【キーンランドカップ2021予想】昨年はブログ推奨馬ワンツー!メイケイエールの新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

今回はサマースプリントシリーズ第5戦、キーンランドカップ(G3、札幌芝1200m)を取り上げたいと思います。

昨年は1番人気でブービー15着に大敗したダイアトニック(馬主:シルクレーシング)の、新聞に載らない不安情報を大暴露!

心の本命馬エイティーンガール(5人気)、◎ライトオンキュー(2人気)のワンツーで仕留めたのは、毎週ご覧の読者諸兄には改めて説明は不要でしょう。

 

2020 キーンランドC(G3、札幌芝1200m)

⑭エイティーンガール(1着)

最近J●Aの弾圧(!?)により市井の民が不正アップしたレース動画が激減……。

 

今年は先ほど馬名を挙げたエイティーンガール、ダイアトニックを筆頭に、歴戦の古豪カツジ(馬主:カナヤマホールディングス)、2016年のキーンランドC2着馬シュウジ(馬主:安原浩司)などが出走予定。

またスプリント路線に矛先を向けてきた重賞3勝馬メイケイエール(馬主:名古屋競馬)。前走の葵Sで重賞初制覇を果たしたレイハリア(馬主:ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン)の、3歳牝馬2頭が注目を集めそうです。

そのほかにも2017年の高松宮記念馬セイウンコウセイ(馬主:西山茂行)にも注目。意外にも今回が初騎乗となる勝浦騎手とのコンビの時点で少々アレですけど……

競馬に絶対はありません。出走する以上はどの馬にも勝つチャンスはあります。少なくてもヨシオのジャパンCよりは、馬券に絡む確率は間違いなく高いでしょう(苦笑)。

余談として機会があればメールで質問が殺到している、JRA公式アイドルホースオーディションで、まさか×2のヨシオが1位になった件を取り上げたいところですけど……。

1位ヨシオを含む上位5頭は、「ぬいぐるみを作成してターフィー通販クラブで発売」と明言していますし、これはマズいですよ!?(このネタをYouTube動画にすれば絶対バズると思うけどな~)。

馬名性齢馬主生産者
1ロードアクア牡5ロードホースクラブケイアイファーム
2ソロユニット牝3村上雅規村上雅規
3アストラエンブレムセ8シルクレーシングノーザンファーム
4タイセイアベニール牡6田中成奉松本信行
5メイケイエール牝3名古屋競馬ノーザンファーム
6カツジ牡6カナヤマホールディングス岡田スタツド
7ヒロイックアゲン牝7浅川皓司浦河小林牧場
8セイウンコウセイ牡8西山茂行桜井牧場
9エイティーンガール牝5中山泰志庄野牧場
10シュウジ牡8安原浩司浜本牧場
11ミッキーブリランテ牡5野田みづきノーザンファーム
12レイハリア牝3ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン谷岡牧場
13ダイアトニック牡6シルクレーシング酒井牧場
14カイザーメランジェ牡6友水達也谷岡スタット
15マイネルアルケミー牡5サラブレッドクラブ・ラフィアン村下清志
16ジョーアラビカ牡7上田けい子杵臼斉藤牧場

【8/25(水)更新】ダイアトニックの新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

本日は15着に敗れた昨年にも増してワケアリ参戦、ダイアトニック(馬主:シルクレーシング)を取り上げさせてください。

今年は20年スプリンターズSのレース中に骨折を発症。長期休養明けで嫌われて評価を落としていますし、状態次第では逆に狙い目(!?)と、思っていた時期が私にもありました。

今回は後述する中間のドタバタに加えて、昨年2ケタ着順に大敗したレースに好き好んで使う理由がイマイチ不透明なんですよ?

 

順を追って説明すると、ダイアトニックを管理する安田隆厩舎には

 

ダノンスマッシュ(馬主:ダノックス、生産:ケイアイF)

カレンモエ(馬主:鈴木隆司、生産:社台F)

 

と適鞍モロ被りで馬主がそれぞれ別系統の有力馬が2頭おり、どちらもセントウルS(G2、中京芝1200m)に出走を予定しています。

 

この時点で厩舎サイドの使い分けが疑われるところも……。大前提としてノーザンF傘下のクラブ馬には

 

【ポイント①】

表向きの調教師に出走ローテを決める権限はありません!

 

東西外厩(東:天栄、西:しがらき)を統べる『影のトレーナー』が全権を握っており、原則として厩舎サイドの意向は反映されることはないです(個人の感想です)。

 

まぁ、何かと専横が話題になるノーザンF天栄の責任者と違い、しがらきはリーディング上位調教師であれば、多少は聞く耳を持ってくれるらしいですけどね?

 

真相は関係者しか知り得ませんけど、私が勝手に推測するに今回の使い分けは、安田隆厩舎の都合ではなく

 

【ポイント②】

ノーザンFしがらきの意向(事実上の命令)

 

ではないかなと?

 

そう思った根拠としてセントウルSには、ノーザンFしがらき調整馬レシステンシア(馬主:キャロットF)が出走を予定しているからです。

基本的にノーザンF傘下のクラブ馬にとって登録上オーナーは“飾り”に過ぎず、東西外厩で指揮系統が異なれば同じクラブの有力馬が平気でバッティングします。シルクRやキャロットFの違いとか、現場ではほとんど気にしていないでしょう(個人の感想です)。

レシステンシアは今年の高松宮記念2着。ダイアトニックは20年の高松宮記念3着馬とはいえ、今回は骨折による長期休養明けですからね。どちらを中京芝1200mに使えば好走する確率が高いか、賢明な読者諸兄には改めて説明不要ですよね?

おまけにセントウルSには同じくシルクR所属馬で、ノーザンFしがらき調整馬ラウダシオンも出走予定。こちらも厩舎ではなく外厩サイド主導による使い分け説を、強く裏づける根拠(!?)となっています。

また当初からキーンランドカップで復帰させるのであれば、北海道のノーザンF空港牧場から直接札幌入りしていたはず。実際、昨年はそうしていました。

しかし、今年は牧場からノーザンFしがらきを経て、滋賀県の栗東トレーニングセンターに帰厩。再び北海道に輸送という、メチャクチャ非効率的なことをやっているんですよ?

見方によっては昨年大敗した経験を糧に、できるだけダイアトニックに普段と同じ環境(札幌には坂路コースがない)で調整したいと、栗東に戻した可能性もありますけど……。

中間の稽古を見る限り状態はそこまで悪く無さそうですけど、出走経緯を踏まえて人気になるなら軽視の方向で。オッズ的に多少妙味があるなら押さえるのもアリ!?

【8/26(木)更新】ミッキーブリランテに注目する理由

お待たせしました!

本日は事実上の同馬主ダノンスマッシュと使い分け(!?)、ミッキーブリランテ(馬主:野田みづき)を取り上げさせてください。

毎週ブログをご覧の読者諸兄には説明不要ですけど、野田みづきオーナーは今年4月の時点で、多額の寄付をしている病院の医療従者枠を不正利用(!?)。夫でダノックス代表の野田順弘オーナーと一緒に、俗に言う“闇ワクチン”を接種した上級国民になります。

余談として野田みづきオーナーの愛馬に、ミッキーワクチンという3歳未勝利馬がいますけど……。上記の件により良くて地方転入か、大人の事情により闇に葬られる可能性大です!

それはさておき、25(水)更新のダイアトニック激裏話でも紹介したとおり、今年のセントウルSには高松宮記念1着ダノンスマッシュが復帰を予定しています。

同馬は2019年のキーンランドC勝ち馬であると同時に、昨年のセントウルS1着馬。今年のキーンランドCに出走すると3キロ増の59キロを背負うことになり、こちらは同舞台の札幌芝1200mで行われた函館スプリントS3着馬ミッキーブリランテに任せた形です。

 

最終的な取捨は28(土)に公開予定の予想までお待ちいただくとして、馬主情報的には要注目の1頭になります。

あえて詳細を濁したのは誰でも見られるブログだと少々具合の悪い、状況次第でミッキーブリランテのアシスト役となる馬の存在です。

ただ、厳密には登録上オーナー及び真の所有者が異なるため、2頭がどんな作戦に打って出るのか、可能ならギリギリまで待って裏を取りたいんですよ?

今年のキーンランドCは芝1200mにしては前に行く馬が少なく、今週から内ラチ沿いに仮柵が設置されるCコース替わり。逃げ先行馬が止まらない可能性が考えられます。

今期のミッキーブリランテは完全に本格化した印象ですし、終いの生きる流れになればまとめて差し切る場面があっても驚けませんよ!

【8/27(金)更新】メイケイエールの新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

本日は色んな意味で注目を集めている、3歳牝馬メイケイエール(馬主:名古屋競馬、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

夏競馬の期間中も毎週ブログをご覧の読者諸兄には、この馬がどれだけ“ヤバイ”かは説明不要でしょう。

前走の桜花賞18着は道中で制御不能となり、武豊騎手の負傷で勝負の手綱を託された横山典騎手は十八番のヤ〇ズ。おまけに勝負所で他馬の進路を妨害する始末で、事態を重く見たJRAから

 

【ポイント】

調教再審査

 

が課されました。

 

調教再審査は2012年の阪神大賞典2着時に大きく逸走。あのオルフェーヴルが受けたことで有名ですけど、ひと言で説明すると公正競馬の観点から、騎手が制御できない馬はレースに出走させられません。

そこで調教という名目で、「(この馬は危ないから)再試験を受けてくださいね~」ということ。

今回のメイケイエールは8/19(木)、武豊騎手が騎乗して札幌競馬場で調教再審査に合格。無事、出走にこぎ着けることになりました。

しかし、1頭で試験となる調教再審査と、他馬と一緒に走るレースは別物。また道中で制御不能に陥る可能性はゼロじゃありませんし、まして1番人気確実の有力馬ですからね?

 

あらかじめ競馬に絶対はない……と前置きしたうえで、私の独断と偏見によるメイケイエールの取捨は“買い”の一択です!

本当は人気的に一刀両断したかったんですけど(苦笑)、最大の根拠にして率直に驚いたのがキーンランドCで内目の3枠5番に入ったこと。

表向き枠順は厳選な抽選…とされていますけど、過去にはキタサンブラックにおける忖度疑惑(!?)などなど、人為的に決めていると勘繰られても仕方ない事例は山ほどあります。

事実、2012年の阪神大賞典2着後、調教再審査に合格したオルフェーヴルは天皇賞・春に参戦!

しかし、コーナーで大きく外に逸走した同馬が内枠に入り再度同じことをやらかしたら、レース史上に残る大事故に発展する恐れがありました。

するとオルフェーヴルは春天で大外8枠18番という、どこからどう見ても枠順操作してるやないかーい(by髭男爵)案件が発生。単勝1.3倍の断然人気を裏切り11着に沈められたのは、競馬歴の長いファンの間では語り草となっています。

過去の前例に照らし合わせると、キーンランドCのメイケイエール3枠5番は本当の意味で調教再審査に合格。お上としては「(内枠に入れても)レースに支障はない……」という裏返し。実績的に本命級の評価が必要でしょう。

余談として上記の出来事はどこかの誰かさん(笑)が、競馬月刊誌やブログで繰り返し指摘。さすがにJ●Aもヤバイと思ったのか、現在はホントに×4枠順は抽選で行っているように見えます(小宮注。マジ気づくの遅いよ……)。

今年の天皇賞・春で◎を打ち快勝したワールドプレミア(馬主:大塚亮一)を、1枠1番に入れてしまったのが厳正な抽選である証明(!?)。

2012 阪神大賞典(G2、阪神芝3000m)

⑫オルフェーヴル(2着)

オルフェ逸走の検証動画。これはとても分かりやすい!

2012 天皇賞・春(G1、京都芝3200m)

⑱オルフェーヴル(11着)

本格化後では唯一となる馬券外&2ケタ着順に大敗……。J●A恐るべし!

【8/28(土)更新】キーンランドカップの予想!

お待たせしました!

メイケイエール(馬主:名古屋競馬、生産:ノーザンF)

厳選な抽選(!?)の末に3枠5番&後述する武豊騎手の新聞に載らない激裏話を根拠に、3歳牝馬メイケイエールを中心視。

大前提として調教再審査で「(試験に合格したので)もう大丈夫です」とJRAからお墨付きを得られても、“危ない馬”にジョッキーは乗りたがりません。

競馬界のレジェンド武豊騎手とて例外ではなく、過去には関係者の間で札付きの悪(ワル)として有名な筋金入りの気性難を断ったことがありました。

ヒデノインペリアル(引退)は16年5月にゲート内で暴れて、騎乗していた荻野琢騎手が落馬負傷。さらに女性ジョッキーの草分け的な存在で、現在は調教助手に転向した西原玲奈元騎手を病院送りにするなど、関係者を血祭りに上げたデンジャラスホースになります。

その噂を伝え聞いた武豊騎手は、エージェント(騎乗仲介者)を通じて騎乗依頼をドタキャン。代役として当時管理する梅田智厩舎で調教を手伝っていた荻野琢騎手が指名され、2走後に身代わりとなって悪魔の馬の餌食に……

裏を返せば武豊騎手の判断は正しかったことになりますし(苦笑)、メイケイエールを管理する武英調教師としても、親戚とはいえ世界のユタカに騎乗依頼する以上、考えられる限りの対策を施してレースに挑んでいます。

規定の関係で重賞3勝馬が52キロで使えるのも有利。折り合いを気にしない芝1200mで積極的な競馬に打って出れば、簡単には止まらないと判断しました。

心の本命馬ロードアクア(馬主:ロードホースクラブ、生産:ケイアイF)

26(木)更新記事にて、『状況次第でミッキーブリランテのアシスト役となる馬の存在』を紹介しました。

一部読者にはあのフリだけでネタバレでしたけど(苦笑)、その正体こそ野田オーナー夫妻と縁浅からぬ関係にあるケイアイF生産馬ロードアクアになります。

馬主のロードHCはケイアイFを母体とする1口クラブで、同牧場はダノックス名義のダノンスマッシュ、ダノンプレミアムにおける“真の所有者”として暗躍!

詳細は秘密のバイト先で公開中の記事と内容とモロ被りするので割愛しますけど(オイっ!?)、野田オーナー夫妻との関係からロードアクアが事実上のペースメーカーを務める可能性があったんですよ?

しかも最内1枠1番を引き当てましたし、ミッキーブリランテの末脚を引き出すため“捨て駒”として使われると、レース展開がガラっと変わってきますからね~。

ただ、関係者から漏れ伝わってきた情報を統合すると、私が思うに今回はロードアクアが前に行き、ミッキーブリランテが末脚勝負に賭ける“前門の虎、後門の狼チームプレー(!?)”の布陣。自らの結果を度外視して玉砕覚悟でハナを切る感じでは無かったです。

そうなると今週から札幌芝は内ラチ沿いに仮柵を設置したCコースに替わりますし、前に行けるロードアクアの粘り込みがあるかもしれません。

11着に敗れた前走のUHB賞はトップハンデ56キロに加えて、“大人の事情”により急遽のブチ込み出走。ミエミエの叩き台でしたし、2走前のTVh賞1着時と同じく中1週で参戦の今回は、大変身があっても驚けませんよ!

【8/29(日)更新】新潟2歳ステークスの予想!

お待たせしました!

クレイドル(馬主:キャロットF、生産:ノーザンF)

後述する“大人の事情”により、ノーザンF天栄調整の有力馬2頭出しに踏み切ったキャロットF

詳細は秘密のバイト先で公開したマル秘原稿と内容モロ被りなので自重(!?)しますけど、今回は独断と偏見でアライバルがいるのを承知で、あえて新潟2歳Sに使ってきた◎を中心視!

キャロットF2頭出しの出走ローテ決定権を握っている、『影のトレーナー』の差配は興味深いですけど……。登録上オーナーをガン無視して適性重視(!?)の決断は見逃せません。

新馬戦は着差こそクビ差も、騎乗した福永騎手は素質を高く評価。次走で3・4着馬がアッサリ未勝利を勝ち上がり。掲示板を外した馬からも激走馬が相次いでいるように、レベルの高い組み合わせでしたからね!

あの内容なら時計はまだまだ詰められますし、相手強化でも好勝負を期待します。

心の本命馬サイード(馬主:前田幸治、生産:土居牧場)

今年の出走馬で最も謎ローテなのは、前走で小倉芝1200mの新馬戦を快勝したこの馬でしょう。

8歳上の半姉は2015、16年にアイビスサマーダッシュを連覇したベルカント。血統的に新潟コース適性を重視したと仮定しても、今回は400mの距離延長になります。

しかも来週には新馬戦と同舞台で、相手関係が手薄な小倉2歳Sが組まれています。新馬戦で乗った福永騎手もクレイドルに騎乗するため戸崎騎手に乗り替わりますし、わざわざ新潟2歳Sに使う意味が分かりませんよね?

上記の謎采配を関係各所に配慮してネタばらしをすると、サイードの1つ上の全姉ヘネラルカレーラ(父キズナ)が8/8に、新潟2歳Sと同舞台の新潟芝1600m未勝利戦を勝ち上がり。それから4日後の8/12に全弟サイードの新潟2歳S参戦が公式発表されています。

すなわち、今回のデータ無視(過去10年で新潟2歳Sは前走で1200mを使っていた馬は1頭も勝っていない)の出走ローテには、明確な意図があってのこと。馬主サイドとしては勝算あり(!?)の参戦になりますし、人気薄でも激走に要注意です!

 

小宮城

1978年千葉県出身。17歳のときに悪友に連れられ競馬と出会って以降、その半生をかけて没頭。「馬主にとって競馬とはあくまで『経済活動』である」という見地に立ち、厩舎・牧場との関係性に着目した「オーナー・サイダー馬主馬券術」を完成。月刊誌「競馬の天才」で長期連載中。

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