
お待たせしました!
早いもので今回は2021年最初の中央G1、フェブラリーステークス(東京ダ1600m)を取り上げさせてください。
今年は2019年の勝ち馬インティ(馬主:武田茂男)を筆頭に、中央地方ダートG1(Jpn1)勝ち馬が合計4頭参戦の豪華メンバー……というお決まりの文句は、毎週末馬券と格闘している読者諸兄には通用しないでしょう。
チャンピオンズCの勝ち馬チュウワウィザードはサウジ遠征。交流ダートG1競走4勝クリソベリルは故障休養中。東京大賞典3連覇オメガパフュームも不出走と、やや寂しい顔ぶれになってしまいました。
上位人気に支持されそうな有力馬は、前哨戦の根岸Sを快勝したレッドルゼル(馬主:東京ホースレーシング)はダ1600mが初めて。逆にルメール騎手が騎乗を予定しているカフェファラオ(馬主:西川光一)は東京ダ1600m2戦2勝も、G1では結果が出ていないのが気になります。
またフェブラリーSは普通に予想していてはまず買えない、

【ポイント】
単勝万馬券の爆穴馬激走
が珍しくないレースです。
2014年には単勝272.1倍の最低人気コパノリッキーが勝利。昨年は単勝142.6倍の16番人気ケイティブレイブが2着に粘り込んだのは記憶に新しいところ。
例年と比べて傑出馬不在の今年はどの馬にもチャンスがありますし、◎及び心の本命馬には完全ノーマークの隠し玉を抜擢も……?
2020 フェブラリーS
⑯ケイティブレイブ(2着)
ケイティブレイブの瀧本和義オーナーは東京ご当地馬主。O・S的には買えた!?
なお、今週のブログは先週怒涛の的中ラッシュ(京都記念◎ダンビュライト3着、共同通信杯◎エフフォーリア1着、クイーンC◎アカイトリノムスメ1着、佐賀記念◎クリンチャー)に続いて、土日4重賞を下記の記事更新スケジュールで公開しますのでご期待ください!
【記事更新スケジュール予定】
19(金) 17:00
京都牝馬ステークス(G3、阪神芝1400m)の予想
20(土) 12:30
ダイヤモンドステークス(G3、東京芝3400m)の予想
20(土) 17:00
小倉大賞典(G3、小倉芝1800m)の予想
21(日) 12:30
フェブラリーステークス(G1、東京ダ1600m)の予想
2/21(日) 東京11R フェブラリーS(G1)
ダ1600m 定量 フルゲート16頭
馬番 | 馬名 | 性齢 | 馬主 | 生産者 |
---|---|---|---|---|
1 | エアアルマス | 牡6 | ラッキーフィールド | Sekie Yoshihara |
2 | インティ | 牡7 | 武田茂男 | 山下恭茂 |
3 | カフェファラオ | 牡4 | 西川光一 | Paul P. Pompa |
4 | ヘリオス | セ5 | 桑田牧場 | 桑田牧場 |
5 | サクセスエナジー | 牡7 | 高嶋哲 | タニグチ牧場 |
6 | アルクトス | 牡6 | 山口功一郎 | 須崎牧場 |
7 | ワンダーリーデル | 牡8 | 山本能成 | 大島牧場 |
8 | ワイドファラオ | 牡5 | 幅田昌伸 | フジワラフアーム |
9 | サンライズノヴァ | 牡7 | 松岡隆雄 | ヤナガワ牧場 |
10 | エアスピネル | 牡8 | ラッキーフィールド | 社台ファーム |
11 | スマートダンディー | 牡7 | 大川徹 | 三嶋牧場 |
12 | ヤマニンアンプリメ | 牝7 | 土井肇 | 廣田伉助 |
13 | ソリストサンダー | 牡6 | 村上稔 | 村田牧場 |
14 | オーヴェルニュ | 牡5 | 杉山忠国 | 明治牧場 |
15 | ミューチャリー | 牡5 | 石瀬丈太郎 | 芳住鉄兵 |
16 | レッドルゼル | 牡5 | 東京ホースレーシング | 社台ファーム |
【2/15(月)更新】エア軍団2頭出しの激裏話は『期間限定記事』を要チェック!

お待たせしました!
本日は馬主協会で分類すると東京ご当地馬主、ラッキーフィールド2頭出しエアアルマス&エアスピネルを取り上げさせてください。
世間的な評価はどちらも10番人気前後でしょうけど……。詳しくは【期間限定記事】で公開する新聞に載らない激裏話次第によっては、激走が期待できる伏兵候補になります。
繰り返しになりますがフェブラリーSは、オーナー・サイダー馬券術と相性抜群!
2014、15年連覇コパノリッキーの馬主であるDr.copaこと小林祥晃オーナーは、東京馬主協会の副会長なのをご存知ですか?(副会長は西山茂行オーナーと2人体制)。
2014 フェブラリーS
⑬コパノリッキー(1着)
2015 フェブラリーS
④コパノリッキー(1着)
昨年16番人気で2着に激走した、ケイティブレイブの瀧本和義オーナーも東京馬主協会の相談役を務めています。詳しくは“大人の事情”により、コチラのリンクから東京馬主協会のホームページをご覧ください。
あと、現在は役職が変更になっている場合があります。東京に限らず馬主協会の役職は定期的に入れ替わりがあり、過去に古い役職を記載して読者諸兄もよ~くご存知のお方から、直接お叱りのメールを頂戴した苦い過去があるので……(副会長はワシですって苦笑)。
それはさておき、

【ポイント】
ラッキーフィールド代表の吉原毎文オーナーも東京馬主協会の相談役
を務めています。
条件が合わなかったチャンピオンズCでは惜しくも不発に終わりましたけど、オーナー地元開催の東京替わりで再び仕掛ければ、今回は1発あるかもしれませんよ?
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【ここから先は期間限定記事】
※大人の事情により近日中に削除します
【チャンピオンズC】同馬主2頭出しエア軍団の動向に注目!で詳しく解説したとおり、前走はエアアルマスがハナを切り、エアスピネルが直線勝負に賭ける

【ポイント】
“前門の虎、後門の狼チームプレー”
を仕掛けます!
しかし、先行担当のアルマスは掛かり気味に並びかけてきたインティ(3着)に絡まれ10着。スピネルはメンバー3位タイの上がり36秒6の末脚で差を詰めるも、7着まで追い上げるのが精一杯でした……。
2020 チャンピオンズC
⑥エアスピネル(7着) ④エアアルマス(10着)
過去に1度もハナを切ったことがないエアアルマスの逃げ作戦に要注目!
結果的に2頭共倒れになりましたけど、競馬予想と勝敗は兵家の常。陣営の意図は伝わってきましたし、作戦としては悪くなかったと思います。
そうだ。【チャンピオンズC】同馬主2頭出しエア軍団の動向に注目!の期間限定記事で公開した、新聞に載らない激裏話を削除するのを忘れていたので……大汗。
まだご覧になられていない読者諸兄は是非チェックしていただくとして、エアアルマスの積極的すぎるレースぶりを振り返ると、本当はノーザンF関連馬のペースメーカー疑惑(!?)が浮上します。
勝ったのはノーザンF生産のチュウワウィザードであり、同馬はチャンピオンズCの最終結論!で事前に指摘したとおり、【先行激化を予想して中団から競馬をすると明言】していました。
そしてエアアルマスは外厩にノーザンFしがらきを使用する、“隠れノーザン”という……?
真相はどうあれエア2頭出しの1頭が前に行き、片方が後方から競馬をした事実に変わりはありません。
今年のフェブラリーSにノーザンF関連馬はエアアルマス1頭のみですし、今回のレースぶりでハッキリするでしょう。ペースが速くなり武蔵野S3着時と同じだけ走れば、御年8歳エアスピネルの激走があっても驚けませんよ!
【2/16(火)更新】エア軍団2頭出しチームプレー次第で激アツの穴馬とは?

お待たせしました!
本日はエア軍団2頭出しのチームプレー次第によっては激アツ確定(!?)、ダートの追い込み馬ワンダーリーデル(馬主:山本能成)を取り上げさせてください。
根岸Sでは単勝45.7倍(10人気)で2着に激走。衝撃の舞台裏は【期間限定記事】で公開するとして……。
チャンピオンズCに続いてエアアルマスが積極策に打って出るようであれば、前走の再現があるかもしれません。
詳しくは下記のYouTube動画をチェックしていただくとして、根岸S2着をひと言で説明すれば“棚(たな)から牡丹餅(ぼたもち)”。無欲の追い込みに徹した結果に過ぎません。
順を追って説明すると、レースは大川徹オーナー2頭出し⑧スマートセラヴィーは逃げて、②スマートダンディーが後方から直線勝負に賭ける馬主組織戦を仕掛けてきます。
特に先行役のスマートセラヴィーはゲートで後手を踏んで強引にハナを切りましたし、間違いなく馬主サイドからダビスタよろしく、「とにかく逃げろ」という指示が出ていたのでしょう(個人の感想です)。
しかし、改めて競馬に“絶対”はありません。スマートセラヴィーが我が身を犠牲(!?)にして作り上げたハイペースの流れを、スマートダンディーは1枠がアダとなり直線で内を突いて前が壁になり追い込み不発。悲しいなぁ・・・。
一方、同じ1枠でも直線で大外に持ち出したワンダーリーデルは、メンバー最速となる上がり34秒6の鬼脚で2着と、ハッキリ明暗が分かれました。
2021 根岸S
①ワンダーリーデル(2着)
⑧スマートセラヴィー&②スマートダンディーに注目。
すなわち、机上の計算だとフェブラリーSでエアアルマスがスマートセラヴィーと同じことをすれば、エアスピネルだけでなくワンダーリーデルにも展開が向く可能性が高い!
ワンダーは昨年のフェブラリーSでも勝ち馬と0秒6差の4着に好走。2019年には同舞台の武蔵野Sを豪快に差し切るなど、脚質的に東京ダ1600mはピッタリですからね?
あくまでレース展開次第……になりますけど、8歳馬と思ってバカにすると痛い目に遭うかもしれませんよ?
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【ここから先は期間限定記事】
※大人の事情により近日中に削除します
旧ブログからご覧の読者諸兄には説明不要ですけど、私は商売柄(!?)もあって新聞に載らない関係者情報に精通しています。
ただ、良くも悪くも競馬予想とレース展開は水物。勝てると断言していた馬が平気で負けたり、逆に陣営が全く気の無かった馬が激走。訴えてやる!(by上島竜兵)となることも珍しくありません。
根岸Sのワンダーリーデルは後者の典型例。主戦の横山典騎手が負傷により急遽、田中勝騎手と初コンビを組むことになり
「乗り難しいタイプだし枠も最悪。最後方から競馬をしてどこまで差を詰められるか……」
と偽らざる本音を漏らしていました。
それがスマート軍団2頭出しのお膳立て&仲良く自滅(!?)が重なったとはいえ、10番人気で2着ですからね。マジやってらんねぇ。。。
競馬は究極の自己責任。予想とレース結果が裏目に出た時も、様々な情報を総合的に判断した私の責任です。
根岸Sのスマートセラヴィーはスマートダンディーのペースメーカーではなく、本当は自らの残る“前門の虎、後門の狼チームプレー”だったとしても……泣(ベテランの戸崎騎手が若手ジョッキーみたいな乗り方をしたのは正直計算外。出遅れて慌てたとしても酷い!)。
【2/17(水)更新】今回のレッドルゼルは危険な人気馬!?

お待たせしました!
本日は今年のフェブラリーSで有力候補の1頭、レッドルゼル(馬主:東京ホースレーシング、生産:社台F)を取り上げさせてください。
先に結論から書くと、普通に予想すれば今回は『危険な人気馬』になります。
1400mまでの距離にしか出走経験がありませんし、2019年に前走で根岸Sを制して4連勝で挑んだコパノキッキングは、初めての1600mで後方から追い込むも、2番人気で5着に敗れました。
もちろん当時はマーフィー騎手から藤田菜騎手に乗り替わっていたコパノキッキングと、川田騎手の継続騎乗となるレッドルゼルを同列には扱えません。
またコパノキッキングは1400mでも気持ち距離が長いスプリント色の強い馬に対し、レッドルゼルはダ1400mで[4-3-0-1]。4走前のプロキオンS8着以外は、2着以内に好走しています。
2019 フェブラリーS
⑪コパノキッキング(5着)
距離を意識したのか最後方から直線勝負。馬主サイドの指示(命令)も裏目に出た!?
以上のことから馬券は1枚もイラない……とまでは断言できませんけど、少なくても上位人気で積極的に買う馬ではないでしょう。
詳しくは【期間限定記事】で公開する新聞に載らない激裏話を評価しても、現時点で押さえ予想。もう少し人気が無ければ☆くらいは打ちたい馬ですけど。。。。。。
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距離経験が無いレッドルゼルを狙える根拠があるとすれば、主戦を務める川田騎手の評価でしょう。
予備知識として、興味深いエピソードを紹介しましょう。下記は2020年4/21付けで東京ホースレーシングHPに掲載されたレッドルゼルの近況情報です。
「5月30日(土)東京・欅ステークス(D1400m)に向かう予定でしたが、東京への長距離輸送でダメージを残したくないということ、相性の良い阪神コースで出走させたいとの理由から6月13日(土)阪神・天保山ステークス(D1400m)に変更となりました。ジョッキーは川田騎手で変更はありません」
ここでポイントは5/30(土)東京でレッドルゼルに乗るため、川田騎手は騎乗スケジュールを組んでいたこと。当時の同馬は3勝クラス→オープン特別を連勝中とはいえ、抜けた存在ではありませんでした。
それほどまでに川田騎手は、レッドルゼルの素質を高く買っていた裏返しでしょう。
しかし、東京HRの公式情報にあるとおり、陣営は欅Sから天保山Sに矛先を変更。想定外の事態にちょっとした“事件”が発生します。同じレースに川田騎手のお手馬であるデターミネーション(馬主:サンデーレーシング)も出走を予定していたのです。
デターミネーションは泣く子も黙るノーザンF直営クラブの有力馬。ただ、同馬も出走予定レースを心房細動の影響でスライドしており、難しい選択を迫られます。
最終的に川田騎手のエージェントは
「(レッドルゼルが)天保山Sに使ってくるのは想定外……」
と馬主のパワーバランス(!?)を優先。渋る川田騎手を何とかなだめて、心房細動明けのデターミネーションに無理やり乗せる裏事情がありました(2番人気で10着に大敗)。
そもそも論として東京HR関係者が4/21の時点で、「ジョッキーは川田騎手で変更はありません」と断言してしまったのも大問題ですけど(5/15北村友騎手に変更と発表)、いまやレッドルゼルはG1フェブラリーSの有力候補ですからね~。
改めて1流ジョッキーの目利きは確かであると同時に、心ならずも期待馬の手綱を譲る形になった川田騎手の心中は察するに余りあります。
もし北村友騎手で勝っていれば戻って来なかった可能性がありますし、天保山Sで2着に取りこぼして川田騎手サイドは正直ホっとしたんじゃないですか?(個人の感想です)。
2020 天保山S
⑫レッドルゼル(2着)
スタート出遅れが響いたのか直線で追い上げるも勝ち馬サヴィを捉え切れず……。
【2/18(木)更新】魔改造(!?)を施されたカフェファラオに注目する理由

お待たせしました!
本日は汚名返上に魔改造(!?)を施された、カフェファラオ(馬主:西川光一、生産:Paul P. Pompa)を取り上げさせてください。
正直、同馬も2/17(水)の記事で取り上げたレッドルゼルと同じく、馬券的には積極的に買いたくない有力馬になります。
陣営は人気を裏切ったチャンピオンズC6着の敗因を公式の場で名言していません。恐らくルメール騎手が乗らなければ、4~5番人気前後の評価が妥当でしょう。
2020 チャンピオンズカップ
⑦カフェファラオ(6着)
しかし、今回のカフェファラオは関係各所に配慮して【期間限定記事】で公開する、

【ポイント】
魔改造(!?)
を施されています。
また西川光一オーナーは東京馬主協会に所属するご当地馬主であり、オーナー地元開催の東京ではフェブラリーSと同舞台のユニコーンS圧勝を含む2戦2勝なのも見逃せません。
オーナー・サイダー的には本命級の評価が必要になりますし、これで人気が落ちれば最高だったんですけどね~。
2020 ユニコーンS
⑯カフェファラオ(1着)
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【ここから先は期間限定記事】
※大人の事情により近日中に削除します
一部スポーツ紙が記事化しているので隠す必要も無かったりしますけど、1週前追い切りでカフェファラオは操縦性強化の目的でハミをリングビットに替えてクロス鼻革を着用。さらに集中力を高めるためチークピーシーズを装着!?
上記の装備変更を無理やり車に置き換えると、ハンドル回りを総とっかえして、エアロパーツを取り付けた感じですかね?(個人の感想です)
カフェファラオの積んでいるエンジンは間違いなくG1級。それだけに今回の魔改造(!?)は
「チャンピオンズCで負けたのは気性と操縦面の問題。能力をフルに発揮できればあんなことはない……」
という厩舎サイドの確固たる意志の表れとも受け取れます。
毎週末馬券と格闘している読者諸兄はよ~くご存知のとおり、競馬ではハミ変更や特殊馬具の装着でガラリ一変することが多々あります。
代表的な例が競馬新聞でB表記があるブリンカー装着馬ですけど、ほぼ同等の効果があるチークピーシーズは何故か申告義務がありません。
まぁ、パドック周回時にチークP装着の有無は目視で確認できるとはいえ、ハミ交換となると素人レベルではお手上げ。その道のプロでないと判別は不可能でしょう。
すなわち、上記の魔改造(!?)が不意打ちで行われていたら、競馬ファンの立場だと知る術が無かったということ。
さすがに今回はぶっつけ本番を避けて“試し乗り”をしてくれたお陰で、ハミ交換&特殊馬具の装着を事前に確認できましたけど……。気性的に全幅の信頼までは微妙ですけど、ここまでやったのだからオーナー地元開催替わりで超ヤリ確定!?
GTRで爆走してたら魔改造のアテンザを発見したので
話しかけてみたらまさかの展開に。。。❓⁉️
上記動画はイメージです。カフェファラオはアテンザではないよな~
【2/19(金)更新】京都牝馬ステークスの予想!

お待たせしました!
◎ブランノワール(馬主:シルクR、生産:ノーザンF)
今年は阪神芝1400mで行われる京都牝馬ステークス(G3)は、傑出馬不在の大混戦!
さらにハナを切りたい①カリオストロ(馬主:Him Rock Racing HD)、④イベリス(馬主:前田幸治)が揃って内枠に入り先行激化が予想されます。
特に後者は⑪アフランシール(馬主:前田幸治)とノースヒルズ軍団2頭出し。最終的には馬主関係者の腹づもり次第ですけど、恐らく控えるという選択肢は無いでしょう。
直線平坦な京都と違い直線で坂が待ち構える阪神は、差し・追い込みが決まりやすい舞台になります。そこでハイペース決め打ちで狙ってみたいのが、⑮ギルデッドミラーとシルクR2頭出しで、新馬戦以来の1400m戦となるブランノワールです。
全4勝中3勝を阪神で挙げているコース巧者で、上がり33秒台の決め手が最大の武器。気性的に200mの距離短縮はプラスに働きそうですし、展開がハマれば大仕事をやってのけそうな雰囲気があります。
シルクR公式HPの近況は出資者向けのリップサービス込みとはいえ(苦笑)、贔屓目抜きに状態も良さそうですからね。勢いのある若手の団野騎手とのコンビで1発に期待です!
心の本命馬ビッククインバイオ(馬主:バイオ、生産:ノーザンF)
オーナー・サイダー的に穴で狙って面白そうなのが阪神ご当地馬主、バイオ(株)の期待馬ビッククインバイオ。
今回は初めての関西遠征ということもあり◎は打てなかったですけど、母アニメイトバイオはオーナー地元開催の阪神で11年ローズSを4番人気で勝利。10年阪神ジュベナイルFでも5番人気で2着に好走しています。
古くはミレニアムバイオが02年の当時阪神芝1600mで行われていたマイラーズCを制すなど、O・S的に激アツのご当地馬主です。
中間は初の長距離輸送が控えているにも関わらず、1週前追い切りでは持ったまま好時計をマーク。主戦の戸崎騎手がサウジ遠征で乗れないため、鞍上に武豊騎手を確保するなど勝負気配が漂っています。
こちらも気性的に距離短縮は歓迎ですし、折り合いを気にしなくて済む1400m替わりで粘り込みがあっても驚けませんよ?
2011 ローズS
⑥アニメイトバイオ(1着)
オーナー地元開催の阪神で後の牝馬3冠馬アパパネを破る大金星!
【2/20(土)更新】ダイヤモンドステークスの予想!

お待たせしました!
◎グロンディオーズ(馬主:サンデーR、生産:ノーザンF)
ダイヤモンドSにポンデザール、パフォーマプロミスと3頭出しのサンデーレーシング。
しかし、旧ブログからご覧の読者諸兄には説明不要ですけど、基本的にノーザンF系列のクラブ馬は登録上オーナーではなく、東西外厩(美浦:ノーザンF天栄、栗東:ノーザンFしがらき)が出走ローテ及び騎手の決定権を握っていると言われています。
そしてグロンディオーズはノーザン天栄。ポンデザール、パフォーマプロミスはノーザンFしがらき調整馬です(堀厩舎は大人の事情により美浦所属でも外厩はノーザンFしがらき)。
サンデーR3頭出しでグロンディオーズだけ仲間はずれ(!?)であり、影のトレーナーで判別すると、ノーザンF天栄調整馬オーソリティ(馬主:シルクR)の方が“味方”になります。
当初グロンディオーズは京都記念(G2、阪神芝2200m)に参戦を示唆していました。ところが色々あって(察してください)、川田騎手が「3000m以上の馬じゃない」と言っていた(らしい)、オーソリティとダイヤモンドS2頭出しに。
話がややこしくなるので簡潔にまとめると、オーソリティに自信があるならグロンディオーズを京都記念に使い分けていたはず。
最終的にグロンディオーズの長距離適性を考慮してダイヤモンドSになりましたけど、この中間は脚部不安により坂路とプール併用調整が一転、1週前追いはウッドで好時計を叩き出すなど、勝負気配を漂わせています。
東京コースで3勝を挙げているコース巧者ですし、54キロの軽ハンデなら1発あるかも?
心の本命馬ヒュミドール(馬主:サンライズ、生産:宮内牧場)
ここだけの話、同馬は穴馬縛りがある某秘密のバイト先で推奨。昼前時点でまさかの3番人気に戸惑っている次第です……汗
正直、推奨理由はO・Sではありません(オイっ!?)。関係各所に最大限配慮した表現方法を用いるのであれば、今回の異常オッズこそが狙える理由に他なりません。
前走のステイヤーズSでも穴人気していたとはいえ、私が愛用している専門紙Bでも◎がチラホラ……。人様のことを言えた義理じゃないですけど、ちょっと皆さん馬券を買いすぎじゃないですか?(小宮注。競馬記者は騎手のエージェント以外は馬券購入が認められています。合法だな!)。
【2/20(土)更新】小倉大賞典の予想!

お待たせしました!
◎ボッケリーニ(馬主:金子真人HD、生産:ノーザンF)
昨年の小倉大賞典にヴェロックス、ジナンボーと有力馬2頭出しで挑んだ金子真人HD。
結果は前者が9着。後者が3着と明暗が分かれましたけど、今年は2年続けて1番人気が予想されるボッケリーニを送り込んできました。
今回は前走から2キロ増の57キロ。6週連続開催で荒れた小倉の馬場など不安要素は少なくないものの、昨年3着ジナンボーを先週の京都記念(4着)に回しての参戦は見逃せません。
補足として京都記念に金子真人HDはワグネリアン(5着)と2頭出し。来週には中山記念(G2、中山芝1800m)が組まれていますし、馬主サイド主導で中距離の適鞍に使い分けが可能でした。
余談として来週の中山記念には、ジナンボーと同じ堀厩舎のヒシイグアスが出走を予定しています。あとは読者諸兄で想像してください苦笑。
それはともかく、全兄ラブリーデイも5歳で本格化した奥手のタイプ。個人的にはジナンボーを小倉大賞典に回して、中山記念にボッケリーニでも良かったと思いますけど、金子真人オーナーの差配も含めて要注目です!
心の本命馬アールスター(馬主:KRジャパン、生産:若林牧場)
昨年のフェブラリーSで最低人気ケイティブレイブを2着に持ってきた長岡騎手。今年は同じく杉山晴厩舎の管理馬で、アールスターとのコンビで小倉大賞典に参戦します。
当時3勝クラスから格上挑戦で出走した4走前の小倉記念を10番人気で勝利。今回は2勝を挙げている小倉に戻ってきました。
前走の中山金杯は前に行った馬が上位を独占するスローの流れを、1頭だけ後方から追い込み5着と見せ場を作りましたからね。
連続開催で外差しが決まり出した馬場も向きそうですし、当日のオッズ次第では◎ボッケリーニと2頭軸で狙うのもアリ!?
【2/21(日)更新】フェブラリーステークスの予想!

お待たせしました!
◎アルクトス(馬主:山口功一郎、生産:須崎牧場)
前に行きたい馬がズラリと内枠に入った今年のフェブラリーステークス。ラッキーF2頭出しで砂を被りたくない①エアアルマスと、できれば逃げたい②インティが仲良く不利な最内枠を引き当てるという……汗。
東京ダート1600mはコース設計の関係上、スタート直後は芝部分を150mほど走る構造。しかも内より外の方が約30m長く行き脚がつきやすいため、外枠有利のコースと言われています。
そのためフルゲート16頭時の1枠に入った逃げ・先行馬は、多少無理しても前目の位置取りを確保に動くでしょう。
そうしなければ外から被されて競馬にならず、特に4走前の武蔵野Sで内枠を引いて砂を被り1番人気を裏切ったエアアルマスにとっては絶対に避けたい展開です。
全てはゲートが開いて各馬のスタート次第になりますけど、考えられるパターンとしてはインティが逃げて、2番手に控えたエアアルマスが砂を被り戦意喪失。サクセスエナジー、オーヴェルニュなど先行勢が続く流れ。平均~ややHペースの想定です。
もう1つはエアアルマスが行き切り、前走の東海Sではオーバーペースになり大敗したインティが番手につけるパターン。これはチャンピオンズCと同じ構図ですし、差し・追い込み馬の台頭が予想されます。
最終的に私は「インティ=逃げ、エアアルマス=番手で砂を被ってチン」と判断。ある程度は前目につけられる東京コース巧者ということで、山口功一郎オーナーの期待馬アルクトスに◎を打った次第です。
昨年9着に敗れた経験を糧に、今年は59キロを背負う根岸S(4着)を叩いての参戦。陣営の目論見どおり状態は前走とは雲泥の差ですし、フェブラリーS公式会見で話題になった田辺騎手の
「前回は体も息遣いも重量(59キロ)も重かった。軽いところが何もなかった。今回は違う」
という発言は自信の表れでしょう。今年は昨年のリベンジに期待します!
心の本命馬エアスピネル(馬主:ラッキーフィールド、生産:社台F)
あくまでエアアルマスの出方次第……になりますけど、穴で狙ってみたいのがラッキーF2頭出しの後方担当エアスピネル。
御年8歳の高齢馬も2走前にフェブラリーSと同舞台の武蔵野Sで3着に好走していますし、今年のメンバーなら1発があっても驚けないでしょう。
また勝負の手綱を託された鮫島駿騎手は、4走前に当時は初ダートだったプロキオンS2着時の鞍上でもあります。
こちらは相方(!?)と違い砂を被っても問題ありませんし、人気薄の気楽な立場でレースに挑めるのは、いかにも穴馬っぽくて良いですね。
仮にエアスピネルが前に行けなくても、武蔵野S3着の内容から能力は足りるはず。オーナー・サイダー的にラッキーF代表の吉原毎文オーナーは東京馬主協会の相談役ですし、馬主お膝元でエア軍団2頭出しチームプレーによる激走があるかも?
馬券で迷ったらこれを使おう!おさえなきゃいけない候補馬が丸わかり!
・有力馬の中でも買いなのは?
・ここで狙うべき穴馬は?
・候補馬だけでも好配当が狙える!?

【ここがポイント】
競走馬を間近で見てきたプロ(元調教師)だから、どのレースでも馬券になる候補馬を5頭まで絞り込める!
先週の馬券候補
クイーンC
アカイトリノムスメ(2人1着)
アールドヴィーヴル(5人2着)
ククナ(1人3着)
共同通信杯
エフフォーリア(4人1着)
シャフリヤール(2人3着)
京都記念
ラヴズオンリーユー(1人1着)
ステイフーリッシュ(3人2着)
ダンビュライト(6人3着)
↓↓今週の馬券候補5頭はコチラ↓↓