【高松宮記念2021予想】ノーザンF関連クラブG1馬3頭出しの思惑(ドバイ国際競走、マーチS、日経賞、毎日杯の予想もあるよ)

お待たせしました!

今回は春のスプリント王決定戦、高松宮記念(G1、中京芝1200m)を取り上げさせてください。

自信の◎レシステンシアから仕留めた、阪急杯2021予想 3連単の平均配当31万超えの『荒れる前哨戦』で舞台裏を暴露したとおり、今年の高松宮記念はノーザンF関連クラブのマイルG1勝ち馬が多数参戦!

 

【ここがポイント】

インディチャンプ(馬主:シルクR、生産:ノーザンF)

ラウダシオン(馬主:シルクR、生産:社台C白老F)

レシステンシア(馬主:キャロットF、生産:ノーザンF)

 

さらに香港スプリントを制し国際G1馬となったダノンスマッシュ(馬主:ダノックス、生産:ケイアイF)を筆頭に、G1阪神ジュベナイルF勝ち馬ダノンファンタジー(馬主:ダノックス、生産:ノーザンF)、阪急杯2着ミッキーブリランテと野田オーナー夫妻3頭出し!?

また昨年の覇者モズスーパーフレア(馬主:キャピタル・システム)、2017年の高松宮記念馬で5年連続参戦となるセイウンコウセイ(馬主:西山茂行)。今回は横山典騎手に鞍上を強化するライトオンキュー(馬主:ゴドルフィン)と、多彩なメンバーが揃いました。

その中でもノーザンF関連クラブの豪華G1馬3頭出しに、注目しないワケにはいかないでしょう。

特に1番人気が予想されるレシステンシア。“大人の事情”によりモズスーパーフレアと高松宮記念に音無厩舎2頭出しとなるインディチャンプは、芝1200mに使うのは初めてとなります。

旧ブログからご覧の読者諸兄には説明不要ですけど、ノーザンF関連クラブG1馬3頭は登録上オーナーこそ一部異なりますけど、外厩のノーザンFしがらきで同じ釜の飯を食う間柄(!?)です。

従って理論上、レシステンシアが逃げて、ラウダシオンが2~3番手を追走。どこからどう見ても芝1200mが合っていると思えない(個人の感想です)、インディチャンプが直線勝負に賭けるチームプレーの可能性も……?

同様のことはダノン&ミッキー軍団3頭出しにも言えますし、今回は更新曜日毎に馬主の系統別に分けて紹介したいと考えています!

2021 阪急杯

⑧レシステンシア(1着)、⑩インディチャンプ(4着)

レシステンシアが逃げてインディチャンプは中団追走。高松宮記念もこうなる?

【記事更新スケジュール予定】

3/22(月) 【高松宮記念】ノーザンF関連クラブG1馬3頭出しの思惑

3/23(火) 【高松宮記念】野田オーナー夫妻(ダノックス、野田みづき)3頭出しの意図

3/24(水) 【高松宮記念】人気の盲点!G1馬の影で大駆けを目論む大物馬主の勝負馬

3/25(木) 毎日杯(G3、阪神芝1800m)の予想

3/26(金) 日経賞(G2、中山芝2500m)の予想

3/27(土) ドバイ国際競走(ドバイワールドカップ、ドバイシーマクラシック、ドバイターフ、ドバイゴールデンシャヒーン)の予想※17:00分頃に公開予定(更新予定の時間を変更しました)

3/28(日) 高松宮記念(G1、中京芝1200m)&マーチステークス(G3、中山ダ1800m)予想※12:30頃に公開予定


3/28(日) 中京11R 高松宮記念(G1)

芝1200m 定量 フルゲート18頭

馬名性齢馬主生産者
1アウィルアウェイ牝5吉田勝己ノーザンファーム
2レッドアンシェル牡7東京ホースレーシングノーザンファーム
3ライトオンキュー牡6ゴドルフィンダーレー・J・F
4モズスーパーフレア牝6キャピタル・システム外国産馬
5ダイメイフジ牡7宮本昇横井哲
6ダノンファンタジー牝5ダノックスノーザンファーム
7アストラエンブレムセ8シルクレーシングノーザンファーム
8エイティーンガール牝5中山泰志庄野牧場
9インディチャンプ牡6シルクレーシングノーザンファーム
10ラウダシオン牡4シルクレーシング社台C白老F
11カツジ牡6カナヤマホールディングス岡田スタツド
12セイウンコウセイ牡8西山茂行桜井牧場
13トゥラヴェスーラ牡6吉田照哉社台ファーム
14ダノンスマッシュ牡6ダノックスケイアイファーム
15マルターズディオサ牝4藤田在子天羽禮治
16レシステンシア牝4キャロットファームノーザンファーム
17サウンドキアラ牝6増田雄一社台ファーム
18ミッキーブリランテ牡5野田みづきノーザンファーム

【高松宮記念】ノーザンF関連クラブG1馬3頭出しの思惑 3/22(月)更新

お待たせしました!

本日はノーザンF関連クラブG1馬3頭出しの思惑と題して、インディチャンプ(馬主:シルクR、生産:ノーザンF)、ラウダシオン(馬主:シルクR、生産:社台C白老F)、レシステンシア(馬主:キャロットF、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

 

いきなり結論から書くと、

 

【ポイント】

“真の所有者”が高松宮記念を最も勝ってほしいと願っているのは、間違いなくインディチャンプ

 

でしょう(個人の感想です)。

 

何故なら2019年に安田記念、マイルCSを制し最優秀短距離馬に輝いた同馬にとって、スプリントG1のタイトルが加われば、引退後に種牡馬としての“価値”が違ってきます。

だからこそ色々あって最終的に回避となりましたけど、昨秋のスプリンターズS(G1、中山芝1200m)参戦表明や、1400mで2戦続けてパフォーマンスを下げているにも関わらず、高松宮記念に使ってきたのではないでしょうか?

ただ、これまでのレースぶりから本質は芝1600mでこそ光る馬。芝1200mで勝ち切るには展開や馬場の助けが必要です。

幸い、今年の高松宮記念はインディチャンプと同じ音無厩舎の管理馬モズスーパーフレアと、ノーザンFしがらきで同じ釜の飯を食う間柄(!?)、レシステンシアの先手争いが濃厚です。

スピード自慢の2頭が競り合えばスローの流れは考えられませんし、久々を使われ短距離戦のペースに慣れてきた今回は本命候補の1頭と考えています。

 

2020 阪神C

⑫インディチャンプ(3着)

無理してまで前に行かなかったとはいえ……。やっぱり1600mの方が良い!?

 

もちろん、阪急杯で自信の◎を打ったレシステンシアの短距離適性は相当。同型馬で別馬主モズSの存在は気になりますけど、1週前追いでは猛時計を叩き出しました。最終結論はレース当日までお待ちいただくとして、絶対能力で押し切っても不思議はありません。

また地味に芝1200mでは3戦オール馬券内のラウダシオンにも注目。前走のシルクロードS3着は久々のスプリント戦で57キロを背負っていたことを考慮すれば、決して悪い内容ではありません。

1週前追いに騎乗したM.デムーロ騎手も好感触だったようですし、レシステンシアとモズSの出方次第によっては粘り込みも……?

【高松宮記念】野田オーナー夫妻(ダノックス、野田みづき)3頭出しの意図 3/23(火)更新

お待たせしました!

本日は野田オーナー夫妻(ダノックス、野田みづき)3頭出しの意図と題して、ダノンスマッシュ(馬主:ダノックス、生産:ケイアイF)、ダノンファンタジー(馬主:ダノックス、生産:ノーザンF)、ミッキーブリランテ(馬主:野田みづき、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。

関係各所に最大限配慮して詳細は【期間限定記事】で公開させていただきますけど、今回のダノン&ミッキー多頭出しは三者三様ならぬ“三頭三様”

常識的に考えれば悲願の国内G1制覇を目指す、横綱ダノンスマッシュの太刀持ち&露払いとして、ダノンファンタジーとミッキーブリランテを従えて勝負がかり……とも受け取れます。

しかし、【阪急杯】ダノンファンタジーの新聞に載らない激裏話で詳しく説明したとおり、そもそもダノンファンタジーは高松宮記念に使ってくるか怪しかった馬です。

登録していた豪州G1が輸送上の都合で遠征できなくなり、仕方なく今回は藤岡佑騎手に手戻り。阪急杯は色々あって川田騎手が強奪(!?)した形とはいえ、どこからどう見ても予定の行動ではありません。

事実上の同馬主であるミッキーブリランテにいたっては阪急杯で2着に激走しなければ、高松宮記念には出走して来なかったでしょう。

同馬は芝1200mが初めてですし、ペースの違いに戸惑う可能性があります。ダノン2頭のサポート役(!?)と割り切ればともかく、さすがに今回は甘くないでしょう。

何より大将格であるダノンスマッシュの取捨が難しい。“大人の事情”により川田騎手に手戻りも気になりますし、2019、20年と高松宮記念では人気を裏切っているだけに……?

2020 スプリンターズS

③ダノンスマッシュ(2着)

0:09~。ゲート後手を踏み挽回するためスタートで余計な脚を使った分の2着

2020 香港スプリント ⑤ダノンスマッシュ(1着)

実況「ダノンスマッシュもスタートを決めています」

日本馬鬼門の香港スプリントで大金星!ムーアとは神か悪魔か……。


【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】

【高松宮記念】人気の盲点!G1馬の影で大駆けを目論む大物馬主の勝負馬

お待たせしました!

本日は人気の盲点!G1馬の影で大駆けを目論む大物馬主の勝負馬と題して、横山典騎手に鞍上を強化するライトオンキュー(馬主:ゴドルフィン、生産:ダーレー・J・F)を取り上げさせてください。

ご承知のとおり同馬は古川吉騎手のお手馬でしたけど、今回は“大人の事情”により降ろされた形になります。

競馬は結果が全て。前走のシルクロードSも57.5キロのハンデを背負っていましたし、決して悪い内容では無かったものの、抜け出すのが少し早かったと判断されたのかもしれません。

また旧ブログからご覧の読者諸兄はよ~くご存知のとおり、この馬は何かとワケアリですからね?

過去には口アングリーな人的ミス(察してください)により、予定変更を余儀なくされたこともあります。当時の舞台裏は【キーンランドC】ライトオンキューの新聞に載らない激裏話をご覧いただくとして、見方によっては厩舎サイドの意趣返しとも……?

 

2021 シルクロードS

②ライトオンキュー(2着)

枠順もあるとはいえ馬場の悪い内を突いて2着。外枠なら結果は違っていた?

 

何はともあれ、芝1200mでは無類の強さを誇るゴドルフィン軍団の期待馬に、関係各所に最大限配慮して【期間限定記事】で公開する激裏話により、横山典騎手に乗り替わるだけで黙って買い!

この中間も稽古では好時計を連発。1週前追いでは何故か横山典騎手の長男・横山和騎手が調教に騎乗して併走馬を圧倒するなど、色んな意味で気になる動きを見せています。

鞍上が鞍上だけにピンかパーでしょうけど、G1を勝つとしたらココしかない!?


【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】

【3/25(木)更新】毎日杯の予想!

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グレートマジシャン(馬主:サンデーレーシング、生産:ノーザンF)

9頭立ての毎日杯にグレートマジシャン、シャフリヤール2頭出しのサンデーR

前者が募集価格8000万、後者は2017年の毎日杯勝ち馬アルアインの全弟とあって1憶2000万という、同じクラブの高額募集馬が激突する構図になります。

部外者が見たら意味不明の良血ディープインパクト産駒2頭出しも……。旧ブログからご覧の読者諸兄には説明不要ですけど、ノーザンF関連クラブは出走ローテや騎手の決定権を東西外厩が握っていると言われています。

 

すなわち、グレートマジシャンとシャフリヤールは、登録上オーナーこそ同じでも、

 

【ポイント】

影のトレーナー

 

が異なるため、上記のような事故が多発(!?)するわけですね。

 

今回はノーザンF天栄調整馬グレートマジシャンが少々言葉は悪いですけど、ノーザンFしがらきのホームである関西圏に乗り込んできた形です。

東西交流が盛んになった近代競馬とはいえ、やっていることは限りなくシャバ荒らし(!?)。西軍における影のトレーナーや、良血馬同士をぶつけることになったサンデーR関係者は、内心穏やかではないでしょう苦笑(個人の感想です)。

いずれにしてもグレートマジシャンは、2戦2勝の芝1800m重賞を求めての阪神遠征!(先週のスプリングSに使えば……という野暮なツッコミは却下です。天栄の現場責任者にそんな理屈は通用しません)。

2018年の毎日杯でシルクR2頭出しのノーザンFしがらき調整馬インディチャンプ(3着)を相手に勝利した、天栄調整馬ブラストワンピースの再現に期待します!

心の本命馬ロジローズ(馬主:久米田正明、生産:ノーザンF)

馬券的に穴で狙ってみたいのがグレートマジシャンと同じく、ノーザンF天栄で同じ釜の飯を食う間柄(!?)のロジローズです。

こちらは父ロジユニヴァース、母ロジフェローズという、久米田正明オーナーゆかりの血統。背景から察するにノーザンFに預託繁殖している生産馬で間違いないでしょう。

前走は東京芝1600mの未勝利戦を1分33秒7の好時計で勝利。東京芝1800mの新馬戦を出遅れて3着があるとはいえ、こちらは戦績から毎日杯にこだわる理由がありませんからね?

デビュー2戦ともメンバー最速の上がりで好走。ノーザンF天栄調整馬2頭出しも気になりますし、直線ヨーイドンの流れになれば穴1発!?

【3/26(金)更新】日経賞の予想!

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ウインマリリン(馬主:ウイン、生産:コスモヴューF)

心の本命馬ウインキートス(馬主:ウイン、生産:コスモヴューF)

内枠有利の中山芝2500mで絶好枠を引き当てた、ウイン2頭出しに注目!

愚書オーナー・サイダー【平成最後の馬主戦争】で詳しく解説したとおり、マイネル軍団は中山コースを庭にしています。

色々あってラフィアン(マイネル)とウインは業務提携を解消したとはいえ、種牡馬シンジケート株などでお互いに競走馬事業を支えあってきた間柄です。

また今回はナイママ(馬主:岡田繁幸)を間に挟み、広い意味ではマイネル軍団横並び3頭出し

“覆水盆に返らず”という言葉がありますけど、今回ばかりは様々な葛藤(かっとう)をひとまず置いておき、協力して最高の結果を出してほしいと願っています。

【3/27(土)更新】ドバイ国際競走の予想!

お待たせしました!

3/27(土) メイダン競馬場6R

ドバイゴールデンシャヒーン(G1)

ダ1200m 日本時間23:40発走

◎ヤウポン

〇ワイルドマンジャック

▲キャンヴァスト

☆レッドルゼル

穴グッドエフォート

△コパノキッキング

2019年の同レース2着マテラスカイを始め、コパノキッキング、ジャスティン、レッドルゼルと日本馬4頭が出走するドバイゴールデンシャヒーン。

個人的には頑張ってほしいと願っていますけど、ハッキリ申し上げてJRA独自プール方式の海外馬券では4頭とも過剰人気です!

基本的にダート戦はアメリカ勢が圧倒的に強いレース。今年はコロナ禍の影響で例年と比べてメンバーが小粒……と言われていますけど、それでも日本馬よりは上位に見たいですね。

そこで本命にはダ1200mで1分8秒5の持ち時計が光る◎ヤウポン。前走のBCスプリントでは出遅れて直線で不利があり8着に敗れましたけど、本来の逃げる形になればスピードの違いで圧倒可能と判断しました。

以下、人気の盲点になりそうな米国及び地元UAE勢。日本馬ではムーア騎手に乗り替わるレッドルゼルに注目。高松宮記念に出走するダノンスマッシュを香港スプリントで勝たせた手腕は、2頭を管理する安田隆厩舎のスタッフも大絶賛していましたからね!

その他の日本馬はビュイック騎手のコパノキッキングに△。マテラスカイ、ジャスティンは揃って内枠に入りましたし、どちらも揉まれる形になると良くない馬ですからね。JRA独自プール方式のオッズも加味したうえで、今回は泣く泣く切らせていただきました。

 

3/27(土) メイダン競馬場7R

ドバイターフ(G1)

芝1800m 日本時間24:30発走

◎アルスハイル

〇ロードグリッターズ

▲ロードノース

☆エクティラーン

穴ランドオブレジェンズ

△フェリックス

例年ならドバイ国際競走で、最も日本馬にチャンスがあるG1ドバイターフ。2019年は1着アーモンドアイ、2着ヴィブロスのワンツー。4着にディアドラが入り上位を独占しました。

今年は2年前の3着馬〇ロードグリッターズが参戦。御年8歳馬も息長く活躍できるセン馬ですし、最強日の丸軍団と肉薄した実力を評価して対抗に。本命は前哨戦のジェベルハッタで3着に敗れた地元ゴドルフィンの大将格、◎アルスハイルを抜擢させてください。

約8ヶ月の長期休養明けだった前走は、スローの流れで道中は掛かり気味。それでも勝負所で外を回って進出すると、直線では一旦先頭のシーンがありました(下記YouTubeレース動画を参照)。

今回は久々を使われた上積みが見込めますし、ゴドルフィンが得意とするモハメド殿下(伝家)の宝刀、チームプレーが期待できます。あと日本馬ヴァンドギャルドはお好みで。私はJRA独自プール方式のオッズを見てバッサリ切りました。人気になり過ぎ!

ジェベルハッタ(G1)

①アルスハイル(3着)

ゲート4番(青帽)がアルスハイル。ゴドルフィンブルーの勝負服だらけ……。

 

3/27(土) メイダン競馬場8R

ドバイシーマクラシック(G1)

芝2410m 日本時間25:10発走

◎ウォルトンストリート

〇クロノジェネシス

▲モーグル

☆ドバイフューチャー

穴スターサファリ

△ラヴズオンリーユー

ぶっちゃけた話、クロノジェネシスの鞍上が海外初騎乗となる北村友騎手で無ければ◎にしていました。

間違いなく緊張するでしょうし、外目8番枠も気になるところ。有馬記念と同じく外々を回っても突き抜けるだけの能力があるとはいえ、直線の長いメイダン競馬場で仕掛けのタイミングを誤ると取りこぼす可能性も……?

また旧ブログからご覧の読者諸兄はよ~くご存知のとおり、基本的に私は地方交流ダート重賞でも、ナイター初経験の馬に重い印を打つのは趣味ではありません。日本人として勝ってほしいと願っていますけど、馬券的には2・3着だと嬉しいです(オイっ!?)。

北村友騎手のヘグリ前提(!?)で、本命には地元ゴドルフィン3頭出しの大将格◎ウォルトンストリート。☆ドバイフューチャー、穴スターサファリと馬主組織戦に持ち込めば、日本馬は欧州勢とも互角に渡り合えるでしょう。

もう1頭の日本馬△ラヴズオンリーユーは、馬券妙味を考慮して押さえ評価。今年のメンバーで鞍上がマーフィー騎手なら勝たれても文句は言えませんけど、こちらもクロノジェネシスと同じく外枠に入った分だけ評価を下げました。

 

3/27(土) メイダン競馬場9R

ドバイワールドカップ(G1)

ダ2000m 日本時間25:50発走

◎ミスティックガイド

〇ヘスースチーム

▲サルートザソルジャー

☆ミリタリーロー

穴マニークール

△グレイトスコット

今年のドバイワールドカップは傑出馬不在の大混戦。ダート競馬の本場アメリカ勢にG1馬はおらず、思案の末ゴドルフィンの米国遠征馬◎ミスティックガイドを中心視。

以下、米国馬と地元ゴドルフィン勢を中心に印を回した感じですけど、今年のドバイ国際競走で1番難しいレースかもしれません。最終的な決め手は自分が考案したオーナー・サイダー馬券術ですし、主催者であるモハメド殿下お膝元のドバイでゴドルフィン祭りに期待!?

あと、唯一の日本馬チュウワウィザードは……。いくら混戦と言っても常識的に厳しいでしょう。海外ブックメーカーで軒並み8~9人気なのに、JRA独自プール方式では異常オッズですからね。この人気では応援の意味を込めても買いたくないでござる……。

【3/28(日)更新】高松宮記念&マーチステークスの予想!

お待たせしました!

【高松宮記念】

ライトオンキュー(馬主:ゴドルフィン、生産:ダーレー・J・F)

文字どおり目イチ(ここを目標の最高のデキ)仕上げを施された◎ライトオンキュー。

中間は坂路で異次元の好時計を連発!前走のシルクロードSから中7週と余裕を持って調整できたことで、悲願のG1制覇に向けて手控えることなくビシバシ追われています。

 

陣営の自信を裏付ける証言として、2009年にローレルゲレイロで高松宮記念を制している昆厩舎の某スタッフも

 

「やるだけのことは全てやった。道悪も歓迎だし条件は最高。これで勝てないならG1では通用しないということ」

 

とキッパリ!

 

さらに念には念を入れて(!?)、主戦ジョッキーの古川吉騎手を降板。昆師が絶大な信頼を寄せる、横山典騎手に鞍上を大幅強化して臨みます。

個人的に馬主関係者をよく説得できたな~と思いましたけど……(24日更新の期間限定記事を参照)。

ここまでお膳立てされて、意気に感じない人間はいないでしょう。今回ばかりは不可抗力のアクシデント以外でヤ〇ズはしないでしょうし(苦笑)、勝負の手綱を託された名手の渾身騎乗に要注目です!

心の本命馬アストラエンブレム(馬主:シルクR、生産:ノーザンF)

当初はノーザンF関連クラブG1馬インディチャンプ、ラウダシオン、レシステンシアのどれかを、心の本命馬にする予定でしたけど……。

最新の天気予報では昼過ぎから高松宮記念が行われる中京は本降りの雨。馬場悪化は避けられませんし、思い切ってシルクR3頭出しの超人気薄アストラエンブレムを、爆穴候補として抜擢させてください。

2~3歳時に芝1600mの成績とはいえ、中京コースは[1-1-0-0]。重馬場も2戦2連対と得意にしています。

成績面以上に強調したいのが同馬を管理する小島茂師のトーンです。詳しくは厩舎公式ブログをご覧いただくとして、今回は何やら『秘策』があるとのこと。

2019年には単勝358.9倍のブービー人気ショウナンアンセムが3着に激走!2着にセイウンコウセイ(12人気)が入り、3連単449万のメガトン馬券が飛び出しました。

普通に予想していてはまず買えない馬が平気で突っ込んでくるのが高松宮記念。まして今年はレース史に残る荒天が予想されますし、アストラエンブレムはコロナワクチンで話題を集めている、“アストラ”ゼネカ社のサイン馬券対象馬だけに……?

 

【マーチステークス】

マイネルユキツバキ(馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産:本間牧場)

大多数の読者諸兄に狙える理由の説明は不要でしょう。◎ウインマリリン(4人気1着!)を本命に抜擢した土曜の日経賞に続いて、マイネル軍団関連馬の激走に期待します!

2021 日経賞

④ウインマリリン(1着)

②ワールドプレミア(3着)の手応えに一瞬焦るも……。競馬の神様は見ていました

心の本命馬スワーヴアラミス(馬主:NICKS、生産:社台C白老ファーム)

個人的に面白いと思っているのが馬主協会で分類すると中山ご当地馬主、NICKSのワケアリ勝負馬スワーヴアラミス。

昨秋は体調面の関係で結果が出ず評価を下げた形ですけど、昨年のマーチS勝ち馬で中山ダ1800mは2戦2勝ですからね?

もちろん日経賞の結果を振り返ると、今年は馬券に絡んでも2・3着まで。“大人の事情”により勝つことはないないでしょう(察してください)。

でも、馬に罪はありません。この中間は桜花賞の出走予定のソダシと併せて好時計をマークするなど、好調時の動きを取り戻しつつあります。

いまの状態ならガラリ一変があっても驚けませんよ?


先週のフラワーCはホウオウイクセル(5人気)が激走して馬連2730円の好配当ズバリ!

【!】競走馬のプロが選ぶ馬券候補5頭

 

【ここがポイント】

競走馬を間近で見てきたプロ(元調教師)だから、どのレースでも馬券になる候補馬を5頭まで絞り込める!

 

【直近重賞の主な激走穴馬】

フェブラリーS(G1)

ワンダーリーデル(8人気3着)

フィリーズレビュー(G2)

シゲルピンクルビー(8人気1着)

中山牝馬S(G3)

ランブリングアレー(7人気1着)

↓↓今週の馬券候補5頭はコチラ↓↓

 

小宮城

1978年千葉県出身。17歳のときに悪友に連れられ競馬と出会って以降、その半生をかけて没頭。「馬主にとって競馬とはあくまで『経済活動』である」という見地に立ち、厩舎・牧場との関係性に着目した「オーナー・サイダー馬主馬券術」を完成。月刊誌「競馬の天才」で長期連載中。

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