
お待たせしました!
今回はお盆休みの特別編成。下記の更新スケジュールでお伝えさせてください。
【記事更新スケジュール予定】
8/9(月) クラスターカップ(Jpn3、盛岡ダ1200m)の予想※レース当日12:30頃に公開予定
8/10(火) 大人の事情によりお休み
8/11(水) 月曜更新にともない振替休日!?
8/12(木) ブリーダーズゴールドカップ(牝馬Jpn3、門別ダ2000m)の予想※レース当日12:30頃に公開予定
8/13(金) 近況報告並びに今後の予定
8/14(土) 小倉記念(G3、小倉芝2000m)の予想
8/15(日) 関屋記念(G3、新潟芝1600m)の予想※レース当日12:30頃に公開予定
旧ブログからご覧の読者諸兄には毎日更新が当たり前でしたので、現在の状況は心ならずも申し訳なく思っている次第です。
ただ、繰り返し主張しているように小宮城の馬主馬券術オーナー・サイダーは、数多くの競馬関係者が日々内容をチェック(監視)しています。
記事の作成には読者の関心を得る話題……。具体的には私が最も得意とする

【ポイント①】
『関係者情報』
が欠かせません。
しかし、競馬における関係者情報には

【ポイント②】
『オフレコ(内容を公開しない)』
という制約があるんですよ?
大本営発表(新聞等に掲載される公式コメント)は馬主やファンへの“建て前”に過ぎず、実態とはかけ離れた内容が大半です。
具体例を挙げれば安田記念に強行参戦したグランアレグリアにおける、藤沢和師の「不安があれば使わない」は典型例でしょう(詳しくは「【競馬界のガリバー】ノーザンFの不都合な真実~前編~」をご覧ください)。
私は商売柄(!?)もあって、関係者情報を入手できる立場の人間です。無名だった旧ブログ時代から数えて10年以上、競馬界の治外法権と呼ばれる独立勢力を維持してきました。
しかし、みんな大好きN山オーナーに代表されるように、お陰様で現在は一部の大物馬主や巨大牧場の生産者だけに留まらず、現役調教師や騎手にも名前が知れ渡ってしまい……。いまでは下手なことを書くと、すぐさま本人の耳に入ります。いや、本当、マジで!!
競馬界には暗黙の了解をガン無視して、“不都合な真実”を暴露した本人だけでなく、ビジネスパートナーなど取引先が迷惑を被る悪習があります。
あれはいつだったか私の月刊誌担当が関西某所で、某馬主協会の重鎮に軟禁(超大げさ)される“事件”が起こったことも。
あえて誰とは言いませんけど、社会的には成功者である馬主は、一般市民と感覚とズレている方々が少なくありません(某馬主さんは関係者に「今度(小宮に)会ったらピー(自主規制)」と語っていたとか。トレセンで無かったら完全に恫喝ですよ……)。
競馬界の常識、世間の非常識――。
自称なんちゃってライターの陳腐な文章力では読者諸兄に全てをお伝えできませんけど、「小宮城」という実名で活動している以上、競馬関係者との軋轢(あつれき)は避けられないでしょう。
私の軽率な発言で取引先にご迷惑をかけるのは本意ではありませんし、2021年の競馬界は不祥事の連続でJ●Aも神経質になっていますからね~。
詳しくは8/13(金)に公開予定の『近況報告並びに今後の予定』に譲るとして、将来的には別の形で活動の場を広げていこうと考えている次第です。
【重賞リポート】2021年 エルムステークス|JRA公式
チャンネル登録者数20万超えでこの視聴回数……。大本営発表は需要ないです
【8/9(月)更新】クラスターカップの予想!

お待たせしました!
8/9(月) 盛岡10R
クラスターカップ(Jpn3)
ダ1200m 別定 16:40発走
◎リュウノユキナ
〇ヒロシゲゴールド
▲マテラスカイ
詳しくは下記を参照も、『実績馬に不利なグレード別定』で行われるクラスターカップ。
4歳以上54キロ 牝馬2キロ減
ただし下記1~3のとおり加増する(2歳時の成績を除く)
1.過去にG1・Jpn1競走1着馬5キロ増、G2・Jpn2競走1着馬3キロ増、G3・Jpn3競走1着馬1キロ増
2.1の重量に加え、重賞通算3勝以上馬は1キロ増、さらに2勝ごとに1キロ増
3.負担重量の上限は60キロ、牝馬58キロ
上記の規定により、今年の出走馬で最も割を食ったのがジャスティン。
「Jpn2(東京盃)1着=3キロ増」+「重賞3勝(東京スプリント、東京盃、カペラS)=1キロ増」
により、他馬の54キロから4キロ重い58キロを背負っての参戦になります。
逆に◎〇▲の3頭は斤量加算の対象となるレースを
◎リュウノユキナ
→東京スプリント(Jpn3)1着
〇ヒロシゲゴールド
→北海道スプリントC(Jpn3)1着
▲マテラスカイ
→20年クラスターC(Jpn3)1着、プロキオンS(G3)1着
のG3(Jpn3)しか勝利していないため、1キロ増の55キロで出走可能です(マテラスカイは同格のレースを複数勝利も加算対象にならない。あと1つ勝って重賞3勝になると1キロ増)。
最終的に現在の充実ぶりと、北海道スプリントCから斤量2キロ減となる◎を中心視。昨秋から6戦続けて連対中と安定感抜群ですし、鞍上の柴田善騎手もレパードSでJRA最年長となる重賞制覇記録を更新するなど、人馬とも勢いがありますからね!
2019、20年連続2着とコース適性抜群の〇が大本線。クラスターCは前年の好走馬が続けて馬券に絡むリピーターレースですし、暑い時期に調子を上げてくるタイプとあって気配の良さが目立ちます。
同様の理由で昨年の覇者▲も逆転候補。今年は北海道スプリントCではなくドバイ帰りの影響を考慮して評価を下げた形も、中間は栗東坂路で好時計を連発するなど走れる態勢に仕上がっています。年齢的な衰えが無ければ連覇の可能性も十分でしょう。
◎〇▲とも外目の偶数枠を引き当てたのに対して、中央勢で印を回さなかったサイクロトロン、ジャスティンはモマれ弱いタイプの内枠……。行き切れば粘り込みがあるかもしれませんけど、今回はオッズと相談して消し。
馬券は◎―〇、◎―▲を厚めに、縦目の〇―▲を押さえた“枠連”5-6、5-7、6-7の3点で行かせてください!(締め切り間際のオッズ次第では馬単に変更も検討。岩手競馬には“枠単”が無いのが残念!?)
【8/12(木)更新】ブリーダーズゴールドカップの予想!

お待たせしました!
8/12(木) 門別11R
ブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)
ダ2000m 別定 牝馬 20:00発走
◎マルシュロレーヌ
〇メモリーコウ
▲アッシェンプッテル
☆リネンファッション
【8/12(木)16:00追記】
ブリーダーズゴールドカップに出走を予定していたJRA勢の1頭、レーヌブランシュは公正保持のため競走除外に。当初は馬券妙味を加味して印を回さなかったリネンファッションを☆に繰り上げ、買い目は枠連「5-8、4-5、1-7」になります。ご了承ください。
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Jpn2勝利で牡馬換算だと59キロの酷量となる57キロを背負っても、2走前の平安S3着時に
「過去に騎乗経験があるオーヴェルニュやマスターフェンサーにも乗れたけど、今後のこと(牝馬交流ダート重賞戦線)を考えて断腸の思いでマルシュロレーヌを選んだ」(某筋の関係者談)
と川田騎手(正確には凄腕エージェントI氏)が素質を惚れこむ、◎の相手探し。
前走の帝王賞では大人の事情(馬主の絡み)により、9着ダノンファラオ(馬主:ダノックス)に騎乗するため捨てる形になりましたけど、2走前の布石(!?)が功を奏したのか、再び勝負の手綱を託されました。
交流ダート重賞3勝の実績は断然。中央と砂質の異なる地方の馬場やナイター経験も豊富ですし、最愛の恋人に手が戻る今回は負けられないところ。
〇は昨年の同レース2着馬で、近走は牡馬の強豪相手に善戦。地方のダートだと気持ちパフォーマンスを落とす感じがあるので対抗評価に留めましたけど、重賞未勝利のため斤量据え置き55キロで使えるのは有利に働きそうです。
▲は牝馬の地方交流ダート重賞になかなか使えず、収得賞金の関係で中央のオープン特別も除外続き……。ダート戦を除外されてお試しで使ったマーメイドS13着は参考外。20年12月クイーン賞2着時にナイター経験もありますし、牝馬同士なら1発の魅力を秘めています。
☆は牡馬相手の近2走は散々な結果も、昨年3着に好走した舞台替わりで巻き返しの余地あり。Jpn2関東オークスの勝利により57キロは楽ではありませんけど、TCK女王杯では◎と同斤量の55キロで半馬身差2着を評価しました。
中央勢で1頭だけ印を回さなかったリネンファッションは、距離延長と地方ダート適性が疑問。◎サルサディオーネから3点で仕留めたスパーキングレディC2着は、勝ち馬から6馬身差。地方馬に迫られるなど内容は平凡でしたからね~。
キンシャサノキセキ産駒で母は芝1000mで3勝の短距離馬という血統構成も気になりますし、デキは良さそうですけど思い切って消し。馬券はこだわりの“枠連”5-8、4-5、5-7の3点で行かせてください!(地方交流ダート重賞では超人気薄の同枠馬と一緒だと馬連より配当がつく場合あり)。
【8/13(金)更新】記事スケジュール変更のお知らせ
8/13(金)更新記事は筆者(小宮)親族が緊急入院のため、大変申し訳ございませんがお休みさせていだたきます。
【8/14(土)更新】小倉記念の予想!
昨日は私事(父が目の病気により緊急入院。幸いコロナではありません)により、ブログが更新できず申し訳ございません。お陰様で手術も無事に済み、現時点で大事にはいたっておりません。ご心配おかけしました。
◎&心の本命馬ヒュミドール(馬主:サンライズ、生産:宮内牧場)
何度か当ブログで推奨している美浦・小手川厩舎の秘密兵器、ヒュミドールを◎&心の本命馬に抜擢!
余談として馬主のサンライズは岡山県の有力者で、“下関の水産王”こと小倉ご当地馬主、サンライズ松岡隆雄オーナーとは関係ありません。
それでも関東圏の美浦から約20時間。ほぼ丸1日馬運車に揺られながら小倉記念に使ってきたのには、あまり大きな声では言えない裏事情があります。
ただ、みんな大好きN山オーナー絡みにより、下手なことを書くと小手川厩舎のスタッフに筒抜けなんですよね~。
春先には公正競馬の観点から関係者がJ●Aから事情聴取(!?)されるところでしたし、誰でも見られるブログでは表現方法に細心の注意が必要になります。
そこで苦肉の策として大本営発表(新聞に掲載されている公式コメント)から、小倉記念に使ってきた背景を読み解いていくと……。
「前走(エプソムC6着)は位置取りだったり、コース取りの差が出て不完全燃焼。それでも、昨秋のいい頃の状態に戻ってきた。これまで強いメンバーと戦っているし、幸騎手で新しい面を見せてほしい」
私の方から上記発言を補足させていただくと、前走は東京芝1800mフルゲート18頭立てで4コーナー16番手。さらに色々あって何度ヘグっても勝負の手綱を託され続けた(個人の感想です)、主戦の吉田豊騎手が
「かわいそうな競馬になってしまいました。もっとうまく乗れたと思います」
とレース後に自ら公式の場で騎乗ミスを認めるほど、ロスの多い競馬だったのをご存知ですか?
詳しくは市井の民が不正アップロード(!?)した、エプソムCパトロールビデオをご覧ください。直線で何度も行き場を無くし、ゴール前では前が狭くなり追えない場面がハッキリ写っています!
激しくイレ込むタイプだけに滞在競馬は気性的に大歓迎。道中で致命的な不利がありながら強敵相手に善戦した3走前の日経賞4着など、秘めたる素質はまともに走れば重賞でも十分通用するはず。
条件馬時代には不良馬場の小倉ダ1700mで勝利経験もありますし、新たなパートナーを迎え勝負の小倉遠征で激走に期待です!
2021 エプソムCパトロールビデオ
⑥ヒュミドール(6着)
枠順も厳しかったとはいえ仕方なく東京最終週で荒れた内を突いて……。
【8/15(日)更新】関屋記念の予想!

お待たせしました!
◎ソングライン(馬主:サンデーレーシング、生産:ノーザンF)
後述するノーザンF天栄『影のトレーナー』からの勝負依頼とはいえ、池添騎手が51キロに減量して騎乗する◎の相手探し。
JRAホームページの公式体重50キロの池添騎手は、鞍など約1キロが加算される51キロは騎乗可能ギリギリ……。普段なら断っている斤量ですし、2019年マーメイドS2着レッドランディーニ(10人気)など、色気がある馬しか騎乗依頼は受けません。
しかも夏場とはいえ御年42歳の身には過酷な減量ですからね?
今回のソングラインはノーザンF天栄調整の関連馬で、芝1600mのダービー卿チャレンジT勝ち馬テルツェット(馬主:シルクレーシング)を、クイーンSに使い分けた形になります。
大前提としてノーザンファーム系の1口クラブ馬主は、東西外厩(東=ノーザンF天栄、西=ノーザンFしがらき)が出走ローテや騎手の決定権を握っているのは、毎週欠かさずブログをご覧の読者諸兄には説明不要でしょう。
すなわち、天栄調整馬の場合、登録上オーナーがサンデーRやシルクRであっても、出走ローテを決めているのは影のトレーナーになります。一部ネット上でも話題になっているように、池添騎手も公式の場(ウイニング競馬のインタビュー)で認めていますからね!
余談として2018年にはノーザンF天栄調整の3歳牝馬、プリモシーン(馬主:シルクR)が斤量51キロで関屋記念を勝利。
同馬は前走のNHKマイルCがコンマ2秒差の5着しており、今年のNHKマイルCで勝ち馬シュネルマイスターは次走の安田記念で3着を物差しにすれば、ハナ差2着のソングラインは裸同然の51キロで出走は反則級です。
懸念された馬場状態も昼前時点で稍重なら、対応可能と判断しました。
心の本命馬シャドウディーヴァ(馬主:スリーエイチレーシング、生産:ノーザンF)
レパードSノースザワールド(7人気4着)に続いて新潟ご当地馬主、スリーエイチレーシングの期待馬を心の本命馬に指名!
先週の記事で余計なことを書いたせいか、新潟馬主協会ホームページ『今週の注目馬』には選ばれていませんけど……。
あくまで新潟馬主協会に所属するオーナーで公式HPが抜粋した注目馬であって、表向き馬主自信の勝負馬(!?)とかではないんですけどね~。
今回のシャドウディーヴァは私が勝手にスリーエイチレーシングの関係者が
「(関屋記念でシャドウディーヴァは人気だし)公式HPで推奨するのも……」
と慎み深い判断をされたのと推測しましたけど、それにしても“代役”が社台レースホースのアンドラステは無いな~(小宮注。社台RHは何故か新潟馬主協会にも所属しており、同馬は今回の結果次第でサマーマイルシリーズ制覇の可能性あり。馬主的に勝負ではあります)。