
お待たせしました!
今回は春G1でも1、2位を争う注目の一戦、大阪杯(G1、阪神芝2000m)を取り上げさせてください。
昨年の牡馬三冠馬コントレイル(馬主:前田晋二、生産:ノースヒルズ)に、G1競走4勝グランアレグリア(馬主:サンデーレーシング、生産:ノーザンF)が激突。世代や距離カテゴリーを超えた夢のドリームマッチが実現しました!
特に1つ上の牝馬グランアレグリアにとって、今回は5歳にして初めての2000m戦になります。
旧ブログからご覧の読者諸兄には説明不要ですけど、これまではアーモンドアイ、フィエールマンとの兼ね合いにより、

【ポイント】
ノーザンF天栄調整馬の使い分け
により短距離路線を歩んできました。
しかし、影のトレーナー(察してください)の専横に、一部のリーディング上位調教師が反発。懇意の記者に働きかけ表向きの調教師としての意思を明確にしたことで真の所有者(あのお方です)が間に入り、色々あって希望が実現(!?)した形になります。
グランアレグリアを管理する藤沢和師としては小回り内回りコースの大阪杯ではなく、本当は直線の長い天皇賞・秋(G1、東京芝2000m)に使いたかったでしょうけど……(個人の感想です)。
その辺の舞台裏は“大人の事情”が許す範囲内で暴露しますので、是非ご期待ください!
マイルCS グランアレグリア 藤沢和師インタビュー
4:37~「(アーモンドアイの)国枝先生と相談します」。ぶっこむな~苦笑。
4/4(日) 阪神11R 大阪杯(G1)
芝2000m(内回り) 定量 フルゲート16頭
番 | 馬名 | 性齢 | 馬主 | 生産者 |
---|---|---|---|---|
1 | モズベッロ | 牡5 | キャピタル・システム | 村田牧場 |
2 | サリオス | 牡4 | シルクレーシング | ノーザンファーム |
3 | アーデントリー | 牡5 | 巴山尊文 | 山岡牧場 |
4 | ブラヴァス | 牡5 | 佐々木主浩 | ノーザンファーム |
5 | ペルシアンナイト | 牡7 | G1レーシング | 追分ファーム |
6 | ワグネリアン | 牡6 | 金子真人ホールディングス | ノーザンファーム |
7 | コントレイル | 牡4 | 前田晋二 | ノースヒルズ |
8 | レイパパレ | 牝4 | キャロットファーム | ノーザンファーム |
9 | クレッシェンドラヴ | 牡7 | 広尾レース | 木村秀則 |
10 | カデナ | 牡7 | 前田幸治 | グランド牧場 |
11 | ハッピーグリン | 牡6 | 会田裕一 | 社台ファーム |
12 | グランアレグリア | 牝5 | サンデーレーシング | ノーザンファーム |
13 | アドマイヤビルゴ | 牡4 | 近藤旬子 | ノーザンファーム |
【3/31(水)更新】大阪杯の爆穴候補!

お待たせしました!
本日は個人的に注目している爆穴候補(!?)、ペルシアンナイト(馬主:G1レーシング、生産:追分F)を取り上げさせてください。
今年の大阪杯はコントレイルとグランアレグリアの2強ムード。これに朝日杯FS馬で皐月賞2着サリオス(馬主:シルクR、生産:ノーザンF)、デビューから5戦無敗“幻の秋華賞馬”レイパパレ(馬主:キャロットF、生産:ノーザンF)が続く感じでしょうか?
その他の出走予定馬は大きく離された人気が予想されるも、詳しくは週末にかけて公開しますけど、有力馬に死角が全くないワケではありません!
また3/31(水)時点での天気予報だと、4/4(日)の関西地方はあいにくの雨模様。馬場状態によっては波乱も予想されます。
そこで注目したいのが2017年のG1マイルCSを稍重で制したペルシアンナイト。大阪杯では2018年に6番人気で2着に好走。5走前の札幌記念2着では昨年の大阪杯勝ち馬ラッキーライラックに、芝2000mの舞台で先着した実績は見逃せません。
前走の金鯱賞8着は表向き重馬場が理由になっていますけど、同馬は叩き良化タイプで休み明けは[0-0-0-8]とサッパリですからね~。
これまでの戦績から道悪は全くダメとも思えませんし、ひと叩きされた上積みが見込める今回は18年の再現があっても驚けませんよ?
2018 大阪杯
⑤ペルシアンナイト(2着)
2020 札幌記念
②ペルシアンナイト(2着)
【4/1(木)更新】2強に割って入る伏兵候補の筆頭!

お待たせしました!
本日はコントレイル、グランアレグリアの2強に割って入る伏兵候補の筆頭、サリオス(馬主:シルクレーシング、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。
昨年の皐月賞、日本ダービー2着時にコントレイルとマッチレースを演じた実力馬も……。久々の1600mだったマイルCSで5着に敗退。評価を落とした格好になります。
だが、それがいい!
私もマイルCSでサリオスを◎にして被害(!?)にあったのでバラしちゃいますけど、あれは当時騎乗したM.デムーロ騎手の大ヘグリと断言できます。
17頭立ての大外枠を引いた時点で厳しかったかもしれませんけど、後方13番手から直線で大外ブン回し。勝ったグランアレグリアを上回るメンバー最速の上がり33秒1の鬼脚で繰り出すも、5着まで追い上げるのが精一杯でした。
M.デムーロ騎手の乗り方にはレジェンド騎手、アンカツさんも激怒。自身のTwitterで
「自分から進んでくタイプやないで、掛からないんやから、あの枠引いたら押してポジション取らんと」(Twitterの原文ママ)
と元ジョッキーの視点で異例の苦言をていしたほど。
悔やまれるのはサリオスの位置取り。自分から進んでくタイプやないで、掛からないんやから、あの枠引いたら押してポジション取らんと。瞬発力勝負でも外から一頭だけ差しとるし、全然力負けじゃない。レシステンシアは良く見えたけど、行きっぷりから久々があった。本当は離して逃げたかったと思うよ。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) November 22, 2020
これにはサリオスを管理する堀調教師も同意見だったようで、マイルCS後は予定が決まっていた管理馬を除き、M.デムーロ騎手が騎乗したのは中山牝馬Sリリーバレロ(11人気14着)1頭のみ。しかも当時は別のレースと両にらみでレース当週まで騎手未定でした。
その点、今回は同じく堀厩舎の管理馬で中山金杯、中山記念を連勝した、ヒシイグアスの主戦を務める松山騎手に乗り替わり。
2着カレンブーケドールに騎乗した先週の日経賞では前を走るオセアグレイトに寄られる形とはいえ、他馬の進路を妨害していまい騎乗停止が課されましたけど、先々週は土日合計11勝をマークするなど乗れていますからね?
積極的な競馬に定評があるジョッキーですし、狙うなら評価を下げた今回でしょう!
2020 マイルCS
⑰サリオス(5着)
結果論で乗り方を責めたくないですけど……。何度見ても腹が立つ!
【4/2(金)更新】ダービー卿チャレンジトロフィーの予想!

お待たせしました!
◎スマイルカナ(馬主:岡田繁幸、生産:木田牧場)
心の本命馬ウインカーネリアン(馬主:ウイン、生産:コスモヴューF)
賢明な読者諸兄に、2頭が狙える理由は説明不要でしょう。
◎スマイルカナは最内、心の本命馬ウインカーネリアンは大外と明暗が分かれましたけど……。来週月曜には北海道でお別れ会が開催されますし、両陣営とも何とか最高の結果を……と願っているはず。
先週の日経賞で◎を打ったウインマリリン(4人気1着!)に続いて、マイネル軍団関連馬の激走に期待します!
2021 日経賞
④ウインマリリン(1着)
陳腐な表現になりますけど“競馬の神様”はいるんだなと?
【4/3(土)更新】グランアレグリアの新聞に載らない激裏話

お待たせしました!
本日は文句なく今年の大阪杯で馬券のカギを握る存在、グランアレグリア(馬主:サンデーR、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。
あらかじめお断りしておくと、当記事は【マイルCS】グランアレグリア『表向きの調教師vs影のトレーナー』の暗闘を、ご覧になられていることを前提で書き上げています。
まだご覧になられていない読者諸兄は直リンクから是非チェックしていただくとして、先に結論から申し上げますと、今回のグランアレグリアは個人的に重い印を打ちたくありません。
何故なら芝の中距離路線にアーモンドアイという絶対的な存在が君臨していた、ノーザンF内の使い分けありきとはいえ、

【ポイント】
あくまで影のトレーナーとしては
グランアレグリアはマイル前後の馬
という評価です。
これまで最も長い距離を走ったのは1600mまで。3歳春も桜花賞を勝ちながらオークス(東京芝2400m)に向かわず、NHKマイルC(4位入線5位降着)に使っています。
その後も距離を延ばすどころか1200~1400mに短縮していますし、5歳にして初めての2000m参戦は、過去を振り返るとツジツマが合いません。
この場では関係各所に最大限配慮した表現方法に留めますけど、今回の決定には出走ローテを巡る指揮系統に乱れ……。何らかの“大人の事情”が働いたのは間違いないでしょう(個人の感想です)。
最終的にGOサインを出したのは真の所有者(あのお方です) 。部下である影のトレーナーとしては、ボスの決定には渋々でも従わざるを得ません。
念願が叶った藤沢和師としては「これで礼儀を知らないあの若造も、少しは大人しくなるだろう」と、少々陳腐な表現ですが“してやったり”と言ったところでしょうか?
まぁ、逆に影のトレーナーからすれば、大阪杯でグランアレグリアが馬券内を外したら
「あの老●ゴ●ラ……。ほら見たことか!」
となるでしょうけど(苦笑)、藤沢和師は来年2月で定年ですからね。もう親子ほど歳の離れた影のトレーナーに媚(こび)を売る必要なし!?(藤沢和師及び影のトレーナーのコメントは小宮の想像です)。
プロフェッショナル 仕事の流儀
【競馬調教師 藤澤和雄の仕事 未来を見すえる者が勝つ】
2007年5月放送。この頃はノーザンFにピー(自主規制)しなくても……。
【4/4(日)更新】大阪杯の予想!

お待たせしました!
◎&心の本命馬コントレイル(馬主:前田晋二、生産:ノースヒルズ)
ジャパンCでノーザンFの刺客アーモンドアイの後塵を拝したとはいえ、引退後の種牡馬入りを見すえて、これ以上は絶対に落とせない戦いを継続中の◎コントレイル
上記の件に関して詳細は
をチェックしてください(コントレイル、討ち取ったり~!)のアレです)。
それでも現時点でディープインパクトの後継種牡馬としての地位は揺るぎませんし、偉大な父も3歳時の有馬記念で、ハーツクライの2着に敗れていますからね?
今回はサポート役(!?)のカデナが追い込み脚質。掛かり癖があるコントレイルにとっては盟友ディープボンドと同じく、前に馬を置いて運びたいところでしょうけど……。
その辺はチーム・ノースヒルズ軍団としての判断ですし、“ぼっち”参戦だったジャパンCでも結果を残したように、気性面での進展が見受けられます。
今回は菊花賞の疲れを取れて万全の状態。グランアレグリア、サリオス、レイパパレなどのノーザンF関連馬は確かに強敵ですけど、これで負けたら仕方ないと諦めるしかない!?
最後に。心の本命馬として馬主協会で分類すると阪神ご当地馬主、ブラヴァス(馬主:佐々木主浩)を抜擢しようと思ったんですけど……。色々と思案した結果、自重しました。
この中間は新潟記念で◎を打った際に紹介した障害練習を取り入れるなど、1度使われた上積みは見込めます。
ただ、【桜花賞2021予想】ソダシは勝てない!? 白毛のヒロインは超ワケアリだった?!で触れる、須貝師と同じく友道師も……(自主規制)。馬に罪はないとはいえ、馬券に絡んでも3着までかなと?
【!】競走馬のプロが選ぶ5頭の馬券候補

【ここがポイント】
競走馬を間近で見てきたプロ(元調教師)だから、どのレースでも馬券になる候補馬を5頭まで絞り込める!
【直近重賞の主な激走穴馬】
フラワーC(G3)
ホウオウイクセル(5人気1着)
フィリーズレビュー(G2)
シゲルピンクルビー(8人気1着)
中山牝馬S(G3)
ランブリングアレー(7人気1着)
↓↓今週の馬券候補5頭はコチラ↓↓