【秋華賞2020予想】大物馬主&ワケアリ穴馬の新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

今回は3歳牝馬クラシック最終戦、秋華賞(G1、京都芝2000m)を取り上げさせてください。

何と言っても今年の注目は、“無敗”での牝馬三冠がかかるデアリングタクト(馬主:ノルマンディーTR)でしょう。

牝馬三冠馬は歴代で5頭いるものの、無敗で達成した馬は過去1頭もいません!

2010年アパパネは新馬3着、チューリップ賞2着、ローズS4着など前哨戦で取りこぼし。後にジャパンCを連覇した2012年ジェンティルドンナも新馬2着、チューリップ賞4着に敗れています。

極めつけは2018年アーモンドアイですら、新馬戦でニシノウララの2着に敗退(小宮注。西山茂行オーナーには申し訳ないですけど、当時は何で負けたんですかね?)。

すなわち、今回デアリングタクトが秋華賞を勝つと、史上初の偉業となるのをご存知ですか?

 

さらに!

 

【ポイント】秋華賞は『優駿牝馬(オークス)からの直行馬』2連勝中!

 

なのも見逃せません。 

 

ただ、2018年アーモンドアイ(馬主:シルクR)、19年クロノジェネシス(馬主:サンデーR)は、どちらもノーザンF生産馬になります。

皆さまご承知のとおり、ノーザンFが誇る東西外厩(ノーザンF天栄、しがらき)で調整された馬は、休養明けでも関係なくバンバン走るのが特徴です。

それに対してデアリングタクトは、岡田牧雄氏が率いる岡田スタッドの関連馬になります。

さすがに日本の競馬界を制圧したノーザンFと同列に扱うことはできませんし、ぶっつけ本番で挑む仕上がり具合が最大の焦点でしょう。

詳しくは10/17(土)の記事で紹介しますけど、デアリングタクトの外厩は岡田スタッドの関連施設ではありません

タガノの八木良司オーナーが経営する宇治田原優駿ステーブルになりますし、春からの流れとはいえ、調整を託された外厩スタッフの心労は相当だったと思いますよ?(万が一、外厩滞在時に故障したら責任問題に発展するだけに……汗)。

10/18(日)京都11R 秋華賞(G1)

芝2000m 3歳牝馬限定 馬齢

馬番馬名性齢馬主生産者
1ミヤマザクラ牝3金子真人HDノーザンファーム
2リアアメリア牝3シルクレーシングノーザンファーム
3マルターズディオサ牝3藤田在子天羽禮治
4ホウオウピースフル牝3小笹芳央ノーザンファーム
5ウインマイティー牝3ウインコスモヴューファーム
6ダンツエリーゼ牝3山元哲二千代田牧場
7ムジカ牝3ケーエスHD前谷武志
8ソフトフルート牝3ゴドルフィンダーレー・J・F
9サンクテュエール牝3キャロットファームノーザンファーム
10クラヴァシュドール牝3山紫水明下河辺牧場
11フィオリキアリ牝3槙和美ノースヒルズ
12マジックキャッスル牝3社台レースホース社台ファーム
13デアリングタクト牝3ノルマンディーTR長谷川牧場
14オーマイダーリン牝3廣崎利洋HD社台ファーム
15ミスニューヨーク牝3高昭牧場高昭牧場
16パラスアテナ牝3広尾レース木村秀則
17ウインマリリン牝3ウインコスモヴューファーム
18アブレイズ牝3前田幸貴ノースヒルズ

【10/12(月)更新】「レイパパレ=ルメール」の舞台裏を大暴露!?

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本日は抽選の結果次第で最大3頭出しも!?。ノーザンF系列の1口クラブである

 

サンクテュエール 騎手未定(←ここがポイント)

クラヴェル       横山典

レイパパレ       ルメール

 

キャロットF所属馬を取り上げさせてください。

 

すでにネット上では「ルメールはサンクテュエールではなく、レイパパレの方に乗るの?」と話題になっていますけど……。少々言葉は悪いですけど、これは出資者への配慮を欠いたクラブ側の凡ミスです。

競馬界には“大人の事情”により、本当のことを書かない(書けない)ケースが多々あります。

 

仮に、仮にですよ。ルメール騎手が

 

「(桜花賞6着、オークス13着のサンクテュエールでは)勝ち負けはキビシイデス~」

 

と別の馬に乗りたがっているとしましょう。

 

【ポイント】大前提としてルメール騎手は事実上の主戦契約(!?)を結んでいる、ノーザンFお抱えジョッキーになります。

 

そこで“真の所有者”キャロットF3頭出し及び関連馬(傘下クラブや個人馬主と半持ちの生産馬も含む)の中から、波風を立てず乗り替わり可能な有力馬を選ぶ形に。

今年の秋華賞でノーザンF関連馬の最有力候補はリアアメリア(馬主:シルクR)ですけど、前走のローズSを川田騎手で快勝しています。理論上、強権発動もできるとはいえ、正当な理由がないだけに少々無理がありますよね?

次いで有力なのがデビューから無傷の3連勝中。主戦の川田騎手が乗れないレイパパレになりました(個人の感想です)。

しかし、10//12(月)時点でレイパパレは抽選対象。除外の可能性がありますし、例え鞍上決定の舞台裏が上記のような感じであったとしても、キャロットFはサンクテュエール出資者に配慮して「鞍上は未定(調整中)」と表記すべきでした。

無神経なクラブ発表のせいで大多数のファンに、ノーザンF勝負馬の存在がバレるという……。同じく抽選対象のクラヴェルも除外されたら横山典騎手は“YOUは何しに京都へ?”状態になりますし、キャロットFの3勝馬2頭は勝負気配が高いです。

過去に牝馬3冠馬が誕生した年を振り返ると、2018年アーモンドアイの時は2着にミッキーチャーム(5人気)。2012年ジェンティルドンナの時は3着にアロマティコ(6人気)と、『夏の上がり馬』が馬券に絡んでいます。

クラヴェル、レイパパレはどちらもバッチリ該当しますし、出走枠に滑り込めば心の本命馬に抜擢も……?

【10/13(火)更新】絶対に買っておきたい穴馬ミヤマザクラ(馬主:金子真人HD、生産:ノーザンF)

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本日は得意の京都芝2000m舞台替わりで巻き返しに燃える、ミヤマザクラ(馬主:金子真人HD、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

某競馬ポータルサイトの予想オッズでは単勝50倍近い8番人気も……。今回は絶対に買わなければいけない穴馬です!

桜花賞5着は道悪、オークス7着は血統的に苦手な瞬発力勝負になってしまいましたし、春の結果だけでは見限れません。

芝2000mではレコード勝ちした未勝利1着、秋華賞と同舞台のラジオNIKKEI杯2歳S2着と、2戦2連対になります。

 

今回はデアリングタクトと同じくオークスからの直行になりますけど、

 

【ポイント】10/1(木)の2週前追い切りウッドの5F自己ベストを馬なりで1秒近く更新!

 

したように、久々でも状態面に不安はありません!

 

下記の調教映像は10/7(水)の1週前追い(YouTubeに2週前追い動画はありませんでした。お願い許して!)ですけど、先行するストーンリッジ(外)を5馬身近く追走。並ぶ間もなく交わすと懸命に食い下がる併走馬を横目に1馬身先着と、素晴らしい動きを披露しています。

さすがは休養明けでの仕上げに定評があるノーザンFしがらき調整馬。外厩で入念に乗り込まれ調整は万全ですし、例年ペースが速く持久力比べになりやすい秋華賞ならワンチャンあるかも?

【1週前追い切り】2020 第25回 秋華賞

4:04~ミヤマザクラ(内)

【10/14(水)更新】重賞で爆穴連発の注目馬主、『広尾レース』のパラスアテナ

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本日は13(火)発売された「競馬の天才!」11月号連載でスポットを当てた、重賞で爆穴連発の注目馬主『広尾レース』パラスアテナを取り上げさせてください。

詳しくは“大人の事情”によりブログで書けないのが残念ですけど……。雑誌で掲載した重賞成績をご覧いただければ、馬主の勢い的に押さえておいて損はない1頭です!

2019年7月~先週時点で広尾レース重賞成績は[2-6-3-16]。複勝率40.7%と出走した3頭に1頭以上が馬券に絡んでいるのを知ってました?

日付レース名馬名着順人気
201011京都大賞典G2ドゥオーモ1415
200927オールカマーG2クレッシェンドラヴ44
200927神戸新聞杯G2パンサラッサ1210
200912紫苑SG3パラスアテナ210
200905札幌2歳SG3バスラットレオン31
200830キーンランドCG3ディメンシオン39
200719中京記念G3ディメンシオン910
200719函館記念G3ドゥオーモ213
200718函館2歳SG3カイザーノヴァ52
200712七夕賞G3クレッシェンドラヴ13
200705CBC賞G3ディメンシオン118
200705ラジオNIKKEI賞IG3パンサラッサ27
200705ラジオNIKKEI賞G3パラスアテナ41
200510新潟大賞典G3ドゥオーモ1111
200411阪神牝馬SG2ディメンシオン311
200308弥生賞G2パンサラッサ95
200223小倉大賞典G3ドゥオーモ210
200222京都牝馬G3ディメンシオン610
200105中山金杯G3クレッシェンドラヴ71
191228ホープフルSG1パンサラッサ612
191214ターコイズSG3ディメンシオン117
191110福島記念G3クレッシェンドラヴ11
191014府中牝馬SG2ディメンシオン65
190922オールカマーG2クレッシェンドラヴ55
190908京成杯AH3ディメンシオン25
190811関屋記念G3ディメンシオン48
190707七夕賞G3クレッシェンドラヴ22

ここだけの話、私は秘密のバイト先(!?)で上記の根拠を裏テーマにして、紫苑Sで2着パラスアテナ(10人気)を推奨しています。

先方にご迷惑がかかるのでサイト名は非公開にされてもらいますけど、表向きの理由(!?)として挙げた「紫苑Sは重賞昇格後は8枠が狙い!」とか、舞台裏はそんな単純ではありません。

競馬の天才11月号連載では革新的すぎる1口クラブ、広尾レース苦悩と挫折。そして現在の躍進!の秘密に迫っていますので、読者諸兄は雑誌を購入してご確認ください(立ち読みはダメ、ゼッタイ。コロナ禍だから当たり前だよなぁ?)

【10/15(木)更新】中内田厩舎2頭出しのチームプレーは期待薄?

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本日は競馬の天才11月号紙上で岡田牧雄氏が「デアリングタクトのライバル候補」と名指しした、中内田厩舎2頭出しリアアメリア(馬主:シルクレーシング)、クラヴァシュドール(馬主:山紫水明)を取り上げさせてください。

雑誌での発言に関しては大人の事情により触れられませんけど、今回は私の本職であるオーナー・サイダー的な視点から、打倒デアリングタクトの可能性を探っていきます。

 

まずは前走で秋華賞の最有力ステップレースであるローズSを快勝したリアアメリアです。

馬主は先週の毎日王冠をサリオス、京都大賞典をグローリーヴェイズで東西重賞を勝ったシルクR。飛ぶ鳥を落とす勢いのノーザンF系列1口クラブになります。

クラブ母体のノーザンFとしても今春は牡馬二冠をコントレイル、牝馬二冠をデアリングタクトと、非社台系牧場の生産馬に持っていかれました。

それだけに秋華賞で関連馬の大将格であるリアアメリアには大きな期待を寄せていますし、是が非でも結果が求められるところ。

 

それに対してクラヴァシュドールは“謎の馬主”として、ネット界隈で有名な山紫水明(さんしすいめい)になります。

馬主名をググっても本業がヒットしない場合、基本的に何かとワケアリであり、あまり身バレしたくない方です。

競馬界は本当のことでも書くとクレームに発展します(実体験済)。とりあえず、この場では

 

【ポイント】シルクRと山紫水明は全く別系統の馬主

 

であり、基本的に厩舎2頭出しでも片方を生かすためもう1頭がサポート役に徹する献身的アシスト(!?)はできません。

リアアメリアとクラヴァシュドールは阪神ジュベナイルF、桜花賞、オークス、ローズSと中内田厩舎2頭出し。

過去4戦、道中でクラヴァシュドールが不利を受けて後方に下がった桜花賞以外は、1頭が前に行き、もう1頭が後方から進める“前門の虎、後門の狼チームプレー”(!?)とも見て取れます。

ただ……この2頭はお互いの鞍上が過去に色々あった(察してください)せいか、お世辞にも連携が取れているとは言えません。

詳細は関係各所に最大限配慮して【期間限定記事】に譲りますけど、お互い自分の競馬に徹する形では2、3着はあっても勝利までは厳しいでしょう。

馬主の垣根を越えて組織戦に徹すれば、デアリングタクトを負かせる可能性を秘めているだけに残念です!

【10/16(金)更新】ウインマイティー&ウインマリリンの馬主組織戦

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本日はウイン2頭出しウインマイティー&ウインマリリンの馬主組織戦を、取り上げさせてください。

【オークス2020予想】(株)ウインの新聞に載らない激裏話の記事でも紹介したように、ウイン及びクラブ母体となるコスモヴューファームは、マイネル軍団を率いる岡田繁幸総帥の三男・義広氏が代表を務めています。

すなわち、デアリングタクトの“真の所有者”である岡田牧雄氏(実兄は岡田繁幸総帥)とは、親戚(甥と叔父の関係)になるわけですね。

そして多方面に物議を醸したオークスでは、マイネル軍団関連馬3頭出しのスマイルカナ(馬主:岡田繁幸)が1000m通過59秒8の速い流れでレースを引っ張り、4角手前でお役御免&直線でウインマリリンに進路を譲るオマケ付き。

スマイルカナの献身的アシスト(!?)もあり、ウインマリリン(7人気)は離れた2番手から2着に粘り込み。3着に中団から徐々に進出したウインマイティー(13人気)が入り、岡田一族のワンツースリー決着となったのは記憶に新しいところ。

オークスのパトロールビデオでは2:15~最内を突いた⑯ウインマリリンが“味方”だと確認後、慌てて⑧スマイルカナ鞍上の柴田大騎手が進路を譲る姿がハッキリ確認できますので、お手すきの読者諸兄は是非チェックしてください。

このように競馬は登録上オーナーが別名義でも真の所有者が同じだと、あらゆる面で融通が利きます。大レースでノーザンFが圧倒的に強い理由が分かりますよね?(サンデーR、キャロットF、シルクRに個人馬主との共同所有馬も加われば……汗)

2020 オークス(レース映像)

オークス 2020 パトロールビデオ

2:15~⑯ウインマリリン ⑧スマイルカナ

秋華賞はオークスで事実上のペースメーカー(!?)を務めたスマイルカナは出走しませんけど、登録上オーナー及び真の所有者が同じウイン2頭出しは、今回も間違いなく馬主組織戦を仕掛けてくるでしょう。

ここで問題はウイン2頭にとって牧雄おじさん(失礼)の期待馬である、デアリングタクトへの対応です。

補足としてウインマイティー&マリリンは出資者が存在するクラブ馬になります。岡田繁幸総帥の個人名義であるスマイルカナのような“捨て駒”として使えませんし、仮にそんなことをしたらウイン会員が黙っていません。SNS上で袋叩き間違いなしですからね~。

そうなると現実的な接し方として、ウイン2頭はマイネル軍団十八番のチームプレーで上位を目指し、直線を向いて手応えが残っていればガチンコ勝負。脚が無ければ親戚のよしみ(!?)で進路を譲る……。こんなところでしょうか?

1つだけハッキリしているのは、デアリングタクトとウイン2頭は競輪に置き換えると同じラインです。

競輪では各選手が個々の得意戦法に応じ、他の選手と連携することが認められています。「選手の所属競馬場が同じ→同じ県(地区)→隣接都市」と、毎レース何かしら関係がある選手と組み、個々ではなくチーム戦が繰り広げられます。

話を今年の秋華賞に戻すと、オークスと同様にデアリングタクトとウインマイティー&マリリンは『岡田一族ライン』を結成リアアメリア(馬主:シルクR)を大将格とするノーザンF関連名義ラインと激突……と説明すれば、何となくニュアンスが伝わるでしょうか。

コントレイルがノースヒルズ軍団の護送船団方式で制した日本ダービーが象徴的なように、近代競馬は組織戦になります。圧倒的な質量を誇るノーザンF関連馬に勝つには、ライバルの得意技であるチームプレーで対抗するしかないのです!

【10/17(土)更新】デアリングタクトの進路をノーザンF関連馬が妨害!?

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本日は秋華賞の主役及び岡田一族ライン不動の大将、デアリングタクト(馬主:ノルマンディーTR)を取り上げさせてください。

当初はオークスから直行する舞台裏を紹介しようと思っていましたけど、私が連載させていただいている「競馬の天才!11月号」にて、真の所有者である岡田牧雄氏と、デアリングタクトを管理する杉山調教師が経緯を包み隠さず説明されています。

掲載内容をブログで書くのはマナー違反ですし、舞台裏は読者各自で雑誌をGETしてご確認ください。

そこで今回は10/16(金)更新記事で紹介した馬主(生産者)ラインから話の流れで、読者よりメールで頂戴した質問に“大人の事情”が許す範囲内で答えようかなと?

詳しくは下記のYouTubeレース映像及びパトロールビデオをご覧いただくとして、オークスでは勝負所で④デアリングタクトの行く手を遮るように、⑥リアアメリアの川田騎手と⑱サンクテュエールのルメール騎手が外からフタをしているようにも見えますね。

 

これを指して毎日ブログをチェックしている馬主マニア諸兄から

 

「ノーザンF包囲網による進路妨害ではないか?」

 

というド直球な疑問が寄せられています(大汗)。

2020 オークス(レース映像)

オークス 2020 パトロールビデオ

ここだけの話、上記の疑惑(!?)はオークス終了後に、ネット上でも一部で話題に挙がっていました。

予備知識としてリアアメリア(馬主:シルクR)、サンクテュエール(馬主:キャロットF)はノーザンF生産馬であり、登録上オーナーもノーザンF傘下クラブになります。

すなわち、10/16(金)の記事で紹介したノーザンFラインなのは動かしようがなく、2頭で最大のライバルである岡田一族ラインの大将デアリングタクトを潰しに行った……と、ファンに受け取られても仕方ないでしょう。

これを問題視したJRAはノーザンF関連馬の暴挙(!?)を断固阻止するため、キャロットFの抽選対象馬2頭を除外にした(!?)のかもしれませんね?(個人の感想です)

画像はJRAホームページより

事実、クラヴェル&レイパパレが出走枠から弾かれたことにより、秋華賞のノーザンFラインは

 

①ミヤマザクラ(馬主:金子真人HD)

②リアアメリア(馬主:シルクR)

④ホウオウピースフル(馬主:小笹芳央)

⑨サンクテュエール(馬主:キャロットF)

 

の生産馬4頭しかいません。この内①ミヤマザクラはノーザンFと共同所有(半持ち)ではなく、所有権利は金子真人オーナー全持ちと推測されるため、実質的には3頭と考えられます。

 

これではデアリングタクト包囲網を結成したくても駒不足ですし、枠も離れているためオークスのような悪質タックルならぬ妨害行為も難しいでしょう。

主催者もデアリングタクトの無敗牝馬3冠制覇を後押し(!?)している気がするのは、私だけでしょうか?

最後に。オークスにおける川田騎手とルメール騎手の妨害行為(のように見える乗り方)は、競馬ではごくごく当たり前の騎乗になります。敵対するラインを抜きにして、単勝1倍台の断然人気馬を執拗にマークするのは誰にも責められません。

ただ……。オークスは偶然デアリングタクトの前を走っていた馬がバテて進路があいたから良かったですけど、1頭ではなく2頭による極秘ミッション(!?)が成功していたら、ニューヒロイン誕生を人為的に阻止された競馬ファンからノーザンF関係者は、ネット上で袋叩きにされたと思いますよ?

【10/18(日)更新】秋華賞の最終結論!

お待たせしました!

デアリングタクト(馬主:ノルマンディーTR、生産:長谷川牧場)

何も言うことはありません。中間の調整を託された宇治田原優駿ステーブルは、休み明けの仕上げに定評がある外厩になります。

さらに今回はキャロットF2頭が揃って除外。ノーザンF関連馬によるデアリングタクト包囲網の結成がJRAによって阻止(!?)されましたし、しかも馬群に包まれない7枠13番と、理想的な枠順に入りました。

勝負の手綱を託された松山騎手は、2018年のアーモンドアイ(6枠11番から直線突き抜けて快勝)と同じことをするだけ。もちろん競馬に“絶対”はありません。無敗での牝馬3冠制覇のプレッシャーで落ち着いて騎乗できるかなど、不安要素はゼロではないです。

それを百も承知でイチ競馬ファンとして、コロナ禍による閉塞感に包まれた2020年の競馬界に、無敗のニューヒロイン誕生を期待します!

 

心の本命馬ソフトフルート(馬主:ゴドルフィン、生産:ダーレー・J・F)

当初は心の本命馬に【オークス2020予想】(株)ウインの新聞に載らない激裏話で穴推奨した、ウインマイティー(馬主:ウイン)を予定していました。

ここだけの話、1週前追い切りで破格の好時計を叩き出し、騎乗した和田竜騎手が「まるでアーモンドアイみたいや!」と、興奮気味に語っていたらしいんですよ?(小宮注。非公式の発言。ウイン公式では「動きを絶賛」と表現)。

その影響か前走の紫苑Sは出遅れて6着に敗れたのに、昼前時点で4番人気ですからね~。

 

もちろん上位評価として買いますけど、これは関係者が勝手に盛り上がり、普通にデアリングタクトに負けて

 

「(乗ったこともないくせに)何がアーモンドアイだよ~」

「馬主に対するリップサービスも度が過ぎる……」

「アーモンドアイに謝れ!」

 

と発言を信じて馬券を購入した記者連中から、恨み節交じりに批判が殺到するパターンかなと(苦笑)。

 

そこで心の本命馬には正真正銘の穴馬、ダーレー軍団の秘密兵器ソフトフルートを抜擢!

同馬を管理する松田国厩舎は来年2月に定年を迎えます。すなわち、今秋のG1が厩舎として最後の挑戦。数々の活躍馬をターフに送り出した名伯楽マツニク先生の渾身仕上げが期待できます。

また馬主のゴドルフィンも馬主リーディング(賞金順)で現在5位。4位社台レースホースを約1憶2000万円差で射程圏内にとらえており、勝利数(82勝)では1位キャロットF、2位サンデーR、3位シルクRと接戦を演じるなど勢いがあるのも魅力です。

過去に牝馬3冠馬が誕生した際は、『夏の上がり馬』が2、3着に絡んでいるだけに(それは降級制度が廃止される前の話だろう!って野暮なツッコミは却下します)、デアリングタクトが勝っても好配当確実の穴馬として狙う価値あり!?

 

今週も最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!

すでに公開している【菊花賞2020予想】コントレイル(ノースヒルズ軍団)の馬主組織戦を大暴露!の記事も毎日更新。アクセスが少ない月・火・水・木は、期間限定で『新聞に載らない激裏話』をコッソリ公開しますのでお楽しみに!

【追記】さすがに心の本命馬にはできませんでしたけど、『ソフトフルートを超える爆穴馬』を狙っている、現役記者がいるらしいですよ?


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小宮城

1978年千葉県出身。17歳のときに悪友に連れられ競馬と出会って以降、その半生をかけて没頭。「馬主にとって競馬とはあくまで『経済活動』である」という見地に立ち、厩舎・牧場との関係性に着目した「オーナー・サイダー馬主馬券術」を完成。月刊誌「競馬の天才」で長期連載中。

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