。

 

事実、大本営発表(シルクR公式)でも

 

「本当に良い時と比較すると8~9割くらいのデキ~中略~週末の天候が心配ですね。前走のような馬場ですとこの馬のパフォーマンスは落ちてしまいます」(10/7グローリーヴェイズ近況より)

 

と負けた時の予防線(!?)を張り出す始末ですし、これはダメかも分からんね。

 

調教は横の比較ではなく、縦の比較でチェックするのが重要です。昨年暮れ香港ヴァーズ1着時の国内最終追いでは、併せたアーモンドアイ相手に5F64秒4(自己ベスト)で先着していますからね?

今回ばかりは陣営の発言は偽らざる本音ですし、得意の京都と地力でどこまでやれるか。

最後に。余談としてアーモンドアイはグローリーヴェイズと併せた2日後に熱発を発症。香港遠征をズル休み(!?)して陣営内で色々あった件は、旧ブログで散々やったので止めておきましょうか(苦笑)

【10/10(土)更新】キングオブコージの新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

本日は消去法(!?)により大トリを飾ることになった、キングオブコージ(馬主:増田和啓、生産:ノーザンF)の新聞に載らない激裏話を紹介させてください。

一部報道ではプロ野球・巨人の元エースで米大リーグでも活躍した上原浩治さんも、“コウジ”つながりで注目していると話題になりました。

詳しくは著作権の兼ね合いにより各自ググっていただくとして、キングオブコージは新聞上の表現を巡って知られざる騒動があったのをご存知ですか?

それは巨人お抱えスポーツ新聞の記事ではなく(苦笑)、実名を出すと少々具合が悪いので、この場では専門紙Xとしておきましょうか。

偶然にも今週はブログ冒頭及び、【10/9(金)更新】イチ押し馬グローリーヴェイズに危険信号!?では、『追い切り(調教)』にスポットを当てています。

最高のタイミングでマル秘ネタを提供してくれて、個人的に大助かり(!?)ですけど、10/7(水)に行われたキングオブコージの最終追い切りで、ちょっとした“異変”があったんですよね~。

【最終追い切り】2020 第55回 京都大賞典

1:12~キングオブコージ

上記動画を見ても完全ノーヒントであれば、何がおかしかったのか気づくファンの方が少ないでしょう。

しかし、毎日のように追い切りをチェックしている、専門紙Xの調教班担当は見逃しませんでした!

大人の事情により問題の表現が現在web新聞上では、無難な表現に差し替えられています。

そこで私が記憶していたフレーズ……という形になりますけど、調教寸評で

 

『気性難見せる』

 

と書かれていたんですよ?

 

ここで専門紙Xが指す“気性難”とは、1:20~過ぎに一瞬だけ内にモタれているのが確認できます。

馬が勝手にヨレたり外に逃避などは、基本的に好ましいことではありません。

問題の件も即座に鞍上が修正。全体の時計も優秀なので目立ちませんけど、ラスト1Fの伸びに影響した可能性があります。

キングオブコージは現在4連勝中。重賞で上位人気に支持される有力馬の不安要素を暴いた調教担当者の眼力と勇気には、心から敬意を表したいです!

 

ただ、何かしら見えない力が働いたのか、土曜昼過ぎ時点の調教寸評は『動きキビキビ』…………どうしてこうなった??????

 

競馬界の悪習として、原則既存メディアは批判的なことを書けません。厩舎関係者の逆鱗に触れれば取材拒否。新聞を作成するのに必要不可欠なコメントが取れなくなるため、少々言葉は悪いですけど、毒にも薬にもならない表現が目立ちます。

この件は説明が長くなるため別の機会に改めますけど、専門紙Xの調教寸評は同じ馬なのに、週中と土曜でニュアンスが全く異なりますからね?

厩舎関係者からクレームになったのか。それとも紙面担当が不適切表現と判断して、無難な寸評に差し替えたのか。どちらにしても残念でなりませんし、こんな有様だから競馬ファンの新聞離れが……(自主規制)

【10/11(日)更新】京都大賞典の最終結論!

お待たせしました!

ステイフーリッシュ(馬主:社台レースホース、生産:社台F)

昨年の京都大賞典で3連単181万馬券の立役者となったのが、矢作厩舎の管理馬ドレッドノータス。今年も連覇を目指して調整されるも、放牧中に変位疝を発症し予後不良となってしまいました。

ステイフーリッシュは無念の死を遂げた僚馬の意思を引き継ぎ、前走のオールカマーから中1週の緊急参戦に踏み切ります。京都芝外回りコースは18年京都新聞杯1着、19年京都記念2着、20年同3着と実績十分。渋った馬場を得意にしているのも強調材料です。

ここだけの話、同馬は陣営内でも「G1では力不足」との声が出ており、今後はG2及びG3をドサ回りしてレース賞金を稼ぐなんて話も?

今年はG1馬キセキ、グローリーヴェイズは参戦過程がワケアリ。現在4連勝中キングオブコージも大目標は有馬記念(増田和啓オーナーは千葉の有力者で中山ご当地馬主)という話。しかも京都芝2400mで不利な大外枠に入りましたし、上位人気3頭とも少なからず不安要素を抱えています。

それならステイフーリッシュは規定により3強より軽い56キロで出走できるだけに、付け入るスキがあるかなと?

矢作厩舎で同じ釜の飯を食う僚馬タイセイトレイルとの組織戦も実行可能(!?)ですし、G1度外視の激走に期待します!

 

心の本命馬タイセイトレイル(馬主:田中成奉、生産:ノーザンF)

大前提としてチームプレーは登録上オーナー及び真の所有者が異なる場合、将棋で言う“捨て駒”として使うことはできません

仮に、仮にですよ。全権調教師である矢作先生がステイフーリッシュを勝たせるために、タイセイトレイルを駒として用いることがあっても、玉砕覚悟の献身的アシスト(!?)ではなく、自らも残る競馬が求められます。

……という話を当初10/6(火)の記事で予定していたんですけど、展開次第でタイセイトレイルの激走があるかもしれません。

1週前追いでは毎日王冠で上位人気に支持されている、サトノインプレッサと併せて好時計で先着。京都芝2400mも同舞台の日経新春杯で僅差4着がありますし、大将格ステイフーリッシュの3枠6番から近い2枠4番に入るなど、連携が取りやすいのもポイントです。

こちらも馬主関係者には申し訳ないですけど、G1では少々家賃が高い感じですからね?

出世を妨げている気性面もブリンカーを外した前走3着で進展が見られましたし、ここまで人気が落ちれば狙って損はありませんよ!(日曜昼時点で単勝55.7倍……汗)

今週も最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!

すでに公開している秋華賞(G1)の記事も毎日更新。アクセスが少ない月・火・水・木は、期間限定で『新聞に載らないマル秘話』をコッソリ公開しますのでお楽しみに!

小宮城

1978年千葉県出身。17歳のときに悪友に連れられ競馬と出会って以降、その半生をかけて没頭。「馬主にとって競馬とはあくまで『経済活動』である」という見地に立ち、厩舎・牧場との関係性に着目した「オーナー・サイダー馬主馬券術」を完成。月刊誌「競馬の天才」で長期連載中。

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