【5/30(日)17:00追記】
取り急ぎこの場をお借りして、日本ダービー◎シャフリヤール(単勝11.7倍4人気1着!)に、数え切れないほどのお礼メール本当にありがとうございます!
【5/2(日)更新】(個人的な感情を押し殺した)天皇賞・春の最終結論!で◎を打ったワールドプレミアに次ぐ大反響……。競馬予想は兵家の常とはいえ、オーナー・サイダー馬主馬券術が皆さんのお役に立てて何よりです。
究極の理想はダービーの3着は心の本命馬グレートマジシャン(ハナ差4着)が良かったですけど、あまり欲をかくと来週以降が心配ですからね~(苦笑)。
読者諸兄の一部には「結局ノーザンかよ……(ダービー1~5着独占)」と興ざめした方も少なからずいるようですけど、これが日本競馬界の現実です。
大人の事情により有力馬を使い分け&故障で数頭回避したにも関わらず、ダービー出走馬17頭中12頭を同じ牧場の生産馬が埋め尽くす圧倒的な質と量。我が世の春を謳歌する馬産地のガリバーには敵いません。ノーザンにあらずんば馬にあらず……。

画像は【衝撃の穴馬抜擢】日本ダービーの最終結論!より
2021 日本ダービー(G1、東京芝2400m)
⑩シャフリヤール(1着)
ノーザンF生産馬12頭の大運動会……。エフフォーリア(2着)も頑張った!

お待たせしました!
今回は春のマイル王決定戦、安田記念(G1、東京芝1600m)を取り上げさせてください。
ヴィクトリアマイルを4馬身差で圧勝したグランアレグリア(馬主:サンデーレーシング)を筆頭に、今年は特別登録馬15頭中9頭がノーザンF関連馬になります(詳しくは後述)。
その中でもノーザンF傘下クラブのサンデーレーシング、シルクレーシングは3頭出しになりますけど、重要なことなので再度強調させてください。
ノーザンF関連馬にとってJRAホームページや新聞に掲載されている馬主(登録上オーナー)は、初代ガンダムに登場するジオングの足と同じく

【ポイント】
『飾り』
に過ぎません。偉い人と競馬ファンにはそれが分からんのです!
日本ダービー特集記事でも紹介しましたけど、ノーザンF関連馬は『真の所有者』の代理人として、東西外厩(東=ノーザンF天栄、西=ノーザンしがらき)を統べる『影のトレーナー』の支配下に置かれています。
金子真人HDなど競走馬の権利を馬主が100%所有している全持ちオーナーで無い限り、登録上オーナーに出走ローテや騎手の決定権はありません。
ちなみに……。天栄としがらきの責任者はグループ内のライバル関係にあり、お世辞にも仲は良くないです。だからこそ同じクラブの所属馬が重賞だけでなく、条件戦でも平気でバッティングするのが日常茶飯事だったりします(苦笑)。
従ってノーザンF関連馬は新聞に掲載されている馬主ではなく、東西外厩の指揮系統別に見るのが正しい分類方法です。
【ノーザンF天栄(東軍)】
シュネルマイスター(馬主:サンデーR)
グランアレグリア(馬主:サンデーR)
ダノンキングリー(馬主:ダノックス)
ビッククインバイオ(馬主:バイオ)
【ノーザンFしがらき(西軍)】
インディチャンプ(馬主:シルクR)
カテドラル(馬主:キャロットF)
ケイデンスコール(馬主:サンデーR)
サリオス(馬主:シルクR)
ラウダシオン(馬主:シルクR)
毎度の補足としてダノンキングリー(馬主:ダノックス、生産:三嶋牧場)は、外厩にノーザンF天栄を使用している“隠れノーザン”。
なおサリオスは関東馬でも“大人の事情”により、例外的にノーザンF関連馬の外厩はしがらきを使用。ラウダシオンは社台C白老F生産馬ですけど、ノーザンFしがらき調整馬になります。
それはさておき、東西両陣営とも実力拮抗の強力布陣も、天栄調整馬はNHKマイルC馬シュネルマイスターを使って来なかったら、グランアレグリアの実質ワントップ状態でした。
毎週末馬券と格闘している読者諸兄には説明不要ですけど、3歳馬のシュネルマイスターを安田記念に使う必要性は全くありません。
しかも登録上オーナー&影のトレーナーが同じ、グランアレグリアというノーザンF天栄の大将格が出走するにも関わらず……。
衝撃の舞台裏(!?)は週末までお待ちいただくとして、今年の安田記念はノーザンF東西外厩によるガチンコ対決が馬券のカギを握るのは間違いありません!
モビルスーツの脚って、飾りなんですか?
「足なんて飾りです」の元ネタ
ダービー記事に続いて大好評アンコール。一応、意味はあるんですよ?
6/6(日) 東京11R 安田記念(G1)
芝1600m 定量 フルゲート18頭
番 | 馬名 | 性齢 | 馬主 | 生産者 |
---|---|---|---|---|
1 | サリオス | 牡4 | シルクレーシング | ノーザンファーム |
2 | ギベオン | 牡6 | 社台レースホース | 社台ファーム |
3 | ダイワキャグニー | セ7 | 大城正一 | 社台ファーム |
4 | カラテ | 牡5 | 小田切光 | 中地康弘 |
5 | グランアレグリア | 牝5 | サンデーレーシング | ノーザンファーム |
6 | ダノンプレミアム | 牡6 | ダノックス | ケイアイファーム |
7 | ラウダシオン | 牡4 | シルクレーシング | 社台C白老ファーム |
8 | インディチャンプ | 牡6 | シルクレーシング | ノーザンファーム |
9 | トーラスジェミニ | 牡5 | 柴原榮 | 川上牧場 |
10 | カデナ | 牡7 | 前田幸治 | グランド牧場 |
11 | ダノンキングリー | 牡5 | ダノックス | 三嶋牧場 |
12 | ケイデンスコール | 牡5 | サンデーレーシング | ノーザンファーム |
13 | シュネルマイスター | 牡3 | サンデーレーシング | Northern Farm |
14 | カテドラル | 牡5 | キャロットファーム | ノーザンファーム |
【シルクR3頭出し】“第1の矢”ラウダシオン

お待たせしました!
本日は予定をプチ修正。【シルクR3頭出し】“第1の矢”ラウダシオン(馬主:シルクR)と合わせて、同じくノーザンFしがらき調整馬ケイデンスコール(馬主:サンデーR)を取り上げさせてください。
当初は昨年9番人気で勝ったNHKマイルCと同舞台ですし、ラウダシオン1頭で記事を書こうと思っていましたけど……。
安田記念で京王杯スプリングC勝ち馬の成績は[0-1-1-6]。いまから10年前の2011年2着ストロングリターン(5人気)が最高で、17年3着レッドファルクス(3人気)の2頭しか馬券に絡んでいません。
また今回は中2週で再び東京まで輸送があるのに、前走後ノーザンFしがらきに放牧へ出されているんですよね~。
さらに先週ダービーのアドマイヤハダル最終追い切りでやらかした(!?)、M.デムーロ騎手が乗った5/28(金)の1週前追いで、一杯に追われて好時計をマークしたのも気になります。
出走間隔が詰まっているのにチグハグな印象を受けますし、展開のカギを握る存在には間違いありませんけど、馬券的には嫌いたい感じです。
そこで急遽ノーザンFしがらきで同じ釜の飯を食う間柄、ケイデンスコールにご登場願った次第であります。
とはいえ、こちらも少々ネタ枠(オイっ!?)なのは否めず、最大の関心毎は

【ポイント】
岩田康騎手とのコンビ復活
でしょう。
毎週末馬券と格闘されている読者諸兄には改めて説明するまでもなく、前走時は前日土曜に岩田康騎手が前代未聞の粗暴な行為に及び(詳しくは各自ググってください)、事態を問題視したJRAから急遽の騎乗停止が課せられました。
マイラーズCは限られたジョッキー選択肢から古川吉騎手に乗り替わり見事勝利するも、
「本馬(ケイデンスコール)が復調したのは岩田康成騎手によるところが大きい」(5/17サンデーRケイデンスコール近況情報より)
との理由により関係者に謝罪したうえで、岩田康騎手に再度勝負の手綱が託されることに……。
人間、誰しも過ちはあります。更生の機会が与えられることを否定はしませんけど、問題行動の常習犯(下記のYouTube動画を参照。これ以外にも表に出ていない件で色々あり)ですし、今回のケースは相当悪質ですからね~。
車に置き換えれば煽り運転で免停半年。重大な事故につながる可能性までありましたし、下手したら免許取り消しまで考えられます。
それを考えると競馬界って本当身内に甘い組織ですけど、完全復活を遂げたケイデンスコールの充実ぶりは認めても、岩田康騎手で馬券に絡んだら嫌でもファンから注目を集めますからね?
安田記念でマイラーズC1着馬は過去10年で[0-0-1-7]。昨年3着インディチャンプ以外は17年8着イスラボニータ(1人気)、18年5着サングレーザー(3人気)、19年16着ダノンプレミアム(2人気)と結果が出ていませんし、馬券的には消して妙味あり!?
【閲覧注意】岩田康騎手 危険騎乗集
後藤騎手(故人)絡みの落馬事故だけでなく危ない騎乗が多数……。
【シルクR3頭出し】“第2の矢”インディチャンプ

お待たせしました!
今回は実績的に本来であればノーザンFしがらきの大将格(!?)、【シルクR3頭出し】“第2の矢”インディチャンプを取り上げさせてください。
いきなりですが今年の出走馬で1、2位を争うほど馬券取捨の難しい1頭です!
順を追って説明すると、安田記念は典型的なリピーターレース。毎年のように過去の好走馬が馬券に絡んでいます。
・アーモンドアイ
19年3着(1人気)→20年2着(1人気)
・インディチャンプ
19年1着(4人気)→20年3着(2人気)
・アエロリット
18年2着(5人気)→19年2着(3人気)
・ロゴタイプ
16年1着(8人気)→17年2着(8人気)
・モーリス
15年1着(1人気)→16年2着(1人気)
・ショウナンマイティ
13年2着(3人気)→14年3着(10人気)
・グランプリボス
12年2着(13人気)→14年2着(16人気)
・ストロングリターン
11年2着(5人気)→12年1着(2人気)
過去10年で7頭の該当馬が翌年以降に好走。3年続けて馬券に絡んだ馬がいないのは気になりますけど、今年も注意が必要でしょう。
データ的には文句なく“買い”なんですけど、今年は大人の事情により高松宮記念からの参戦……。ここがポイントです!
詳しくはインディチャンプを取り上げた下記の過去記事
を読み返していただくとして、同馬は種牡馬入り後の箔付けとして、スプリントG1奪取という裏テーマ(!?)がありました。
だからこそ音無厩舎には芝1200m路線に20年の高松宮記念馬モズスーパーフレアがいるにも関わらず、少々言葉は悪いですが馬主の意向(事実上の命令)により、管理馬2頭出しをせざるを得なかった裏事情があります(個人の感想です)。
すなわち、インディチャンプにとって春の大目標は高松宮記念であり、安田記念が勝負というワケではないんですよ?
過去のデータ及び距離実績から1600m替わりは大歓迎も、前走で目イチに仕上げていたら状態面が少々心配です。その割に中間の調教でも動いていますし、気配は悪いどころか、逆に良さげに見えるから困るんですけど……。
これは私の勝手な想像と断っておくと、表向きの調教師が「(渋々ながら使うけどインディチャンプに1200mは短いから)安田記念を見すえて余力を残しておこう……」と、真の所有者&影のトレーナーの意向ガン無視で調整を手控えていた!?
2021 高松宮記念(G1、中京芝1200m)
⑨インディチャンプ(3着)
馬場の悪い内目を通り3着。今回はスプリントからマイルに距離延長がカギ
【シルクR3頭出し】“第3の矢”サリオスに異変あり!?

お待たせしました!
本日はノーザンFしがらきの大将格に異変あり(!?)、【シルクR3頭出し】“第3の矢”サリオスを取り上げさせてください。
結論から先に書くと、当初は本命候補の1頭も後述する激裏話により、現時点で◎にはしないつもりでいます。
ひと言で評価を下げた理由を説明すれば、中間の調整に狂いが生じているからです。
基本的に私は「クラブ公式で発表されている情報=表に出しても問題ないレベル」という考えですので、サリオスの中間調整を時系列で解説していくと……。
「5/8(土)ノーザンFしがらきより美浦・堀厩舎に帰厩(570キロ)→5/13(木)ウッドで5ハロン69秒6(548キロ)→16(日)坂路で4ハロン56秒0→20(木)ウッドで68秒8(531キロ)→短期間で大幅な馬体細化のため23(日)に予定していた追い切りを見送り&投薬」
()内の数字は馬体重。シルクRサリオス情報より
この内容を公式でサラっと書いているのも違和感アリアリですけど、約10日間で40キロ減ってヤバくないですか?
上記の理由により松山騎手が騎乗を予定していた1週前追い切りは、
「(乗り慣れていないジョッキーが追い切りに騎乗して速い時計を出したら)さらに馬体が減ってしまう……」
との判断により、レース及び調教で何度も騎乗経験がある石橋脩騎手にバトンタッチ。
ウッドで5ハロン67秒3(ゴール前仕掛け)と帰厩後最速の時計をマークするも、実質的な最終追い時計としては平凡と言わざるを得ません。
比較として皐月賞2着時の1週前追いが今回と同じく石橋脩騎手が騎乗して5ハロン66秒1(直一杯)、ダービー2着時の1週前はレーン騎手が跨り5ハロン66秒3(強め)と、過去の調整から明らかに手控えられているのが分かります。
しかも5/26(水)は日本ダービーに出走したグラティアス(8着)の最終追いに騎乗するため、コロナ禍のなか松山騎手が美浦トレセンに駆けつけていました。それを断って翌27(木)に別の騎手を乗せて追い切りですから、どこからどう見ても普通じゃありません。
基本的にサリオスはレース当週の調整は終い重点に留め、実質的な最終追いを1週前に行います(6/2の追い切りは5ハロン70秒2……。軽すぎ!?)。
550キロに迫る超巨漢馬でも急激にガレる(専門用語で馬体が減る)のは気になりますし、クラブ公式に薬品名の記載はありませんけど、投薬治療までしていますからね?
ここだけの話、競走馬の馬体細化には輸送や調教のやり過ぎ以外にも、

【ポイント】
寄生虫による影響
などが考えられます。
表に出ていませんが先日の葵Sで上位に入線したエエデエエデ(仮名)は、前走時にデビューから初めてとなる大敗を喫しました。
ところがレース後に検査したところ、体内からデカい虫が出てきて大騒ぎ。お腹の中がスッキリした葵Sではレースで本来の能力を発揮できた……なんて激裏話が最近あったばかりです(完全オフレコ情報。下手したら馬主にも報告していない!?)。
サリオスが大幅に馬体を減らした原因まで断定できませんけど、調教のやり過ぎで投薬治療は少々不自然ですからね。もしかすると陣営は寄生虫を疑っているのかも?(小宮注。個人の感想です)。
馬に駆虫をします
競走馬の駆虫を解説した貴重な動画。実際に出てくる寄生虫は超グロいです……。
【ダノン2頭出し】ダノンキングリー&プレミアム鞍上決定の怪

お待たせしました!
本日は【ダノン2頭出し】ダノンキングリー&プレミアム鞍上決定の怪と題して、勝負の手綱を託されたジョッキーにスポットを当てたいと思います。
何と言っても注目は今回ダノンキングリーと初コンビを組む川田騎手でしょう。
当ブログを毎日ご覧の読者諸兄はよ~くご存知のとおり、ダノン軍団と川田騎手には

【ポイント①】
馬主の意向
という錦の御旗(みはた)があります。
補足として当初ダノンキングリーは中山記念で復帰予定も体調が整わず回避。レースでは川田騎手が騎乗を予定していました(余談として遠征予定がドタキャンになり阪急杯でダノンファンタジーを藤岡祐騎手から強奪……。やっていることは結構エグい!)。
当時は主戦の戸崎騎手がコロナの検疫期間中で乗れないという表向きの事情があったとはいえ、実態は事実上の乗り替わりになります。詳しくは週刊!戸崎圭太をご覧ください。
詳細は大人の事情により核心部分を期間限定記事(当時)としたので割愛しますけど、今回のサプライズ人事をひと言で説明すれば馬主絡みです(個人の感想です)。
戸崎騎手が先週時点でジョッキー未定だったトーラスジェミニに乗る舞台裏はこんな感じも、

【ポイント②】
ダノンキングリー=戸崎
ダノンプレミアム=川田
ではダメだったのかなと?
毎週末馬券と格闘されているファンには説明不要も、ダノンプレミアムは通算14戦中11レースで川田騎手が騎乗している“お手馬”になります。
そのうち2回は香港遠征で乗れなかったので仕方ないとして、レーン騎手に乗り替わり13着に大敗した昨年の安田記念に続いて騎乗しないのは不可解ですよね?(川田騎手は6着アドマイヤマーズに騎乗)。
真相は関係者しか知り得ませんけど、私が想像するに今回の「ダノンキングリー=川田、ダノンプレミアム=池添」に馬主関係者と川田騎手サイドの思惑が隠されている……と見ています。
全盛期と比べるとピークを過ぎた印象は否めないとはいえ、ダノンプレミアムは初めてブリンカーを装着した昨秋の天皇賞・秋で勝ち馬アーモンドアイと小差4着。ビュイック騎手に乗り替わった香港Cでも先行してコンマ3秒差4着と、馬具効果により復調気配です。
成績的に全くノーチャンスとは思えませんけど、もしかすると実際にレースで騎乗した川田騎手は
「いまのダノンプレミアムでは勝ち負けは厳しい……」
と判断して、ダノンキングリーの方を選んだのかもしれませんね?(「」内のコメントは小宮の勝手な想像です)。
ぶっちゃけた話、川田騎手はダノン軍団関係者から絶大な信頼を寄せられています。今年の安田記念もキングリーorプレミアム。どちらでも馬主の意向(事実上の命令)として乗れる立場です。
以上のことから競馬に絶対はありませんけど、ダノン2頭出しで注意すべきは断然キングリーの方でしょう。プレミアムは最終的にオッズと相談も思い切って軽視もあり!?
2020 天皇賞・秋(G1、東京芝2000m)
⑪ダノンプレミアム(4着)、④ダノンキングリー(12着)
天皇賞・秋では明暗が分かれたダノン2頭……。安田記念では果たして?
【方針転換】3歳馬シュネルマイスター電撃参戦の舞台裏

お待たせしました!
本日はオーナー・サイダー的に安田記念の要注目馬、ノーザンF天栄の刺客シュネルマイスター(馬主:サンデーレーシング、生産:Northern Farm独)を取り上げさせてください。
記事冒頭で紹介したとおり、同馬と断然人気が予想されるグランアレグリアは

【ポイント】
真の所有者(あのお方です)
生産牧場(ノーザンF)
登録上オーナー(サンデーR)
外厩(ノーザンF天栄)
影のトレーナー(各種メディアに多数出演中!)
という共通点があります。
登録上オーナーや影のトレーナーが異なるノーザンFしがらき調整馬のシルクR3頭出しならいざ知らず、こちらは表向きだけでなく裏の所有権も完全一致の同馬主……。しかも3歳馬のシュネルマイスターを、わざわざグランアレグリアにぶつける意味が分かりませんよね?
ここで馬券の取捨に直結するであろう、興味深いエピソードを紹介しましょう。色んな意味でツッコミどころ満載です!(以下はサンデーRシュネルマイスター近況情報より抜粋)
5/9(日) 美浦トレーニングセンター
手塚調教師は「結果を出すことができて良かったです~中略~上がりの馬体チェックで特に問題ありませんが、この時計で走ったことでさすがに疲れていました。この後は秋に備えたいと思います」と話しています。
———-
5/20(木) ノーザンF天栄
6月6日(日)東京・安田記念(G1・芝1600m)に出走することになりました。NF天栄に入場してからの回復が早く、すでに元気一杯です。~中略~状態に不安がないこと、また秋まで適鞍といえるレースが組まれていないので、上記レースに向かうことになりました。
大前提としてクラブ公式情報では公文書偽造が日常茶飯事……と前置きしておきますけど、表向きの調教師が「さすがに疲れていました。この後は秋に備えたいと思います」と語っていた約10日後に、影のトレーナーは正反対のことを言っていますよね?
補足としてサンデーRに限らずノーザンF傘下の1口クラブでは、過去に掲載した近況情報の修正は重大な誤植以外は認めていません。そのため上記のような公式発表に矛盾が生じたとしても、朝令暮改の決定的証拠が残っているのは数少ない良心でしょう(苦笑)
この場ではNHKマイルC当日(5/9)に発表された、手塚師のコメントが本人発言という前提で話を進めますけど
「3歳馬のシュネルマイスターを安田記念に使う必要はない。レース後に疲れが見られたし、既定路線どおり秋まで休養……」
と表向きの調教師は考えていたのを、天の声により一転して緊急参戦に踏み切ったことになります。
これこそ3歳馬のシュネルマイスターをグランアレグリアにぶつけてきた“大人の事情”であり、衝撃の真相はレース当日12時30分頃に公開予定の最終結論までお待ちください。間違いなく今年の安田記念で馬券のカギを握ることになるでしょう!
しかし、ノーザンF天栄に移動して10日足らずでの超回復(!?)。もしかして影のトレーナーはシュネルマイスターに、仙豆(ドラゴンボールに登場する超チートアイテム。1粒食べればどんな傷もたちどころに治ってしまう)でも食べさせたんですかね~(笑)
ドラゴンボール (仙豆)
動画はイメージです。安田記念の出走馬とは関係ありません?
【異例の強行ローテ】グランアレグリアの状態面に迫る!

お待たせしました!
本日は今年の安田記念で文句なしの主役、グランアレグリア(馬主:サンデーレーシング、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。
予想どおり土曜の前売り時点で断然人気に支持されていますけど……。いくら日本の競馬界は某共産圏の国家に匹敵する情報統制下にあるとはいえ、皆さん少々言葉は悪いですが“情弱”すぎませんか?
サンデーR公式や一部メディアでも報じられているとおり、グランアレグリアは5/21(金)に左前脚の蹄球部を気にするそぶりが見られたため、大事を取って翌日は馬場入りを控えています。
その影響を考慮してか中間は通常時のウッドではなく、坂路オンリーでしか追えていません。これは以前から指摘されている爪の状態もありますけど、少なくても私には藤沢和師の「不安があれば使わない」という言葉を、額面通りには受け取れませんけどね~。
当ブログで繰り返しお伝えしているように、

【ポイント】
表向きの調教師に出走ローテの決定権はありません!
真の所有者の代理人である東西外厩の責任者、『影のトレーナー』が握っています(個人の感想です)。
従って仮に、仮にですよ。厩舎サイドから「脚元が気になるから大事をとって出走を回避したい」と申し出があっても、ノーザンF天栄の場長(限りなく実名)から同意を得られなければ不可能です。
競馬界において馬主の命令は絶対――。それを象徴するエピソードを紹介しましょう。
7歳まで現役を続けたゴーゴードンキ(仮名)は牝馬クラシック制覇を始め、G1や重賞レースの常連として長く活躍した名牝です。
しかし、引退レースの直前に脚部不安を発症。調教師の判断で1週前追い切りを見合わせ、オーナーサイドに「万が一のことがあったら取り返しのつかないことになる。レースに使わず繁殖に上げさせてほしい」とのお伺いがありました。
ところが、驚くべきことに馬主の答えはNO。「(自費で引退式の段取りまで済ませているし)出走しないで引退はあり得ない!」と異例の強行参戦に踏み切ります。
上記の出来事は旧ブログでオフレコ情報として限定公開しましたけど、厩舎スタッフの懸命な努力(俗に言う鎮痛剤を使用。仕方なかったとはいえ褒められた行為ではありません)によって、レースは無事に完走。1週前追いをしなかったのに結構上位に来たのには、別の意味で驚きました。
状況次第によっては令和のサンエイサンキュー(詳しくは各自ググってください)になるところを、近代医療の発達によって最悪の事態を避けられた形になります。
あらかじめ断っておくと今回のグランアレグリアと、ゴーゴードンキの脚部不安は程度が全然違います。特に後者は引退式の段取りまでして費用も馬主負担……という裏事情がありましたし、決して同列には扱えないでしょう。
また旧ブログ時に大反響だった『競馬界のドラえもん』に頼めば、蹄球部を気にする程度なら未来ならぬ競馬界のマル秘アイテム(!?)によって、先述したゴーゴードンキのように意外と走れてしまうんですよ~。
上記のケースは極端な例であり、近代競馬においては「脚部不安の兆候が見られる=イラない」とはなりません。安田記念でグランアレグリアの取捨はレース当日12時30分頃に公開予定の最終結論をお待ちください!
2019 阪神C(G2、阪神芝1400m)
⑤グランアレグリア(1着)
4着馬に注目。舞台裏を知る関係者の誰もが安堵した瞬間。無事で良かった!
【グランアレグリアの取捨は(!?)】安田記念の最終結論!

お待たせしました!
◎シュネルマイスター(馬主:サンデーレーシング、生産:Northern Farm)
ここだけの話、先週時点でグランアレグリアには安田記念を回避する話が浮上していたのをご存知ですか?
最終的には大人の事情(察してください)により強行参戦に踏み切りましたけど、グランアレグリアが引っ込めたらシュネルマイスターにルメール騎手が乗る予定でした。
仮にもG1に出走する有力馬の鞍上がレース当週まで『未定』だったのには、上記のような裏事情があります(早い段階で新馬戦1着時に騎乗経験がある横山武騎手を確保していたようです)。
この時点で競馬界のドラえもんがマル秘アイテムを使用(!?)する前提であっても、私個人の見解としてはグランアレグリアに◎は打てません。昨年は同じローテでアーモンドアイが2着に敗れていますし、負けた時の“言い訳”が用意されていますからね?
誰もが疑問に感じるのは真の所有者&影のトレーナーは脚元に不安がある状態で、どうしてグランアレグリアを強行参戦に踏み切ったのかでしょうか。
あくまで私の勝手な想像……と前置きしておくと、良くも悪くも“牝馬”であり、2019年NHKマイルC(4位入線5位降着)、前々走の大阪杯4着。2走前は色々あったとはいえ、戦績に2度傷がついています。
裏を返せば安田記念で負けてもアーモンドアイと同じく名牝の地位は揺るがず、他のノーザンF関連馬が勝てば種牡馬入り後に、マイルの舞台で現役最強牝馬を破った“箔付け”が期待できるんですよ?
結果次第で種牡馬シンジケート価格がウン億、ウン十億単位で違ってきますし、これこそ3歳馬のシュネルマイスターを安田記念に使ってきた裏テーマ(!?)と推測します。
父キングマンは欧州の名種牡馬として活躍中。血統的にもサンデーサイレンスやキングカメハメハの血で溢れかえる、ノーザンF生産馬と配合しやすいのは間違いありません。
上記のような仮定だと真の所有者&影のトレーナー&登録上オーナーが同じ、グランアレグリアとシュネルマイスターを安田記念にぶつけてきたツジツマが合うんですよね~。
正直、連軸としては心の本命馬インディチャンプの方が信頼できそうですけど、今回はピンかパーを承知で“未知の魅力”に賭けてみたいです!
心の本命馬インディチャンプ(馬主:シルクレーシング、生産:ノーザンF)
今週6/4(金)にYouTubeで2021年度1歳募集予定馬を発表したシルクR。
安田記念はノーザンFしがらき調整のG1馬豪華3頭出しになりますけど、私の独断と偏見で筆頭はインディチャンプ……と判断しました。
詳しくは6/1(火)更新の記事をご覧いただくとして、今回は満を持してベスト条件の1600m戦になります。
心配された状態面も3週続けて栗東坂路で51秒台の好時計をマーク。音無厩舎の方で高松宮記念が春の大目標という、真の所有者の意向をガン無視して“お釣り”を残していたのか(苦笑)、調教の動きは2019年1着、20年3着時と遜色ありません。
過去記事で再三に渡り指摘したとおり、インディチャンプは昨年暮れから外厩(ノーザンFしがらき)との連携不足を感じていました(個人の感想です)。
少々言葉は悪いですが種牡馬入りを見すえてスプリントG1奪取という、競走馬の適性を軽視した出走ローテでしたからね?
皮肉にも夢破れたことで久々に影のトレーナーと、表向きの調教師の思惑が一致した形……。今回は得意舞台で本来の能力を出せるはずですし、先述した“大人の事情”により強行観戦に踏み切ったグランアレグリアがパフォーマンスを落とすようであれば……?
日本ダービーは断然人気エフフォーリア(2着)ではなく、単勝11.7倍の伏兵シャフリヤールを本命に抜擢して◎―〇大本線的中!馬連1010円を3万円購入で払戻総額30万円ドカン!
【!】馬券情報のプロがコソッと教えてくれる『隠れ穴馬』

【ポイント】
①想定オッズは5番人気以下
②配当期待値をグッと上げる1頭
馬券情報のスペシャリストが配当を左右する穴の1頭を教えます!
安田記念(G1、東京芝2400m)
【馬券に絶対入れたい隠れ穴馬】