
お待たせしました!
今回は阪神大賞典&スプリングS週に大好評だった『春の重賞祭り!』第2弾として、JRA土日3重賞(フローラステークス、マイラーズカップ、福島牝馬ステークス)に加えて、4/25(日)香港シャティン競馬場で行われる国際G1競走2レースを含む特別編成!
ダノンスマッシュが出走予定のチェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)。キセキ、グローリーヴェイズ、デアリングタクト、ラヴズオンリーユーと日本馬が大挙4頭参戦するクイーンエリザベス2世カップ(芝2000m)と、盛りだくさんの内容でお届けします。
また今回は大人の事情により、4/21(水)から記事を順次公開していきますのでご了承ください。
【記事更新スケジュール予定】
4/21(水) 最近の競馬界における出来事と私(小宮)の置かれた現状
4/22(木) 福島牝馬ステークス(G3、新潟芝1800m)の予想
4/23(金) マイラーズカップ(G2、阪神芝1600m)の予想
4/24(土) フローラステークス(G2、東京芝2000m)の予想
4/25(日) 香港G1競走2レースの予想 ※12:30頃に公開予定
【4/21(水)更新】最近の競馬界における出来事と私(小宮)の置かれた現状

お待たせしました!
本日は最近の競馬界における出来事と私(小宮)の置かれた現状と題して、少しだけ愚痴を言わせてください。
小宮城の馬主馬券術~オーナー・サイダー~には、日々様々な問い合わせメールが寄せられています。
軽いものでは個々のレースで予想の当たりハズレ。ちょっと深刻なやつは先日の桜花賞におけるメイケイエール横山典騎手の乗り方(小宮注。あれは事故です。ヤ〇ズではありません)などなど。
メチャクチャ重いのになると、トレセン内外を騒がせている“あの件”や、某地方競馬場における騒動と挙げたらキリがありません。
これまで私は競馬予想家としてだけでなく、職務上(!?)入手した激裏話などを踏まえて、フリーの立場から競馬界の様々な事柄に、個人的な意見を述べてきました。
近年は色々あって大人しくしていますけど、藤田菜七子ジョッキーの未成年飲酒疑惑(詳しくは各自ググってください)を、週刊誌が報じる前に全容をぶっ放したのが最後の蛮行(!?)ですかね~。
あの件は事実上の騎乗停止(表向きは自主謹慎)なのを、馬主のDr.コパさんにTwitterでウソをつかせるというトンデモ決定……。競馬界のアイドルを守るためとはいえ、どうしても我慢できなかった次第です。
その代償として天下のホ●●ロを敵に回しただけでなく、私が連載している某雑誌のインタビュー申し込みを事務所に断られる(小宮注。雑誌が雑誌だけに他にも原因がありそうですけど……)など、関係各所に多大なご迷惑をおかけしてしまい反省しております。
こんな感じで競馬界はイチファンの立場である自称・馬主予想家(笑)の言動であっても、時と場合によっては巡り巡って、クレーム(!?)に発展するケースが少なくありません。
先日の記事で公開したあの件や、某地方競馬場における騒動なども同様です。
ひと言で説明すれば……。超絶ウルトラ面倒なことになったんですよ!
2021年の競馬界は中央地方とも、試練の時を迎えています。関係者の処分が発表された後も、世論の厳しい声が続いている状況です。
一連の処分は事前に想定できた範囲内とはいえ、誰もが納得しているわけではありません。
私自身もそうですし、何か発言したいけど言えない立場に置かれているのを、どうか理解してほしいです。
POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~反町隆史
【4/22(木)更新】福島牝馬ステークスの予想!

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◎ミスニューヨーク(馬主:高昭牧場、生産:高昭牧場)
今年の福島牝馬Sは2月13日に発生した震度6強の地震による影響により、急遽新潟に舞台を移して行われます。
小回り福島から直線の長い外回りコースを使用する新潟芝1800mにコース変更……。また当初の予定から1ヶ月近く開催が早まったことにより、芝の生育状況が悪く見た目にもボコボコの状態です。
さらに追い打ちをかけたのが先週末の降雨。特に不良まで悪化した18(日)の芝レースは、軒並みダート戦かと見間違うほど時計を要していました。
幸い、今週末は天気予報だと良馬場が見込めそうとはいえ、ただでさえ寝つきの悪い芝は先週のレースで掘り起こされており、一瞬の切れより持久力が求められると推測します。
そこで本命にはメンバー屈指の荒れ馬場巧者、◎ミスニューヨークを抜擢!
重馬場では前走のスピカS(3勝クラス、中山芝1800m)を含む2勝をマーク。また稍重でパワーを要す馬場で行われた秋華賞では、勝負所でポジションを大きく下げる不利がありながら、直線で盛り返して5着に好走しました。
能力は重賞に入ってもヒケを取りませんし、ボコボコ馬場を味方につけての激走に期待します。
心の本命馬パッシングスルー(馬主:キャロットF、生産:ノーザンF)
福島牝馬Sにサンクテュエール、フィリアプーラと所属馬3頭出しのキャロットF。
その中でも最後までジョッキー選びに難航したのが、他ならぬパッシングスルーになります。
最終的には1週前追い切りに騎乗した津村騎手に決定も、自称・事情通(!?)の私にとっては、かなり意外な人選です。
詳しくは22(土)に更新を予定しているフローラSの予想記事で紹介しますけど、津村騎手はとある重賞で勝負の手綱を託された有力馬で大ヘグリして、関東馬の出走ローテを統括するノーザンF天栄“影のトレーナー”の心証を損ねたらしいんですよ?
以降は関連馬への騎乗が激減しましたし、第三者視点で見ても優先順位が下がったのは明白。少々言葉は悪いですが『干された』と表現しても、決して言い過ぎにはならないでしょう(個人の感想です)。
それだけに今回の津村騎手は、汚名返上の渾身騎乗が期待できます。折り合いに課題があるパッシングスルーを上位に導けば、影のトレーナーの勘気が和らぐかも?
【4/23(金)更新】マイラーズカップの予想!

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◎エアロロノア(馬主:ラッキーフィールド、生産:社台F)
心の本命馬エアスピネル(馬主:ラッキーフィールド、生産:社台F)
今年のマイラーズカップに愛馬2頭出しで挑むラッキーフィールド。
エア軍団の複数使いと言えば、心の本命馬エアスピネル(単勝28倍9人気)が2着に激走したフェブラリーSに触れないわけにはいかないでしょう。
詳しくは【フェブラリーS】エア軍団2頭出しの激裏話は『期間限定記事』を要チェック!をご覧いただくとして(また期間限定記事を削除するのを忘れていました……汗)、当時はエアアルマスが前に行き、エアスピネルが直線勝負にかける

【ポイント】
前門の虎、後門の狼チームプレー
を繰り出したのは記憶に新しいところ。
2021 フェブラリーS
⑩エアスピネル(2着)、①エアアルマス(5着)
前門の虎、後門の狼チームプレー炸裂!近代競馬は組織戦!?
今回は“相方”が現在3連勝中のエアロロノアに変更。レースでどんな作戦を取るか何とも言えませんけど、本来であればエアスピネルは先週のアンタレスS(G3、阪神ダ1800m)に向かうはず。
芝でも重賞3勝。当時京都芝1600mで行われた2018年マイラーズカップで3着があるとはいえ、近5走続けてダート戦に使われていますからね?
またエアロロノアとエアスピネルは笹田厩舎の管理馬であり、2頭とも生産牧場は社台Fになります。いくらでも『使い分け』は可能でしたし、逆に何故しなかったのか不思議です。
私は勝手に“前回の2頭出しチームプレー成功で味を占めた……?”と解釈しましたけど(個人の感想です)、フェブラリーSに続いてマイラーズCもエア軍団の走りから目が離せませんよ!
【4/24(土)更新】フローラステークスの予想!

お待たせしました!
◎パープルレディー(馬主:井山登、生産:岡田スタッド)
フローラステークスにスノークォーツ(馬主:ノルマンディーTR、生産:矢野牧場)と関連馬2頭出し。(岡田)牧雄さん期待の生産馬パープルレディーを◎に抜擢!
ご承知のとおりノルマンディーTRは岡田スタッドを母体とする1口クラブになります。
すなわち、2頭は登録上オーナーこそ異なるものの、真の所有者は牧雄さん……と解釈可能と言うこと(個人の感想です)。
今回は独断と偏見により、「未勝利→1勝クラス」を連勝中と勢いがあるパープルレディーを中心視。特に紅一点の前走は東京芝2400m戦を牡馬相手に快勝。同舞台のオークス参戦には今回2着以内に入り、優先出走権を得るのが至上命題となります!
心の本命馬クールキャット(馬主:シルクR、生産:レイクヴィラF)
1発の可能性という意味で要注目の存在なら、ルメール騎手に乗り替わるクールキャットでしょう。
2番人気に支持された前々走のフェアリーS(中山芝1600m)は、後方13番手から残り1200m過ぎで先頭に立つ仰天の内容……。キャリアの浅い3歳牝馬には過酷な競馬となり、二ケタ着順に大敗してしまいました。
レース後にシルクR公式では“表向き”、同馬を管理する奥村武師から
「津村明秀騎手はペースが遅いと感じて思い切って上がって行ったようですが、結果的にはやや雑な競馬になってしまいましたね。~中略~6ハロン以上も脚を使うような競馬になってしまいましたし、さすがに最後は余力がなくなってしまいました」
と名指しで津村騎手の乗り方を断罪!
その後もクールキャット近況情報では、繰り返しフェアリーSの騎乗を酷評されています。関係者は●●(時期が時期だけに自主規制)でも買っていたんですかね~。
気性的に乗り難しいタイプなのは間違いないとはいえ、1勝馬の身分でルメール騎手を配していたのはノーザンF天栄“影のトレーナー”が能力を高く評価している証明でしょう。
東京芝2000mの開幕週で不利な8枠に入ったのは気になりますけど、ルメール騎手に導かれ道中で折り合いがつけば……?
2021 フェアリーS
⑤クールキャット(10着)
スタート直後の動きに注目。出遅れて気合をつけたことで引っ掛かった!?
【4/25(日)更新】香港G1競走2レースの予想!

お待たせしました!
4/25(日) 香港シャティン競馬場5R
チェアマンズスプリントプライズ(G1)
芝1200m 日本時間15:50発走
◎ダノンスマッシュ
〇ウェリントン
▲ビューティーアプローズ
☆ラタン
穴ウィッシュフルシンカー
△ジョリーバナー
日本からダノンスマッシュが参戦するチェアマンズスプリントプライズ。
昨年の香港スプリントで悲願のG1制覇後、今年初戦の高松宮記念を連勝。特に前走は苦手とされる道悪を克服しての勝利と本格化ムードです。
短距離勢の層が厚い香港競馬で日本馬は苦戦を強いられており、チェアマンズスプリントプライズでは18年ファインニードル(4着)、19年ナックビーナス(6着)という結果に終わっています。
しかし、今回は香港スプリントと同舞台のシャティン芝1200m。日本でもおなじみ香港の名手、モレイラ騎手に乗り替わるのを強調材料です。しかも今回はお手馬▲ビューティーアプローズを断っての騎乗ですからね?
また私事で本当に恐縮ですけど、個人的にもダノンには頑張ってもらわないと格好がつきません。いまだに思い出すと……うっ、頭が……。
4/25(日) 香港シャティン競馬場8R
クイーンエリザベス2世カップ(G1)
芝2000m 日本時間17:35発走
◎デアリングタクト
〇ラヴズオンリーユー
▲エグザルタント
☆キセキ
△グローリーヴェイズ
地元注目のフローレが右前脚ハ行のため回避を発表。その結果、出走馬7頭中4頭が日本馬で占めることになったクイーンエリザベス2世カップ。
1着賞金が約2億円の国際G1とは思えない寂しい顔ぶれになりましたけど、日本馬にとっては絶好のボーナスレースでしょう。
その中でもコロナ禍により帰国後には2週間の隔離処置が求められる最中、松山騎手が香港まで遠征する◎デアリングタクト陣営の勝負度合いは抜けています。
この中間は騎乗停止中の松山騎手が現地で付きっ切りで調整されていますし、ここは負けられないくらいの気持ちでしょう。
ズバリ、焦点は相手探し!理想は〇▲☆の3点で仕留めたいところも、オッズと相談して中間にキナ臭い話(右前脚のハ行)が持ち上がった、△グローリーヴェイズまで押さえたいところです(これ以上回避馬が出たらレースとして大問題という裏事情も……?)。
今週も最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!
すでに公開している【天皇賞春2021予想】ワールドプレミア(馬主:大塚亮一)は勝てない!?の記事では、大人の事情が許す限り“あの件”の真相に迫る所存でいます。馬に罪はないんです。悪いのは●●(自主規制)ですから!