
お待たせしました!
今回の記事も、JRA土日3重賞(金鯱賞、フィリーズレビュー、中山牝馬ステークス)&3/11(木)名古屋大賞典を含む特別編成!
また3/8(月)・9(火)・10(水)は毎日ブログをご覧になっている読者諸兄からのリクエストに応えて、原田和騎手の油断騎乗を取り上げさせてください。
ご存知でない方のために説明すると、2/27(土)小倉6R4歳上1勝クラス(芝1200m)で、原田和騎手は⑰メサテソーロに騎乗して3着に入ります。
しかし、ゴール前で追う動作が十分ではなく、「騎手として注意義務を怠った」として過怠金10万円が課されました。
原田和真騎手の怠慢騎乗
⑰メサテソーロ原田和騎手の動きに注目!
詳しくは月・火・水のブログ及び【期間限定記事】でお伝えしますけど、基本的に今回の事件(!?)に大多数の関係者は原田和騎手に同情的です。
確かに最後までシッカリ追っていれば、2着に残った可能性はあります。ただ、勝ったダノンシティと脚色の差は明確ですし、どんなに頑張っても1着は難しかったでしょう。
また昨今の競馬界を取り巻く情勢を考慮して、厳罰に処した側面もあります(過怠金10万円は騎乗停止を除けば最も重い)。過去にも同様の事例はあったとはいえ、さすがに今回の裁決は過剰反応かなと?
もちろんメサテソーロの馬券を買っていたファンからすれば、原田和騎手の乗り方は油断ではなく“怠慢”に他なりません。
一部のファンからヤラズ、着拾い、引っ張り、不自然騎乗、負け八●長などと、広い意味で同じと誤解(!?)されていますし、その辺の違いを関係者視点で説明できればと、考えている違いです。油断騎乗ダメ、ゼッタイ。
【記事更新スケジュール予定】
3/8(月) 過去にも問題になったJRA騎手による『油断騎乗』
3/9(火) 「油断騎乗=引っ張り?」着拾い疑惑の闇に迫る!
3/10(水) 中央の油断騎乗と地方における不自然騎乗の決定的な違い
3/11(木) 名古屋大賞典(Jpn3、名古屋ダ1900m)の予想 ※当日昼までに公開予定
3/12(金) 中山牝馬ステークス(G3、中山芝1800m)の予想
3/13(土) 金鯱賞(G2、中京芝2000m)の予想
3/14(日) フィリーズレビュー(G2、阪神芝1400m)の予想
【3/8(月)更新】過去にも問題になったJRA騎手による『油断騎乗』

お待たせしました!
本日は過去にも問題になったJRA騎手による『油断騎乗』~と題して、公式の場でジョッキーの非が認められた事例を取り上げさせてください。
あえて“公式”としたのは裁決担当員の性格や気分次第(!?)でアウトになったり、逆にセーフ(お咎めなし)になることが多々あるからです。
今回紹介するレース(下記のYouTube動画を参照)は玉石混交。ジョッキーの立場だと言いがかりに近いジャッジもあれば、厳罰に処して当然の怠慢騎乗まで様々……。これは氷山の一角とはいえ、探せば結構あるんですよ?
怠慢騎乗で騎乗停止処分のジョッキー達(油断騎乗)
一部地方や別ケースの油断騎乗(!?)が混じっています。ご了承ください
上記動画の大多数とメサテソーロ原田和騎手に共通するのは、前の馬を交わす脚が残っておらずゴール前で手綱を緩めたところを、後方から凄い脚で追い込んだ馬に差されて着順が入れ替わっていること。
当たり前ですが競走馬には車と違い、バックミラーやサイドミラーはついていません。ジョッキーには前の馬しか視界に入っておらず、追っても結果は同じだからと腰を上げたところを、後方の馬に交わされています。
馬券を購入しているファンの立場だと油断(怠慢)騎乗になりますけど、これは騎手心理としては、ある程度は仕方ないかなと?
私から言えることはメサテソーロの原田和騎手を含めて、誰もが意図的に負けようと思ってやったことではありません。YouTube動画だと一部疑わしい事例もあったりしますが(オイっ!?)、これだけはハッキリと真実を伝えたかった!
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【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】
【3/9(火)更新】「油断騎乗=引っ張り?」着拾い疑惑の闇~

お待たせしました!
本日は「油断騎乗=引っ張り?」着拾い疑惑の闇~と題して、2011年2/26小倉12R甘木特別2着、メジロガストン黛騎手を取り上げさせてください。
文字どおりトレセン内外を震撼させた、いまなお破られない騎乗停止30日間(開催日9日間)の油断騎乗――。
その直後に起こった東日本大震災の影響で真相は闇の中とはいえ、メサテソーロ原田和騎手を紹介すると決めたからには、避けて通れないでしょう。
ただ、旧ブログからご覧の読者諸兄はよ~くご存知のとおり、この件は非常にデリケートな問題です。
数年前に某競馬兄貴(察してください)と場外乱闘劇に発展した、黛騎手(正確には嫁の水野由加里さん)の事例もあります。余計な揉め事はコロナ給付金詐欺の黒幕馬主X氏だけでお腹一杯ですし(苦笑)、詳細は【期間限定記事】で公開させてください!
小倉競馬でJRA史上最長の実効30日間の騎乗停止処分
甘木特別 メジロガストン 黛弘人
1:15~。ゴール前で腰を上げて2着。結果だけ見ると油断騎乗も……?
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【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】
【3/10(水)更新】中央の油断騎乗と地方における不自然騎乗の決定的な違い

お待たせしました!
本日は中央の油断騎乗と地方における不自然騎乗の決定的な違い~と題して、競馬ファンが誤解しやすい問題点を取り上げさせてください。
【1/27(水)更新】知らぬが仏!? 深すぎる『地方競馬の闇』の記事で詳しく紹介したとおり、中央の油断騎乗と地方の不自然騎乗はレベルが違います。
YouTubeで「競馬 八百長」と検索すると、数え切れないほど某地方競馬場における不自然騎乗が出るわ、出るわ……。
笠松の件が表面化後のレースも珍しくありませんし、詳しくは【期間限定記事】で公開する“大人の事情”により負け八●長を断れないとはいえ本当に酷い!
しかし、現実問題として普段はG1しか馬券を買わないファンの立場だと、広い意味では同じ競馬になります。
これには長年に渡りテレビCMなどで『安心・安全・クリーン』なイメージをファンに植え付けた(!?)、JRAもさぞ頭を抱えていることでしょう。
「HOT HOLIDAYS!2021」
~高松宮記念篇~ 30秒
高松宮記念のCMはラッタッタ~史上1位の出来栄え!?
例えが適切じゃないかもしれませんけど、プロ野球の独立リーグで八●長が行われていたのが「NPB12球団でもやっているんじゃないか……?」と誤解されているに近い状況ですからね?(個人の感想です)。
プロ野球の世界でも大昔に黒い霧事件という……って話はさておき、ネットが普及した現代においてJRAが何度厳罰を処しても繰り返される油断(怠慢)騎乗に神経を尖らせているのは、地方における某劇団員の不自然騎乗と同じに思われたくないからでしょう。
2021年の中央競馬は試練の時を迎えています。年明けのパワハラ問題に始まり笠松の件が飛び火、馬主の身分を悪用したX氏によるコロナ給付金の不正疑惑が明らかとなり、世間から厳しい対応を迫られています。
いずれの問題も臭い物にフタをし続けてきた“ツケ”とはいえ、失った信頼を取り戻すのは容易ではありません。
だからこそ中央のジョッキーには、ファンから余計な誤解を受けない乗り方が求められます。どんな馬であれ誰かが馬券を購入している……。それを忘れないでほしいですね。
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【大人の事情により期間限定記事の掲載は終了しました】
【3/11(木)更新】名古屋大賞典の予想!

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3/11(木) 名古屋11R
名古屋大賞典(Jpn3)
ダ1900m 別定
◎ クリンチャー
〇 ロードブレス
穴1 ウインユニファイド
穴2 ジンギ
佐賀記念で自信の◎を打ったクリンチャーの相手探し――。今回は規定により「G2勝ち3キロ増+重賞3勝以上馬は1キロ増=4キロ増」の58キロを背負いますけど、前走も同斤量での圧勝で割引材料にはなりません。
メイショウカズサ、バンクオブクラウズなど同型馬の存在は気になるも、6枠7番なら無理に逃げる必要は無いでしょう。先手を主張する馬を行かせて2~3番手追走から早めスパート。先行勢には厳しい展開が予想されますし、2頭とも地方交流ダート重賞初参戦ですからね?
どちらも全幅の信頼は寄せられず、相手筆頭には脚質的に〇ロードブレスを指名。川崎記念は前残りのトラックバイアス(馬場傾向)と展開に泣いた形ですし、理想はクリンチャーと◎―〇大本線で仕留めたいところ。
離れた3着争いには気性的にピンかパーのメイショウカズサ、バンクオブクラウズではなく、無理せず着拾いに徹するであろう人気薄を抜擢。御年9歳のウインユニファイドは休養前クリンチャーに先着しており、今回は長期休養明けをひと叩きした上積みが見込めます。
最大の惑星候補は園田の雄ジンギ。過去に戦った相手から地方馬では抜けた存在で、初めての長距離輸送で馬体を大幅に減らさなければ、3着争いに割って入っても驚けません。
【3/12(金)更新】中山牝馬ステークスの予想!

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◎ドナアトラエンテ(馬主:サンデーF、生産:ノーザンF)
詳しくは後述する中山牝馬ステークスのハンデ設定により、ノーザンF関連馬で興味深い動きが見られた◎ドナアトラエンテを中心視。
競馬週刊誌などでも報じられたとおり、当初同馬はルメール騎手の予定でした。
ところが発表されたハンデはまさかの53キロ。普段、ルメール騎手は54キロまでの馬しか騎乗しておらず、53キロで乗るには減量が必要になります。
寒い冬場に急なダイエットは難しいもの。関係者が協議した結果、同馬主&同生産者のアルーシャ(馬主:サンデーR、生産:ノーザンF)に騎乗を予定していた、戸崎騎手とジョッキー交換(!?)が実現しました。
すなわち、スイープセレリタス(馬主:シルクR、生産:ノーザンF)、シーズンズギフト(馬主:キャロットF、生産:ノーザンF)、ホウオウピースフル(馬主:小笹芳央、生産:ノーザンF)を含めたノーザンF天栄調整馬5頭のなかで

【ポイント】
騎手起用から出走ローテの決定権を握っている
“影のトレーナー”の期待値が最も高いのはドナアトラエンテ
であることは明白でしょう(個人の感想です)。
前走で同舞台の中山芝1800mを牡馬相手に重馬場で快勝。13(土)の中山は荒天の予報ですけど、極端に悪化しなければ好勝負必至です。
心の本命馬サトノダムゼル(馬主:サトミホースカンパニー、生産:社台F)
ドナアトラエンテと同ハンデでも、こちらは予定どおり(!?)、田辺騎手が騎乗を快諾したサトノダムゼル。
大前提として田辺騎手もルメール騎手と同じく、53キロは減量しなければ乗れません。
旧ブログからご覧の読者諸兄は覚えているかもしれませんけど、過去には表向き負担重量を理由に大物馬主の有力馬を断った(?)ことも。チャロネグロ事件(17年の天皇賞・春シャケトラでヘグリ、1年近く金子真人HDと疎遠に……)とは何だったのか?
“大人の事情”が絡んだ騎手イジリはさておき苦笑、サトノダムゼルは競馬週刊誌などではジョッキー未定。出走するかもハッキリしなかった馬です。
それにも関わらず田辺騎手が53キロの馬に乗っている時点で、経緯はどうあれ臭いですよね。馬主サイドも何かとワケアリですし、激走気配がプンプン漂っています。
中山芝1800mで不利な8枠に入ったのを考慮して評価を下げた形ですけど、オーナー地元開催(サトミHCは中山馬主協会の所属)替わりでガラリ一変があっても驚けませんよ!
【3/13(土)更新】金鯱賞の予想!

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◎デアリングタクト(馬主:ノルマンディーTR、生産:長谷川牧場)
正直、展開面や枠順を考慮すると、◎を打つべきか迷いました。
M.デムーロ騎手に乗り替わるキセキはゲート次第。金子真人HD2頭出しジナンボー、ポタジェも、前者が事実上のペースメーカー的な役割を務めるかは不透明です。
無難にジナンボーが前に行き、ポタジェが直線勝負に賭ける“前門の虎、後門の狼チームプレー”の布陣と仮定すると、そこまでペースは速くならないでしょう。
脚質的に包まれるリスクがある1枠1番も歓迎とは言い難いですし、あくまで金鯱賞は前哨戦。本当の目標(香港遠征も視野)は先ですからね?
ただ、他馬も本命を打つには帯に短し、たすきに長し。最大のライバルであるグローリーヴェイズに芝2000mは距離不足ですし、金子真人HDの大将格ポタジェも前走は何とかしのぎ切ったとはいえ、底が見えた感じは否めません。
また友道厩舎2頭出しで大魔神・佐々木主浩オーナーの期待馬ブラヴァス共々、いまは時期が悪いかなと?(察してください)。
こんな感じで色々と思案した結果、競馬界にとってデアリングタクトが勝つことが最良……と判断した次第です。
心の本命馬サンレイポケット(馬主:永井啓弍、生産:様似共栄牧場)
オーナー・サイダー的にイチ押しの穴馬は“名古屋の首領(ドン)”、永井啓弍オーナーがスズカ軍団のお膝元中京に送り込むサンレイポケット。
旧ブログからご覧の読者諸兄には説明不要も永井啓弍オーナーは中京馬主協会の元会長であり、名古屋経済界の超大物になります。
2走前の中京戦は日経新春杯の最終結論!で指摘したとおり、大人の事情が絡んだ強行参戦(!?)によるもの。16キロ増が示すとおり馬体に余裕がありました。
それでも僅差4着は地力の証明。この中間は馬体も絞れて調教の動きも良化。土曜の大雨による道悪は大歓迎に加えて、中京芝2000mでは2戦2勝なのも強調材料です。
勝負の手綱を託された秋山真騎手も気楽な立場で臨めますし、2017年の金鯱賞で3着に激走したスズカデヴィアス(単勝66.7倍13人気)の再現に期待します!
2017 金鯱賞
⑧スズカデヴィアス(3着)
これぞオーナー・サイダー馬券術の真骨頂。人気無さすぎ!?
【3/14(日)更新】フィリーズレビューの予想!

お待たせしました!
◎シゲルピンクルビー(馬主:森中蕃、生産:天羽牧場)
心の本命馬ララクリスティーヌ(馬主:フジイ興産、生産:土井牧場)
『阪神ご当地馬主』の人気薄2頭で穴狙い!
両オーナーとも本業は阪神競馬場がある兵庫県の有力者で、どちらも先週のチューリップ賞ではなく、あえて芝1400mのフィリーズレビューに使ってきたのは見逃せません。
◎に抜擢したシゲルピンクルビーは2つ上の姉に桜花賞、チューリップ賞2着シゲルピンクルビーがいる良血。お姉ちゃんと同じローテを歩ませることも可能でした。しかもフィリーズレビューで1勝馬は除外の可能性がありましたからね?
陣営は二ケタ着順に大敗した阪神ジュベナイルFの結果を踏まえて、新馬勝ちした阪神芝1400mで1発を狙っている様子……。森中蕃オーナーは阪神馬主協会の元会長ですし、オーナー・サイダー的に激走があっても驚けません。
心の本命馬ララクリスティーヌも、勝負の手綱を託された中井騎手は馬主サイドが可愛がっている中堅下位ジョッキー(失礼)。19年秋に超人気薄を2着に持って来たのを契機に、ララ軍団の馬に騎乗する機会が増えています。
中井騎手もオーナー関係者の期待に応えるべく、この中間は付きっ切りで稽古に騎乗。先週の追い切りでは不良馬場のCウッドで長めから追われ1F11秒台をマークするなど、大駆けムードを漂わせています。
またシゲル、ララとも厩舎2頭出しで先行担当(!?)が別におり、終いを生かす競馬が予想されるのもポイント。今年のフィリーズレビューは大混戦の様相ですし、2頭とも展開次第でチャンスはありそうです!
先週のオーシャンSはビアンフェ(6人気)が激走!
【!】競走馬のプロが選ぶ馬券候補5頭

【ここがポイント】
競走馬を間近で見てきたプロ(元調教師)だから、どのレースでも馬券になる候補馬を5頭まで絞り込める!
【直近重賞の主な激走穴馬】
フェブラリーS(G1)
ワンダーリーデル(8人気3着)
小倉大賞典
テリト-リアル(11人気1着)
↓↓今週の馬券候補5頭はコチラ↓↓