【マイルチャンピオンシップ2020予想】グランアレグリアvsサリオス『ノーザンF東西外厩』ガチンコ対決!

お待たせしました!

今回は新旧マイル王が揃い踏みした、マイルチャンピオンシップ(G1、阪神芝1600m)を取り上げさせてください。

 

その中でも注目は“大人の事情”により天皇賞・秋を回避(!?)した、ノーザンF東西外厩(東:天栄、西:しがらき)の大将格

 

<ポイント>

【天栄】グランアレグリア(馬主:サンデーR、生産:ノーザンF)

【しがらき】サリオス(馬主:シルクR、生産:ノーザンF)

 

の初対決でしょう。

 

詳細は週末の記事で紹介しますけど、サリオスの堀厩舎は色々あって(察してください)、関東馬でも特例で外厩は関西馬の前線基地であるノーザンFしがらきを使用しています。

すなわち、2頭は同じノーザンF生産馬であっても、出走ローテや騎手などの決定権を握っている“影のトレーナー”が別ということ。

 

上記の件に関して、興味深いエピソードを紹介しましょう。

19年6月の東京新馬戦をサリオス(2人気)が快勝した際、1番人気はノーザンF天栄調整馬のアブソルティスモ(馬主:キャロットF、生産:ノーザンF)でした。

結果はサリオスが直線ノーステッキで突き抜けて圧勝。ゴール前では手綱を抑えるほど余裕タップリの内容に、2着に敗れたアブソルティスモを管理する藤沢和師は

 

「あんな強い馬を(使い分けせず)同じ新馬にぶつけたのか……」

 

と驚愕したらしいんですよ?

 

繰り返しになりますがサリオスはノーザンFしがらき調整馬です。出走ローテを決めている管轄が異なるため、このような事故(!?)が起こることも珍しくありません。

しかし、マイルCSで藤沢和師が送り込むのは、安田記念でアーモンドアイを破る大金星を挙げたグランアレグリアになります。アブソルティスモとは比べ物にならない能力の持ち主ですし、ノーザンF東西外厩の大将格同士によるライバル対決から目が離せません!

2019年6月2日 東京5R 新馬戦

⑦サリオス(1着)、①アブソルティスモ(2着)

11/22(日)阪神11R マイルチャンピオンシップ(G1)

芝1600m 定量

馬番馬名性齢馬主生産者
1ベステンダンク牡8市川義美HD服部牧場
2レシステンシア牝3キャロットファームノーザンファーム
3ケイアイノーテック牡5亀田和弘隆栄牧場
4グランアレグリア牝4サンデーレーシングノーザンファーム
5メイケイダイハード牡5名古屋競馬浦河小林牧場
6ラウダシオン牡3シルクレーシング社台C白老ファーム
7アドマイヤマーズ牡4近藤旬子ノーザンファーム
8インディチャンプ牡5シルクレーシングノーザンファーム
9カツジ牡5カナヤマホールディングス岡田スタツド
10ブラックムーン牡8Him Rock Racing HDタバタファーム
11スカーレットカラー牝5前田幸治ノースヒルズ
12アウィルアウェイ牝4吉田勝己ノーザンファーム
13タイセイビジョン牡3田中成奉ノーザンファーム
14サウンドキアラ牝5増田雄一社台ファーム
15ペルシアンナイト牡6G1レーシング追分ファーム
16ヴァンドギャルド牡4社台レースホース社台ファーム
17サリオス牡3シルクレーシングノーザンファーム

【11/16(月)更新】馬主情報から狙える(!?)、マイルCSの爆穴馬!

お待たせしました!

本日は馬主情報から狙える爆穴馬(!?)、カツジ(馬主:カナヤマHD)、スカーレットカラー(馬主:前田幸治)を取り上げさせてください。

カツジに関しては“大人の事情”により【期間限定記事】で紹介させてもらいますけど、2頭の共通点は岩田康騎手のお手馬であること。

特に後者は【クイーンS】前走15着大敗スカーレットカラーが狙える理由で詳しく解説したとおり、騎手を選ぶタイプの馬ですからね。

4走前にはマイルCSと同舞台の阪神牝馬S(G2、阪神芝1600m)で、メンバー最速の上がり33秒4の末脚で追い込み2着に好走しています。

前走の天皇賞・秋も9着に敗れたとはいえ、自身も上がり33秒7の末脚を使っています。マイル戦は[1-3-0-4]と連対率5割ですし、距離短縮でガラリ一変に期待です!

2020 阪神牝馬S

⑮スカーレットカラー(2着)

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【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】

【11/17(火)更新】まだ終わってない!『忘れられたG1馬』の逆襲!?

お待たせしました!

本日はマイルCSの激走候補、ケイアイノーテック(馬主:亀田和弘)、ペルシアンナイト(馬主:G1レーシング)を取り上げさせてください。

月曜記事で激裏話を暴露したカツジと同じく、前者は“大人の事情”により【期間限定記事】で紹介させてもらいますけど、後者は2017~19年と3年続けて好走している『マイルCS専用機』です。

今年は例年の京都ではなく阪神で行われるとはいえ、大阪杯(G1)2着を始め3歳時には今回と同舞台の阪神芝1600mアーリントンCを勝利しています。

御年6歳を迎えた2020年も前々走の札幌記念で2着。前走の富士S4着も2017年1着、18年2着時は5着に敗れていたことを考慮すると、阪神替わりを嫌われて人気を落とすようであれば狙って面白い存在ですよ!

2017 マイルチャンピオンシップ

⑱ペルシアンナイト(1着)

2018 マイルチャンピオンシップ

②ペルシアンナイト(2着)

2019 マイルチャンピオンシップ

⑦ペルシアンナイト(3着)

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【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】

【11/18(水)更新】O・S的にアドマイヤマーズは本命候補!?

お待たせしました!

本日はオーナー・サイダー的に阪神開催の今年はマイルCSの本命候補(!?)、アドマイヤマーズ(馬主:近藤旬子、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

旧ブログからご覧になられている読者諸兄には説明不要ですけど、アドマイヤ軍団の先代、近藤利一オーナー(故人)は阪神馬主協会の超重鎮でした。

それが色々あって(察してください)、形式上は近藤旬子オーナーに引き継がれています。

今回は2018年の朝日杯FS1着以来となる、オーナー地元開催で行われる阪神芝1600m戦。アドマイヤマーズにとってもベスト条件ですし、前走のスワンS3着は外差し馬場で内枠から好走するなど内容は悪くありません。

G1競走3勝の実績は今年のメンバーに入ってもヒケをとりませんけど、【期間限定記事】で公開する“大人の事情”が無ければ◎候補なんですが……?

2018 朝日杯フューチュリティS

⑥アドマイヤマーズ(1着)

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【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】

【11/19(木)更新】インディチャンプはノーザンFワケアリ馬の激走パターンに該当!?

お待たせしました!

本日はG1前のアクシデントはノーザンFワケアリ馬の激走パターン(!?)、インディチャンプ(馬主:シルクR、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

皆さんご承知のとおり、今回は出走を予定していたスプリンターズSを右トモの筋肉痛により回避。安田記念3着からぶっつけ本番での参戦になります。

しかし、昨年暮れにズル休み疑惑(!?)が物議を醸した、アーモンドアイの香港C回避。グランアレグリアのヴィクトリアマイル、フィエールマンのオールカマーと、ノーザンF傘下クラブのG1馬は直前で出走予定の変更が多すぎる!

さらに陣営内で内輪揉めが生じていたアーモンドアイの有馬以外は、グランアレグリア安田記念1着。フィエールマン天皇賞・秋2着と、中間の調整に狂いが生じているのを感じさせない内容で激走ですよ?

アーモンドアイ、グランアレグリア、フィエールマンの3頭は天栄調整馬。対してインディチャンプはノーザンFしがらき管轄ですけど、外厩からトレセンに帰ってきた後の厩舎における管理体制はどうなっているんですかね~(個人の感想です)。

 

上記の件に関して詳細は【期間限定記事】で公開するとして、今回のインディチャンプも本命級の評価が必要でしょう。

ノーザンF関連馬には珍しい叩き良化タイプとはいえ、昨年の覇者で安田記念、マイルCSと春秋芝1600mG1を制した2019年の最優秀短距離馬になります。

1週前追い切りでは先週の武蔵野Sを快勝したサンライズノヴァ相手に、栗東坂路の自己ベストに迫る好時計で先着!?

軽度の筋肉痛とはいえ出走を自重した馬とは思えないほど、タイム上は素晴らしい動きを披露しています。

それなのに休養明けを嫌われて評価を落とした形ですし、これは天皇賞・秋2着フィエールマンと同じパターンでは……?

2019 マイルチャンピオンシップ

⑤インディチャンプ(1着)

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【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】

【11/20(金)更新】サリオス堀師の非公式(オフレコ)発言

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本日はマイルCSにインディチャンプ、ラウダシオンと登録上オーナー3頭出し、サリオス(馬主:シルクR、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

結論から先に書くと、大外枠に入らなければ◎の最有力候補でした。

詳しくは手動作業のため削除していないことに先ほど気づいた(オイっ!?)、【天皇賞・秋】サリオス使い分け舞台裏の期間限定記事をご覧いただくとして……。

サリオスが毎日王冠を勝ったのに秋天を回避したのは、『厩舎サイドの考え』と表現しても差し支えありません。

 

これは非公式(オフレコ)発言ですけど、皐月賞2着後にNHKマイルC参戦が話題になった際に堀調教師は

 

「(NHKマイルCに使えばタダ貰いでも)そんなレベルの馬じゃない」

 

と言ったニュアンスの発言を、親しい関係者に語っていたらしいんですよ?

 

補足として堀厩舎は意外にもNHKマイルCを勝ったことがなく、2006年キンシャサノキセキ、11年リアルインパクトの3着が最高です。

前者は後に芝1200mの高松宮記念を連覇。後者は次走の安田記念を古馬相手に勝利したG1馬になります。

最終的に春はクラブ馬の宿命で王道クラシック路線を歩みましたけど、2015年にマイルCSを制覇。香港カップなど芝1600~2000mのG1を総ナメして現在は種牡馬として活躍している、モーリスを管理した堀師の発言だけに、現状サリオスはマイル前後がベスト(!?)なのでしょう。

 

それだけに今回の手応えを、私が勝手に堀師の言葉を代弁すれば

 

「先々はもっと上(海外G1)を目指せる馬。マイルCSくらいで負けてもらっては困る」

 

と言った感じでしょうか?(個人の感想です)。

 

2歳時とはいえ今回と同舞台の阪神芝1600mを圧勝しているのは強みですし、当時と同じく内目の枠に入れば11/21(土)公開の記事で暴露するグランアレグリアの新聞に載らない激裏話が無くても、本命はサリオスを予定していただけに……?

2019 朝日杯フューチュリティS

⑥サリオス(1着)

【11/21(土)更新】グランアレグリア『表向きの調教師vs影のトレーナー』の暗闘

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本日は週中に発表された藤沢和師の爆弾発言が記事化されてトレセン内外で大騒動(!?)、グランアレグリア(馬主:サンデーR、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

本題に入る前の予備知識として、【天皇賞・秋】アーモンドアイ最優先?ノーザンFの『使い分け』を大暴露!では表向き仮の話として、藤沢和師が秋天に使いたがっていたとお伝えしました。

厳密にはアクセスが少ない10/26(月)の期間限定記事で、親しい関係者に語った本音として紹介しています(大人の事情により現在は削除)。

 

これをよ~く頭に叩き込んだうえで、11/17(火)スポーツ報知の記事でグランアレグリアを管理する藤沢和師は

 

「マイルの安田記念を上手に走れていた。あと400メートル延びても走れると思う。(秋の)天皇賞はいいレースなんだ」

「タイキシャトルやシンコウラブリイの2000メートルより自信あるよ」

「(スプリンターズSの)1200メートルは向かない。使うところを間違えたよ」

 

と使い分けを主導した“真の所有者&影のトレーナー”に対して、当てつけとも受け取られかねない爆弾発言を連発!?

 

大前提としてスポーツ新聞など既存メディアに掲載される競馬関係者のコメントは、発言主の許可が必要になります。

これを怠るとクレームになりますし、最悪の場合は取材拒否に発展。過去に某紙が暗黙の了解を破った際には、重役クラスが菓子折り持参で謝罪……なんてことも実際ありました。

すなわち、問題の記事は厩舎サイドがOKを出して作成されており、詳しくは来月12/12(土)に発売される「競馬の天才!」有馬号でタップリ舞台裏を紹介する予定ですけど藤沢和先生、明らかにケンカ売ってます(大汗)。

皆さんご承知のとおり、アーモンドアイとグランアレグリアはノーザンF天栄調整馬です。

真の所有者の意向に沿う形とはいえ、使い分けを指示(事実上の命令)したと推測される天栄場長にも、譲れない部分があったのは間違いありません。

今回のスポーツ報知記事は『表向きの調教師vs影のトレーナー』の暗闘が表面化した形ですし、昨年暮れに国枝師が懇意の記者を使ってファンの民意を煽った(!?)、「アーモンドアイ香港遠征ズル休み疑惑→有馬記念にスライド出走して9着」と似ているような……?(個人の感想です)。

【11/22(日)更新】マイルCSの最終結論!

お待たせしました!

サリオス(馬主:シルクR、生産:ノーザンF)

週中に掲載した【期間限定記事】でも紹介しましたけど、馬主情報と並んで実際に騎乗したジョッキーの評価は、予想で重要な参考になります。

“大人の事情”により春は王道クラシック路線を歩んだサリオスも、皐月賞及び日本ダービー2着時に手綱をとったレーン騎手は「ベストは1600m」とキッパリ。今回は待望のマイル戦です。

大外枠に入ったのは心配ですけど、鞍上はゲートに不安があるM.デムーロ騎手ですからね。馬はスタートに問題はありませんし、逆にプラスと考えましょう(苦笑)。

530キロを超える超大型馬だけに使われた上積みは絶大。手前の関係から左回りより右回りの方が良いという話ですから、今回は初志貫徹◎で行かせてください!

心の本命馬アドマイヤマーズ(馬主:近藤旬子、生産:ノーザンF)

11/18(水)【期間限定記事】で紹介した舞台裏はさておき、マイルCSを勝てば最も絵になるのはこの馬でしょう。

今年は故・近藤利一オーナーが長きに渡り要職を務めた阪神開催。週中に行われた1周忌法要には、多数の競馬関係者が参列しました(詳しくは西山茂行オーナーのブログ及びTwitterをご覧ください)。

また同舞台の2018年朝日杯フューチュリティSでは、断然人気に支持されているグランアレグリア(3着)に勝った実績は見逃せません。

当時はグランアレグリアの凡走に助けられた形とはいえ、今回は芝1200mを使った直後になります。1600mへの距離延長で掛かるかもしれませんし、折り合いを重視して位置取りが後ろになるようなら、再度付け入るスキはありますよ!

 

今週も最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。

すでに公開している【ジャパンカップ2020予想】アーモンドアイ電撃参戦の舞台裏!の記事も毎日更新!

本日夕方に更新予定の記事ではジャパンC前夜祭と題して3強対決の仕掛け人(!?)、大物生産者?氏&デアリングタクト(馬主:ノルマンディーTR、生産:長谷川牧場)にスポットを当てちゃいます!


今回はノーザンF関連馬が中心なので11/17(火)の記事冒頭でしか触れられませんでしたけど、2017~19年のマイルCSを3年続けて好走したペルシアンナイト(馬主:G1レーシング)に、注目していた現役記者がいるらしいですよ?

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小宮城

1978年千葉県出身。17歳のときに悪友に連れられ競馬と出会って以降、その半生をかけて没頭。「馬主にとって競馬とはあくまで『経済活動』である」という見地に立ち、厩舎・牧場との関係性に着目した「オーナー・サイダー馬主馬券術」を完成。月刊誌「競馬の天才」で長期連載中。

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