【札幌記念2021予想】「ソダシvsラヴズオンリーユー」金子真人HD3頭出しの激裏話

お待たせしました!

今回は夏の最強馬決定戦、札幌記念(G2、札幌芝2000m)を取り上げさせてください。

前走で香港G1クイーンエリザベス2世Cを制したラヴズオンリーユー(馬主:DMMドリームクラブ)に、詳しくは後日後述する金子真人ホールディングス3頭出しの大将格、ソダシが北の大地で激突!

そのほかにも18年の有馬記念馬ブラストワンピース(馬主:シルクレーシング)、17年のマイルCS勝ち馬で昨年6番人気2着ペルシアンナイト(馬主:G1レーシング)など、合計4頭のG1馬が出走を予定しています。

札幌記念はG2では唯一の『定量戦』。20年も出走したG1馬3頭が1~3着を独占したように、基本的には実績馬に有利なレースです。

 

しかし!

 

今年は実績で見劣る格下馬にも、魅力的な激走候補が多数スタンバイ。

トーラスジェミニ(馬主:柴原榮)は札幌記念の結果次第で、優勝馬の馬主に3200万円、厩舎関係者に800万円が交付されるサマー2000シリーズ制覇の可能性があります。

今回は大人の事情により七夕賞1着(10pt)の戸崎騎手ではなく、横山和騎手と初コンビを組むことになりましたけど……。個人馬主の柴原榮オーナーや年間ひと桁勝利の中堅下位(失礼)の小桧山厩舎にとって、レース賞金とは別に合計4000万の夏ボーナスは魅力的でしょう。

同様の理由により函館記念2着(5pt)で、サマー2000シリーズ3位タイのアイスバブル(馬主:金子真人HD)にも注目。前走はメンバー最速の末脚で2着に追い込むなど洋芝適性は高いですし、金子軍団3頭出しで最も格下でも再度の激走に注意が必要です。

またクイーンS3着時に猛プッシュした、サトノセシル(馬主:サトミホースカンパニー)にも注目。形式上は3勝クラスからの格上挑戦になりますけど、鞍上にルメール騎手を確保するなど勝負気配です(主戦の大野騎手は札幌記念の当日まで騎乗停止中)。

そのほかにもステイフーリッシュ(馬主:社台レースホース)は、ラヴズオンリーユーと矢作厩舎2頭出し。今回は休み明けもG2では上位に好走している安定勢力ですし、脚質的に同馬が前に行き、ラウズが後方から直線勝負に賭ける“前門の虎、後門の狼チームプレー”があるかもしれません。

大目標は先のG1馬は余裕残しの仕上げですし、“夏は格より調子”の格言どおり、勢いとコース適性で勝る格下馬の激走も!?

関屋、小倉記念週は私事でご迷惑をおかけしました。札幌記念週はその埋め合わせじゃありませんけど、久々にエンジン全開&激裏話を毎日公開しますのでお楽しみに!

【記事更新スケジュール予定】

8/16(月) ブラストワンピース(岩田康騎手)ここだけの話

8/17(火) サトノセシルがルメールで緊急参戦の舞台裏

8/18(水) トーラスジェミニ「戸崎→横山和」の謎

8/19(木) 金子真人HD3頭出し(ソダシ、ユーキャンスマイル、アイスバブル)の新聞に載らない激裏話

8/20(金) ラヴズオンリーユーは本当に買えるのか?

8/21(土) 札幌記念(G2、札幌芝2000m)の予想

8/22(日) 北九州記念(G3、小倉芝1200m)の予想※レース当日12:30頃に公開予定

馬名性齢馬主生産者
1ステイフーリッシュ牡6社台レースホース社台ファーム
2サトノセシル牝5サトミホースカンパニーFaisal Meshrf Alqahtani
3マイネルウィルトス牡5サラブレッドクラブ・ラフィアンビッグレッドファーム
4ラヴズオンリーユー牝5DMMドリームクラブノーザンファーム
5トーラスジェミニ牡5柴原榮川上牧場
6バイオスパーク牡6宮田直也小島牧場
7ペルシアンナイト牡7G1レーシング追分ファーム
8ユーキャンスマイル牡6金子真人ホールディングスノーザンファーム
9アイスバブル牡6金子真人ホールディングスノーザンファーム
10ディアマンミノル牡4吉岡實村下農場
11ウインキートス牝4ウインコスモヴューファーム
12ブラストワンピース牡6シルクレーシングノーザンファーム
13ソダシ牝3金子真人ホールディングスノーザンファーム

 【8/16(月)更新】ブラストワンピース(岩田康騎手)ここだけの話

お待たせしました!

本日は2018年の有馬記念勝ち馬、ブラストワンピース(馬主:シルクレーシング、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

以前から好走と凡走を繰り返すピンかパーのタイプでしたけど、19年の札幌記念1着後に出走した凱旋門賞は12着に大敗。復帰戦のアメリカJCCこそ勝利するもその後は長いスランプに陥り、連覇がかかった20年有馬記念では心房細動を発症して競走中止となりました。

後遺症が心配された前走の鳴尾記念で3着と復調の兆しが見えたとはいえ、勝ったユニコーンライオンには0秒7差(約4馬身)。規定により1キロ増の57キロで使えるなど、有利な条件が揃っていましたからね~。

550キロに迫る超大型馬だけに使われた上積みは大きそうですけど、内容は平凡で完全復活とまではいかないかもしれません。

何より状態面に不安が無いのであれば、出走ローテや騎手の決定権を握っているノーザンF天栄『影のトレーナー』のこと。鞍上強化に動いているでしょう。

詳しくは8/17(火)更新予定「サトノセシルがルメールで緊急参戦の舞台裏」に譲るとして、今年の札幌記念はF1でいうノーザンFのファーストドライバー、ルメール騎手が空いていました。

 

そもそも論として鳴尾記念で、岩田康騎手が起用された理由も超ワケアリ!

 

シルクR公式ですら世間体を考慮して伏せられていますので、あくまで私(小宮)の独断と偏見による勝手な推測とお断りしておくと

 

【ポイント】

4月末時点でブラストワンピースは鳴尾記念で復帰と公式発表

 

されていたにも関わらず、同馬に騎乗経験がある池添騎手川田騎手は別の馬に乗っています。

 

補足として鳴尾記念で池添騎手は、前走の5/15都大路S2着に続いてショウナンバルディ。川田騎手にいたっては5/9新潟大賞典3着で、当時初コンビを組むサトノソルタスに騎乗していました。

そしてシルクR公式でブラストワンピースに岩田康騎手と発表されたのは、藤懸騎手に粗暴な行為を働き騎乗停止を課された後の5/20(日付に注目!)になります。

すなわち、時系列で読み解くと池添、川田騎手は鳴尾記念で騎乗可能だったのに、あえて不祥事で悪い意味で注目を集めている、岩田康騎手に依頼したことになるんですよ?

 

真相は当事者でなければ分かりませんけど、察するに大きく分けて理由は2つ。池添&川田騎手がノーザンF天栄『影のトレーナー』の騎乗依頼を断った(?)か、もしくは

 

【多分こっちが正解(!?)】

ブラストワンピースに何らかの問題があり、乗せたくても乗せられなかった

 

のどちらかでしょう。

 

凄腕エージェントI氏が騎乗馬を厳選している川田騎手はさておき、池添騎手の立場だと影のトレーナー名指しのご指名を断る“理由”がありません。

3走前の天皇賞・秋(11着)では1度降ろされたのに騎乗依頼を受けていますし、総合的に判断すると汚名返上に燃える岩田康騎手の方が結果度外視で、何かと頼みやすかったのでしょう。

競馬では大本営発表(新聞やクラブ公式に掲載される公式コメント)では、決して語られることがない“不都合な真実”が山ほどあります。

例えば脚部不安があるのを承知の上で、リーディング上位騎手に騎乗依頼。追い切りに騎乗したら「(脚元がモヤモヤしているから)乗りたくない」と、ドタキャンされる場合だってあります。

選べる立場なら好き好んで落馬リスクがある危ない馬に、誰だって乗りたくはありません。仮に本当のことでも馬主さんにはバカ正直に報告できませんし、まして出資者が存在するクラブ馬なら尚更ですよね?

その点、岩田康騎手は脚部不安がある馬だろうとガシガシ追いまくる、よく言えば馬券ファンの味方。悪く言えば命知らず(!?)になります。

ゴーゴードンキ(注3)の時は裏事情を知る誰もが絶句したほどですし、ブラストワンピースへのサプライズ人事も……(察してください)。

(注3詳しくは【安田記念】グランアレグリアの状態面に迫る!を参照。脚部不安で1週前追いを自重して引退レースに使わず、繁殖入りする話が浮上していたのに……。しかも自らの手でG1を勝たせた馬ですよ?)

【8/17(火)更新】サトノセシルがルメールで緊急参戦の舞台裏

お待たせしました!

本日は鞍上にルメール騎手を配して緊急参戦(!?)、サトノセシル(馬主:サトミホースカンパニー、生産:外国産馬)を取り上げさせてください。

12頭立ての8番人気で3着に激走したクイーンS時に猛プッシュした穴馬ですけど、まさか札幌記念に使ってくるとは思いませんでした。

近2走の函館戦で高いパフォーマンスを発揮したことを受けて、「札幌でもう1戦するかも?」という話は漏れ伝わっていたとはいえ、サトノセシルは3勝クラスに在籍する条件馬になります。

来週8/28(土)には自己条件のオホーツクS(札幌芝2000m)が組まれていますし、除外リスク等も考慮しても、定量戦で牡馬相手となる札幌記念に格上挑戦は相当なチャレンジです。

正直、1週前時点の金曜特別想定(注1)に馬名があった時は、数少ない全権トレーナーである堀調教師の使い分けを疑ったほど。

(注1関係者限定で日曜夕方に発表される特別登録の想定版。これを見て頭数が少ないレースがあると出走予定が無かった馬が急遽登録してくる。森厩舎やミルファーム関連馬にとっては超必須アイテム!?)

ここだけの話、当初オホーツクSには堀厩舎の管理馬エアジーンも出走を予定していました。同馬は格上挑戦で参戦した2020年のマーメイドSで、1番人気に支持された実力馬。3勝クラスでも牡馬相手に2着の実績があります。

 

どちらも3勝クラスでは上位人気に支持されるのは間違いありませんし、

 

【ファーストインプレッション】

堀厩舎の都合で有力馬2頭出しを嫌って使い分け……?

 

と思っていた時期が私にもありました。

 

個人的に贔屓にしている某YouTubeチャンネル並みに回りくどい説明になりましたけど(苦笑)、率直な疑問をマル秘ホットライン(!?)を用いて、堀厩舎と親しい関係にある情報筋に確認したところ

 

「オホーツクSを予定していたエアジーンは、(先週追い切りを行わず)札幌での復帰を見送り。それとほぼ同じタイミングで、札幌記念にサトノセシルの緊急参戦が決まった」

 

らしいんですよ?

 

この話を聞いて真っ先に思い出したのが、同じく堀厩舎の管理馬ポンデザール(馬主:サンデー)です。同馬も予定していた丹頂S(札幌芝2600m)を2週前倒し。昨年の札幌記念で4着に好走しています。

補足としてポンデザールは勝利した5戦全て芝2400m以上。その内4戦が芝2600mという長距離タイプの牝馬ですし、当時は札幌記念でルメール騎手が空いていたという裏事情ありきとはいえ、距離不足の芝2000mで上位を独占したG1馬3頭に善戦しました。

今回のサトノセシルも鞍上にルメール騎手を確保。来週の自己条件なら手の内に入れている大野騎手が騎乗できますし、参戦経緯も含めて堀調教師も秘かに1発を狙っているのかなと?(大野騎手は他馬の進路を妨害して8/22まで騎乗停止中)。

堀厩舎は2016年の札幌記念を1着ネオリアリズム、2着モーリスのワンツーを筆頭に、14年にもダークシャドウで2着と得意にしているレースになります。

あくまでサトノセシルの出走ローテが堀厩舎主導(注2)という前提にはなりますけど、滞在競馬で臨める今回は相手強化でも格下と侮りは禁物ですよ!

(注2これがN山オーナーなど個人馬主がよく引っかかる、ルメール騎手サイドからの“営業”だと話が変わってきます。「(重賞で騎乗馬がいないから)乗りたい」と、「(この馬は走りそうだから)乗りたい」では、同じ言葉でも意味や重みが全く違うんですよね~)。

2020 札幌記念(G2、札幌芝2000m)

⑩ポンデザール(4着)

次走ステイヤーズS(中山芝3600m)3着馬が距離不足の芝2000mでも善戦

【8/18(水)更新】トーラスジェミニ「戸崎→横山和」の謎

お待たせしました!

本日は札幌記念の結果次第で優勝馬の馬主に3200万円、厩舎関係者に800万円が交付されるサマー2000シリーズ制覇の可能性がある、トーラスジェミニ(馬主:柴原榮)を取り上げさせてください。

先週の関屋記念は勝てばサマーマイルシリーズ制覇に事実上の王手をかけていた、4番人気ロータスランドが勝利。米子S(8pt)、中京記念5着(2pt)に関屋記念1着(10pt)を加算して合計20ptとなり、8着に敗れたアンドラステ(11pt)が最終戦の京成杯オータムHを勝利しない限り、逆転は不可能となりました。

それだけにサマー2000シリーズで同率首位(10pt)のトーラスジェミニは狙い目……なはずですけど、今回は何故か七夕賞で同馬を勝利に導いた戸崎騎手は新潟に居残り。横山和騎手と初コンビを組みます。

常識的に考えて前走で重賞を勝たせたジョッキーに、陣営が次走の騎乗依頼をしないのは不自然です。

トーラスジェミニは七夕賞から約10日後の7/21に、「横山和騎手との初コンビで札幌記念へ」と公式に発表されており、レース約1ヶ月前時点で戸崎騎手が何からの理由で騎乗依頼を断った(!?)と考えるのが自然でしょう。

しかも戸崎騎手は札幌記念に別のお手馬は出走しておらず、レース当日の8/22(日)は重賞が組まれていない新潟で騎乗。しかもメインNST賞で乗る予定のノンライセンスには初騎乗ですし、お世辞にも有力馬とは言い難い存在だから尚更です。

一応、新潟10R阿賀野川特別(2勝クラス)に、京都新聞杯3着などオープンで好走歴がある3歳馬マカオンドールは確勝級の実力馬も、こちらも今回が初コンビとなります。

 

以上のことから私の勝手な推測になりますけど、

 

【ポイント】

札幌記念の騎乗依頼を断ってまで新潟に居残り

十八番の“空き巣”がしたかった(!?)

 

と状況的に判断可能かなと?(個人の感想です)。

 

戸崎騎手は関東圏における鬼の居ぬ間に洗濯ならぬ、G1裏開催で固め打ちは毎年の恒例行事。もともと遠征には消極的なジョッキーです。

今夏も変則日程により小倉開催が3週間お休みとなり、関西圏からリーディング上位騎手が新潟へ押し寄せた2場開催時は、アイビスサマーダッシュに騎乗馬なし。クイーンS2着マジックキャッスル、エルムS10着ソリストダンサーの2日のみ、函館に遠征しています。

ところが3場開催に戻った先週は鬼(川田、福永など関西リーディング上位騎手)がいなくなったこともあり、土日とも新潟で騎乗。メチャクチャ分かりやすいですね~(苦笑)。

そもそも論としてトーラスジェミニは安田記念5着時に、主戦を務めていたダノンキングリーを大人の事情(馬主の意向)により降板。世間体のためエージェントN氏が用意した騎乗馬ですし、馬主や厩舎的な付き合いはほぼ皆無ですからね?

もしくは実際に乗った感触から、「(相手強化で定量戦の札幌記念では)勝ち負けは厳しい……」と判断したのかもしれません。

6走前のディセンバーSから一戦毎に馬体が減り続け、前走の七夕賞では466キロ(昨冬から22キロ)も気になりますし、戸崎騎手のジャッジが正しければ札幌記念でトーラスジェミニは軽視でOK!?

2021 七夕賞(G3、福島芝2000m)

④トーラスジェミニ(1着)

トップハンデ57キロで快勝。安田記念も0秒4差5着なのに戸崎騎手の評価は?

【8/19(木)更新】金子真人HD3頭出し(ソダシ、ユーキャンスマイル、アイスバブル)の新聞に載らない激裏話

お待たせしました!

本日は札幌記念にアイスバブル、ソダシ、ユーキャンスマイルの愛馬3頭出し、金子真人ホールディングスを取り上げさせてください。

本題に入る前にあらかじめお断りしておくと、今回の記事は私が秘密のバイト先に寄稿した内容と一部重複(!?)しています。

旧ブログからご覧の読者諸兄は改めて説明不要ですけど、当ブログを最近になって知った方は「某サイトが(小宮城ブログの記事を)丸パクリ……」と誤解しないでください。記事の更新時間が普段より遅くなったのも、秘密のバイト先とほぼ同時公開にしたかったからです。

それはさておき、基本的に金子軍団は出走ローテや騎手の決定権を馬主サイドが握っています(関係各所に最大限配慮した表現方法)。

原則、ノーザンF生産馬は登録上オーナーが個人名義であっても、牧場と権利を半持ちしている『真の所有者』の影響下からは逃れらることはできません。関連馬との兼ね合い次第では馬主が希望するレースに出走できず、十八番の使い分けを強いられることも珍しくないのです。

しかし、金子真人HDは過去にノーザンFと色々あり(察してください)、現在は競走馬の権利を100%所有する全持ちオーナーになります。

 

これにより金子軍団はノーザンF生産馬であっても

 

【ポイント】

金子真人オーナーが自由に出走ローテや騎手を選べる

 

ことができ、今回の札幌記念3頭出しは名実ともに馬主の意向によるもの。

 

今年の札幌記念でラヴズオンリーユーと人気を二分している白毛の女王ソダシは、3歳牝馬路線に同じく金子真人HDの期待馬でオークス2着アカイトリノムスメが控えています。

同馬は現時点で秋華賞に向かうことを公式発表しているのに対し、ソダシは札幌記念の結果次第によっては金子真人オーナーの判断1つで、マイル路線やダートに矛先を変更することが可能です。

 

試走を兼ねているのは2019年の天皇賞・秋4着以来、約2年ぶりの芝2000m戦となるユーキャンスマイルも同様です。

金子軍団は芝中距離の古馬勢が伸び悩んでおり、4歳世代の出世頭ポタジェ(金鯱賞3着→新潟大賞典2着)が出走を予定している毎日王冠で、賞金加算が至上命題となります。

そのほかにはヴェロックス(5歳。エプソムC4着→小倉大賞典7着)、ボッケリーニ(5歳→中京新聞杯1着→小倉大賞典2着→新潟大賞典5着→中京記念6着→新潟記念に出走予定)などがいるものの、直近はローカルG3で掲示板を外しているように頭打ち気味。

2018年のダービー馬ワグネリアン(6歳。大阪杯12着→富士Sに出走予定)はマイル路線へ。2016年のダービー馬マカヒキ(8歳。天皇賞春8着→京都大賞典に出走予定)は長距離路線と、芝中距離路線が手薄になっています。

金子軍団としては御年6歳のユーキャンスマイルに頼らざるを得ない状況で、こちらも札幌記念の結果次第では2年ぶりに天皇賞・秋に向かう可能性も?

 

19、20年目黒記念2着などがあるアイスバブルは、初の洋芝だった前走の函館記念で2着。勝てばサマー2000シリーズ優勝のチャンスがあります。ただ、今回は斤量増で相手強化となりますし、鞍上が水口騎手の時点で陣営の色気は推して知るべしでしょう。

以上のように札幌記念の金子真人HD3頭出しは、馬主ご本人の決定でも勝負度合いは三頭三様。特に人気が予想される3歳牝馬ソダシは世間の評価ほど絶対的な存在ではなく、オーナーサイドとしては「(芝2000mの距離は)やってみなければ何とも言えない……」という感じでしょうか?

ソダシの取捨は8/21(土)に公開予定の最終結論までお待ちいだたくとして、3歳牝馬で52キロの軽量を加味しても……?

2021 優駿牝馬(G1、東京芝2400m)

⑪ソダシ(8着)

先行馬総崩れの差し追い込み決着を考えれば情状酌量の余地ありも……?

【8/20(金)更新】ラヴズオンリーユーは本当に買えるのか?

お待たせしました!

本日は今年の札幌記念で白毛の女王ソダシと“2強”を形成する、ラヴズオンリーユー(馬主:DMMドリームクラブ)を取り上げさせてください。

 

いきなり結論から書くと、馬主情報的には

 

【ポイント】

今回のラヴズオンリーユーは本命級の評価が必要

 

になります。

 

詳しくは後述する“大人の事情”により、強調材料だけ箇条書きでリストアップすると……。

 

1.先週水曜の1週前追い切りに調教先の函館(レースは札幌)まで、川田騎手が乗りに来た

 

2.川田騎手が2019年にブラストワンピースで札幌記念を勝った際も2週前追いに騎乗。シルクR公式ではリップサービスで褒めたものの、厩舎スタッフには痛烈ダメ出し。1週前追いを強化して再び最終追いに川田を呼び寄せ好感触。レースでも勝利した

 

3.原則としてジョッキーの移動経費は自己負担。陣営も色気がない馬の追い切りにジョッキーの騎乗は頼めない

 

4.栗東トレーニングセンター(滋賀県)から函館は、JRA全10競馬場で最もアクセスが難しい。最短は中部(名古屋)か伊丹(大阪)空港から函館空港で飛行機。ただ、本数は少なく新千歳(札幌)から約300mを陸路で移動することも?

 

5.しかも2年前と違い、今回の川田騎手は札幌記念1戦のみ。コロナ禍により海外2戦は外国人ジョッキーに乗り替わりが決定している(ブラストワンピースは次走の凱旋門賞でも騎乗)

 

6.そのほかにもDMMドリームクラブの規約から狙える根拠があるものの、秘密のバイト先の寄稿した内容とモロ被りのため自重(原稿締切の関係で向こうが先行公開のため)

 

上記1~5の理由&秘密のバイト先で先行公開した激裏話により、札幌記念でラヴズオンリーユーは上位評価の最有力候補。直前によほど不利な情報が入ってこない限り、◎または心の本命馬として公開を予定しています。

 

最後に。余談として『DMMドリームクラブの闇』と、壮大な野望の頓挫(とんざ)を紹介させてください。

“1口クラブ界の黒船”として、鳴り物入りで参入したDMMバヌーシー(馬主名はDMMドリームクラブ)。圧倒的な資金力を背景に各種テレビや雑誌で大々的なPRを行ったのは、いまだ記憶に新しいところでしょう。

競馬番組の出演者を起用したテレビCMや、某競馬月刊誌における提灯記事(特定の企業や商品を持ち上げるために書かれた雑誌・新聞などの記事。要はステマ)の背景には、自社の金融フォーマットから競馬マネーを株やFXに流入させる狙いがあったと噂されています。

しかし、ファンとて馬鹿ではありません。採算を度外視したバヌーシーの初期運営に出資者から不満が続出。代表が競馬関係者に悪態をつく動画がSNS上で拡散する誤算もあり、DMMの野望は志半ばで潰えました(小宮注。表現に一部語弊がありますが個人の感想です)。

詳しく説明するとこれだけでYouTube動画を作成できてしまうので割愛しますけど(苦笑)、クラブとして札幌記念はもちろんのこと、今秋予定している海外G1を勝てば、競馬ファンへ最高のアピールになるのは間違いありません。

察するに現在のDMMバヌーシーはグループ全体として、競馬部門の事業規模を大幅に縮小。宣伝費をかけても株やFXで資金を回収することは難しい状況ですし、その意味でラヴズオンリーユーはクラブの命運を握る存在になります!

【札幌記念】ソダシは買える?情報vs予想

小宮城の知り合い親方(おやかた)が出演した札幌記念の予想動画を緊急公開!

【8/21(土)更新】札幌記念の予想!

お待たせしました!

◎ラヴズオンリーユー(馬主:DMMドリームクラブ、生産:ノーザンF)

心の本命馬サトノセシル(馬主:サトミホースカンパニー、生産:外国産馬)

8/20(金)の記事で電撃公開した札幌記念のYouTube予想動画で、私の知り合い親方(おやかた)の推奨馬と被ってしまいましたけど……。

基本的な主張は小宮城とほぼ同意見なので、未視聴の方は是非チェックしてください!

 

【関係者騒然】YouTubeに“あの男”が電撃参戦!

【札幌記念】ソダシは買える?情報vs予想

小宮城の知り合い親方(おやかた)が出演した札幌記念の予想動画を緊急公開!

 

ちなみに、先週の記事冒頭で『将来的には別の形で活動の場を広げていこうと考えている』と、匂わせていたのが上記の形になります。

そしたら告知を予定していた13(金)に、父が緊急入院(目の病気。コロナではありません)することになり、ぶっつけ本番での公開を余儀なくされることに。このご時世に入院できたのは不幸中の幸いでしたけど、さすがは“13日の金曜日”。不吉な日ってあるんですね~。

念のため。父は俗に言う上級国民とは真逆の存在です。現役時代はガテン系の叩き上げですし、御年80近くになっても毎日プールに通い、入院生活で暇を持て余しているのか、毎日大量のLINEを送り付けてくる困った父ですわ(苦笑)。

 

話が脱線したので本題に戻すと、記念すべきYouTube動画初出演の親方(おやかた)いわく

 

「今回は初めてだったのでサジ加減が分からなかったけど、回数を重ねつつ競馬ファンの皆さんに有益な情報をできる限り伝えていきたい。今後の動画作成の参考にしたいので、ご意見や質問、応援コメントなどお願いします!」

 

とのことでした。

 

“大人の事情”によりソダシの激裏話が全カットされたのはご愛敬。須貝先生はワールドなプレミアレベルで面倒くさいお方だから仕方ないね!?

【8/22(日)更新】北九州記念の予想!

お待たせしました!

◎&心の本命馬シゲルピンクルビー(馬主:森中蕃、生産:天羽牧場)

後述する“ワケアリ敗戦”を経て、北の大地からはるばる小倉に転戦するシゲルピンクルビー。

前走の函館スプリントSは斤量の関係で主戦の和田竜騎手が乗れず、若手2年目の泉谷騎手に乗り替わり(和田竜騎手のJRA公式体重は50キロ。鞍などを装着すると51キロになり50キロには騎乗できない)。

しかし、2枠3番と内目の枠がアダとなり、スタートから最後まで前が壁……。直線で掟破りの最内走行も打って出るも、前を走るマイネルアルケミーに進路を塞がれ、ほとんど追える場面がありませんでした。

詳しくは緑放送(仮名)の映像を市井の民がYouTubeに不正アップロードした、函館スプリントSパトロールビデオをご覧ください。後に短距離界で一時代を築いたロードカナロアが断然人気で2着に取りこぼした、2012年の函館スプリントSより酷いですからね?

今回は前走から2キロ増となりますけど、クセを知り尽くす最愛の恋人に手戻り。中間はジョッキー時代に「テイエムオペラオーvsナリタトップロード」のライバル対決で、後者の主戦を務めた渡辺師が自ら騎乗して、ラスト1F11秒台を連発しています。

陣営内でもノドの関係で「本質はスプリンター」という評価。18頭立てフルゲートでも土曜の競馬を見る限り直線で馬郡がバラけそうな感じですし、前走のような不完全燃焼の競馬にはならないでしょう。

先週の大雨で差しが決まり出したトラックバイアス(馬場傾向)も追い風で、小倉記念2着ヒュミドール(5人気)と同じく◎&心の本命馬として狙います!

【関係者騒然】YouTubeに“あの男”が電撃参戦!

【札幌記念】ソダシは買える?情報vs予想

小宮城の知り合い親方(おやかた)が出演した札幌記念の予想動画を緊急公開!


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小宮城

1978年千葉県出身。17歳のときに悪友に連れられ競馬と出会って以降、その半生をかけて没頭。「馬主にとって競馬とはあくまで『経済活動』である」という見地に立ち、厩舎・牧場との関係性に着目した「オーナー・サイダー馬主馬券術」を完成。月刊誌「競馬の天才」で長期連載中。

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