【特別企画】春の中央・地方重賞祭り!(スプリングステークス、阪神大賞典、フラワーカップ、ファルコンステークスのJRA4重賞&黒船賞、ダイオライト記念の予想もあるよ)

お待たせしました!

今回は『春の中央・地方重賞祭り!』と題して、JRA土日4重賞(スプリングステークス、阪神大賞典、フラワーカップ、ファルコンステークス)に加えて、3/16(火)黒船賞、17(水)ダイオライト記念を含む特別編成!

また地方交流ダート重賞が組まれていな15(月)は、需要があるか何とも言えませんけど(オイっ!?)、小宮城の気まぐれ地方レース予想を予定しています。

昨今の競馬界は色々と騒がしいですし(察してください)、今回は初心に帰って“予想”を中心とした記事構成で行かせてください。

【記事更新スケジュール予定】

3/15(月) 小宮城の気まぐれ地方レース予想

3/16(火) 黒船賞(Jpn3、高知ダ1400m)の予想 ※当日昼までに公開予定

3/17(水) ダイオライト記念(Jpn2、船橋ダ2400m)の予想 ※当日昼までに公開予定

3/18(木) ファルコンステークス(G3、中京芝1400m)の予想

3/19(金) フラワーカップ(G3、中山芝1800m)の予想

3/20(土) 阪神大賞典(G2、阪神芝3000m)の予想

3/21(日) スプリングステークス(G2、中山芝1800m)の予想

【3/15(月)更新】小宮城の気まぐれ地方レース予想

お待たせしました!

3/15(月) 船橋9R

アクアマリン賞(C1三 四 五)

ダ1500m 発走18:05 ※ナイター開催

◎モンストルオーソ

〇スーリエドヴェール

▲ケンブリッジイーサ

穴ロッソアモーレ

注ヴィクトリーレーン

△ビギンアゲイン

ノルマンディーサラブレッドレーシングの地方募集馬◎モンストルオーソに期待。

前走で今回と同じ船橋ダ1500mのC1戦を快勝。骨折による1年の休養を挟んでいるためデビュー6戦と底を見せておらず、奥手血統の4歳馬とあってまだまだ上のクラスを目指せる器です!

船橋ダ1500mで有利な内枠に入れば心強かったですけど、大外枠でもちょうどいいハンデ(!?)でしょう。馬主的に地方競馬で散見されるピー(自主規制)の心配はありませんし、軸はこの馬しか考えられません。

相手筆頭にはモンストルオーソと事実上の同馬主(レックス代表は岡田牧雄氏)、前走でワンツーを決めた〇スーリエドヴェールを指名。船橋の名手、森泰斗騎手の継続騎乗となる▲ケンブリッジイーサ。好枠を引き当て粘り込みたい穴ロッソアモーレが大本線です。

【3/16(火)更新】黒船賞の予想!

お待たせしました!

3/16(火) 高知3R

黒船賞(Jpn3)

ダ1400m 別定 16:10発走

◎テイエムサウスダン

〇スリーグランド

▲サクセスエナジー

☆モジアナフレイバー

穴インペリシャブル

△グリム

今年の黒船賞は『中央馬vs地方(南関東)からの刺客』の対決構図!

 

その中でも

 

【ポイント】

56キロ、牝馬キロ減

2021年3月11日までGI・JpnI競走1着馬3キロ増、GII・JpnII競走1着馬キロ増、

GIII・JpnIII競走1着馬1kg増(ただし、2歳時の成績を除く)

 

のグレート別定で恩恵を受けた◎テイエムサウスダンを中心視。

 

兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2、園田ダ1400m)を勝っていますけど、“2歳時の戦績は除く”の規定により、斤量据え置き56キロで出走可能になります。先行馬総崩れになった根岸Sの敗因は明確ですし、積極的な競馬で粘り込みに期待です。

以下、◎と同じくグランド牧場の生産馬で、近親に地方ダート交流重賞で活躍馬がいる〇スリーグランド。2019年の覇者で昨年58キロで3着▲サクセスエナジーは、前走スタート後手を踏み中間はゲート練習を行うも……。最内枠を引き当てたので少し評価を下げた形になります。

最大の惑星候補は距離短縮でガラリ一変が期待できる、南関東からの刺客2頭。☆モジアナフレイバーはJpn1南部杯3着馬。穴インペリシャブルは4走前のプラチナCで兵庫ゴールドT、オーバルスプリント2着ベストマッチョと接戦を演じた実力馬です。

特にインペリシャブルは全く人気がありませんし、小銭で遊んでみてください!

【3/17(水)更新】ダイオライト記念の予想!

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3/17(水) 船橋11R

ダイオライト記念(Jpn2)

ダ2400m 定量 19:05発走 ※ナイター開催

◎ダノンファラオ

〇マスターフェンサー

▲アナザートゥルース

☆エルデュクラージュ

好走と凡走を交互に繰り返しているのが気になりますけど、斤量面やナイター実績を考慮して◎ダノンファラオ

定量戦のダイオライト記念で4歳馬は規定により、1キロ軽い55キロで出走できます。ジャパンダートダービー勝利時にナイター実績もありますし、早くからココを目標に調整されている臨戦過程と、地方交流ダート重賞では無類の強さを発揮する川田騎手も魅力です。

その川田騎手が手放した形になる〇マスターフェンサーは、外傷により当初予定していた川崎記念を回避。アクシデント明けになりますし、チャレンジ精神旺盛な馬主サイドがドバイWCの招待状が届いたのに、国際情勢などを加味して辞退したのも気になります。

本来であれば文句なしの本命候補ですけど、今回は少し急仕上げかなと?

アナザートゥルースは前走で騎乗した松山騎手がマスターフェンサーに騎乗するため、今回は半兄で先日引退を発表したサウンドトゥルーの主戦を務めた、船橋のリーディングジョッキー森泰斗騎手に乗り替わり。

昨年の覇者ですし馬券的に狙い目なんですけど……。天地がひっくり返ってもブログで書けない“大人の事情”により、評価を下げさせてもらいました。馬に罪はありませんし、中央ならともかく地方交流ダート重賞なら?

エルデュクラージュは20年春に本格化前とはいえ、マスターフェンサー相手に連勝した実力の持ち主。地方交流ダート重賞初戦線となった白山大賞典で大きくパフォーマンスを下げたので4番手評価も、◎〇▲に割って入るならこの馬以外に考えられません。

【3/18(木)更新】ファルコンステークスの予想!

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グレナディアガーズ(馬主:サンデーF、生産:ノーザンF)

ファルコンSで1番人気馬は6連敗中なのは百も承知も……。ノーザンFしがらき調整馬の大将格グレナディアガーズを中心視。

朝日杯フューチュリティS勝ち馬がファルコンSに使うのは超異例ですし、規定により1キロ増の57キロで出走できるもの見逃せません。

また今回は人気を二分するであろうモントライゼ(馬主:キャロットF、生産:ノーザンF)と、スプリングSに使い分けも可能でした。

気性面を考慮した選択とはいえ、出走ローテの決定権を握っている影のトレーナーの采配は興味深いです(しかも3走前に大敗している左回りの中京に……?)。

色々と裏読みができますけど、前哨戦のダノンならぬ中内田厩舎の性質を考えると、狙うならNHKマイルCではなくファルコンSと判断した次第です!

心の本命馬ニシノアジャスト(馬主:西山茂行、生産:村上欽哉)

個人的にファルコンSの穴馬として秘かに注目しているのが、みんな大好き西山茂行オーナーの期待馬ニシノアジャスト。

馬券に絡んだ3戦全て左回りの典型的サウスポーもさることながら、この馬は成績以上に強いです!

3走前の東京芝1400m1勝クラスは前残りの流れをメンバー最速の上がりで差し切り。同舞台の前走は着順こそ3着でも、上がり3ハロン33秒3と極限に近い脚を使っています。

クロッカスSの勝ち馬ストライプは京王杯2歳S4着なので、この馬を物差しにすると少し足りない感じですけど……。今回は気楽な立場で臨めますし、展開次第で大駆けがあっても驚けません。

本当は小手川厩舎に在籍する「馬と会話できる厩務員」から激裏情報を聞きたいところも、このネタは下手にイジると地雷を踏むので止めておきます苦笑。

【3/19(金)更新】フラワーカップの予想!

お待たせしました!

ホウオウイクセル(馬主:小笹芳央、生産:レイクヴィラF)

心の本命馬オレンジフィズ(馬主:保坂和孝、生産:ノーザンF)

馬主協会で分類すると『中山ご当地馬主』の期待馬2頭に要注目!

1/10(日)更新】フェアリーSの予想!で心の本命馬に抜擢したホウオウイクセルは、中山芝1600mで不利な外枠に入り8番人気の低評価……

それでもレースでは外々を回るロスがありながら、勝った◎ファインルージュと中山ご当地馬主ワンツー。これには多くの皆さまから反響が寄せられました。

今回は2走前に勝利経験がある芝1800mに距離延長。小柄な割に馬群を苦にしないため、勝負の手綱を託された丸田騎手の十八番「●●●乗り(差別用語のため伏字)」が期待できます苦笑。

2020年11月7日 福島2R 2歳未勝利

⑤ホウオウイクセル(1着)

距離ロスを最小に抑え内から突き抜けて勝利。これぞ丸田騎手の真骨頂!?

また今回は外厩のノーザンF天栄で同じ釜の飯を食う間柄(!?)、心の本命馬オレンジフィズの積極策が予想されます。

こちらはデビュー2戦ともハナを切っており、新馬戦を逃げ切った芝1800mに距離延長は間違いなくプラス。昨秋のアルテミスSは状態がひと息でしたし、ノーザンF天栄で入念に立て直された今回はガラリ一変があっても驚けません。

幸い、同型馬のアビッグチアは外目の枠に入りました。中山芝1800mはスタートしてから1コーナーまでの距離が205mと短いため、内枠有利のコース設定。2枠4番の絶好枠を引き当てた今回は粘り込みも……?

【3/20(土)更新】阪神大賞典の予想!

お待たせしました!

アリストテレス(馬主:近藤英子、生産:ノーザンF)

全国書店、アマゾン等で絶賛発売中。競馬の天才!4月号連載でスポットを当てた近藤英子オーナーの期待馬になります。

連載の詳細は各自雑誌でご確認していただくとして(立ち読みはダメ、ゼッタイ)、先週のフィリーズレビューは天才3月号で紹介したシゲルピンクルビー(8人気)が勝利したのは、記憶に新しいところ(シゲル軍団サラ系平地重賞初制覇おめでとうございます!)

近藤英子オーナーも森中蕃オーナーと同じく阪神ご当地馬主。オーナー・サイダー的に狙えるだけでなく、前走のアメリカJCCを道悪で勝利しているのも追い風でしょう。

あくまで大目標は天皇賞・春とはいえ、ここは取りこぼして欲しくないですね。

心の本命馬メイショウテンゲン(馬主:松本好雄、生産:三嶋牧場)

オーナー・サイダー的に狙ってみたいのは阪神馬主協会の超重鎮、松本好雄オーナーのワケアリ勝負馬メイショウテンゲンです。

昨秋の復帰以降は「17→14→16着」と散々な成績。特にダイヤモンドSは昨年2着した舞台にも関わらず、勝ち馬から4秒8も離されたシンガリ負けですからね?

でも、安心してください。さすがに負けすぎな感じはしますけど、少なくても前走の歴史的大敗はキチンとした理由(!?)があります。

ダイヤモンドS当日の東京は強風が吹き荒れ、特に直線は猛烈な向かい風だったのをご存知ですか?

特殊な条件下を1週目の4コーナーから外々を回り直線でポジションを押し上げたため、相当なスタミナを消耗したと推測されます。対照的に勝った◎グロンディオーズ(7人気)や2着オーソリティは、馬群の内で他馬を風よけに使っていました。

 

ダイヤモンドS パトロールビデオ

⑨メイショウテンゲン(16着)

時よりカメラが大きく揺れるほどの強風……。ヤ〇ズも止む無し!?

 

その結果、メイショウテンゲンは勝負所でズルズル後退。最後の直線では衝撃のノーステッキ(!?)という、良くも悪くも横山典騎手らしい乗り方……。昨今の競馬界は某競馬場における事象のせいで何かと神経質になっているのに、伝統芸(!?)のヤ〇ズをですよ。奥さん!

時期が時期だけに裁決室から呼ばれかねない無気力騎乗も、今回は最終追いで好時計をマークするなど、3度使われて好調時の動きを取り戻しつつあります。

3歳時の弥生賞1着や昨年の宝塚記念5着など渋った馬場に実績がありますし、昨年3着に激走したオーナー地元開催の阪神替わりならガラリ一変も?

【3/21(日)更新】スプリングステークスの予想!

お待たせしました!

ロードトゥフェイム(馬主:岡田牧雄、生産:岡田スタッド)

21(日)の中山は春の嵐。最新の予報だとスプリングSのレース発走時刻には、風速14~15mの南風が吹き荒れるとのこと。

馬場悪化に加えて逃げたい馬が揃い乱ペースは必至……。最終的に道悪適性を重視して過剰人気は百も承知ですけど、牧雄さん(岡田牧雄氏)の期待馬ロードトゥフェイムを◎に抜擢しました。

牧場時代は弥生賞を勝ったタイトルホルダーと、同等の評価をされてきた逸材(某メルマガより)。デビュー当初はソエの関係で調整を手控えてきましたけど、脚元の状態が安定して追い切りを強化した途端に2連勝と、秘めたる素質を開花しつつあります。

前走でアメリカJCC当日の不良馬場で行われた中山芝1800m戦を快勝しているように、馬場悪化は大歓迎のクチ。他馬が道悪を苦にするようなら絶好のチャンス到来でしょう。

心の本命馬アサマノイタズラ(馬主:星野壽市、生産:前野牧場)

個人的にイチ押しの穴馬が馬主協会で分類すると中山ご当地馬主、星野壽市オーナーのワケアリ勝負馬アサマノイタズラ。

オーナーの出身地(本業は群馬県の有力者)、上毛かるた「浅間のいたずら 鬼の押し出し」を馬名由来とする同馬。これまでもライトカラカゼ(雷と空風)など、愛馬に上州ゆかりの馬名をつけています。

2走前の未勝利戦は4馬身差の大楽勝。前走の水仙賞では1番人気を裏切り4着に敗れたものの、直線で行き場を無くし完全に脚を余していました

決して力負けではありませんし、厩舎サイドも「(未勝利勝ちの)ボーデンあたりが人気なら重賞でも通用する」とキッパリ。前走の敗因は明確ですし、大ヘグリ後に再び勝負の手綱を託された嶋田騎手も恩義に応えるべく、今回は汚名返上の渾身騎乗の期待です!

2021 水仙賞

⑤アサマノイタズラ(4着)

勝負所で包まれ直線では⑧横山典騎手に被されて外に出せず……。


先週のフィリーズレビューは馬連4070円の好配当ズバリ!

【!】競走馬のプロが選ぶ馬券候補5頭

 

【ここがポイント】

競走馬を間近で見てきたプロ(元調教師)だから、どのレースでも馬券になる候補馬を5頭まで絞り込める!

 

【直近重賞の主な激走穴馬】

フィリーズレビュー(G2)

シゲルピンクルビー(8人気1着)

中山牝馬S(G3)

ランブリングアレー(7人気1着)

↓↓今週の馬券候補5頭はコチラ↓↓

 

小宮城

1978年千葉県出身。17歳のときに悪友に連れられ競馬と出会って以降、その半生をかけて没頭。「馬主にとって競馬とはあくまで『経済活動』である」という見地に立ち、厩舎・牧場との関係性に着目した「オーナー・サイダー馬主馬券術」を完成。月刊誌「競馬の天才」で長期連載中。

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